Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

2022.4.7 古川雄大 The Greatest Concert vol.1 ~collections of musical~ マチネ公演:ふるかわしとちゃぴちゃん

一向に追いつく気配がない観劇レポ…。笑

未だ2022年の春の公演について書いてますが、もうこうなったらマイペースにあげてゆきます。

 

ちなみに現在(2023年9月)は「アナスタシア」再演を絶賛楽しんでおります!

 

===================================

"雄大"城へ、2度目の登城をしてきました!

 

この日のゲストは愛希れいかさん。私の"親"シシィと"親"トートなおふたりの「素」でのやり取りを楽しみにしていました。

 

以下、雑感想メモです。

 

・1部の古川さん、ちょっと歌の調子がよろしくなかったような?声は出てましたし、音程もハズレることはほぼありませんでしたが、ちょいとお疲れモードに聞こえました。高音パートで身体がぎゅーってなるあのクセもちらほら見受けられました。

 

・オペラグラスを持っていったんですが、手持ちで1番舞台に近い席だったので結局使いませんでした。古川さんの立ち位置や、歌ってる時に視線を置きやすい位置が関係あるんだと思いますが、少なくとも5回くらい「今めっちゃ目合ってるな錯覚」があり、そのたびに「絶対逸らさないぞ…!」ってやってたの、我ながら謎行動すぎます。でも♪Waving Through a Window♪の1番Aメロなんて、本当にずっとこっち側向いてませんでしたか…?(きっと気のせい)

 

・やっぱ1部めちゃくちゃ良い。楽しすぎます。次に何を歌うかわかってるのに、イントロでぎゃーってなります←

 

・♪最後のダンス♪はわりと普通(?)に歌ってましたが(低音がしっかり響くようになっていて本当に良かった…!)、♪愛と死の輪舞曲♪はめちゃくちゃキャラクターに入り込んでたように見えました。古川トートは「シシィ好きすぎてつらい…!」みたいな表情が人間らしくて好きです。好きすぎて死にそう!みたいなんだよな。自分「死」なのにね(真顔)

 

・メドレーもめちゃくちゃ良かったです。古川さんのミュージカルの持ち歌(?)って良いメロディーのものが多いと思います。あとちょっと物悲しい調(マイナー調?)が本当によく似合う声ですよね。

 

・2021年の配信ライブを見たときに「この人ミュージカル曲歌うときも役に入らないで素で歌うんだなぁ」と思ってたんですが、今回の怒涛のメドレーでは、イントロが流れた瞬間に雰囲気と声をちょっとずつ変えてきてました。純粋にすごい。「SAMURAI7」の曲(タイトル忘れた)のイントロが流れた瞬間のキリッとした顔と、♪クールヘッド♪のイントロが流れた瞬間のプライド高そうな顔と横柄な歩き方が好きすぎる…(語彙力)

 

・♪マリーアントワネット♪も最初は聴いても何とも思わなかったんですが、何度も聴いてるとじわじわ好きになってきました。♪愛したのはただのあなた 王妃ではない♪の部分が好き…。

 

・♪影を逃れて♪の♪女の肌のように 響きのひだに触れて 僕は震える♪の部分はずっと上手側で歌われていたんですが、手の仕草があまりにもセクシーすぎてそこでいったん記憶なくなりました(完)

 

・2部最初のダンスナンバーも本当に素敵で…!サイレン鳴り始めるから初見では何事かと思ったのと、最初の城主コンセプトどこいった!?ってなるんですけど。城主自らあんなバキバキダンスを披露してくれるんですね…!笑

 

・ダンスナンバーの直後に喋り始めるため、ぜーはーしながら「ようこそ…お越しくださいました…!」みたいになるのちょっと面白かったですw息整えてから話してくださいね…!?

 

・客席参加型がちょっと苦手なヲタクなので、♪ダンシングクイーン♪は恥ずかしくて踊れん…って思ってたんですが、舞台からレクチャーしてくれたので比較的踊りやすかったです。でもやっぱ恥ずかしい(赤面)

 

・突然の「僕はマンマ・ミーアには出てないんですねぇ!」に笑いました。多分みんな知ってるw

 

・日替わりソングは、スカーレット・ピンパーネルの♪ひとかけらの勇気♪。奇しくも歌詞が当時の状況に当てはまっていたような気がしました。

 

・いよいよちゃぴさんのご登場!登場前フリでの古川さんのコメント→「まだエリザベートでしかご一緒してないんですけど、宝塚の作品を何度か見てて。『1789』で『なんだこの人は…!』って思ったし、退団公演の『エリザベート』も本当に素晴らしくて。実際にお仕事一緒にさせていただいたら、とても腰が低いし相手を立てるのが上手な部分もあるし、何より底抜けに明るい方です。4つくらい年下だけど尊敬してる女優さんです」というようなことをおっしゃっておりました。

 

・ちゃぴさん、登場のオケに合わせておちゃめなポーズ決めててかわいかった~~~!ただでさえ小顔な古川さんのさらに半分くらいしか顔のサイズがないのがすごい(語彙力)

 

・ちゃぴさんの「ふるかわしー!」が聞けたの嬉しすぎましたし、古川さんの「ちゃぴちゃん!」も聞けて嬉しすぎました。いつの間にそんな仲良くなったんだね…良かったね…(2019年エリザの時の微妙な距離感を思い出すヲタク)ちなみに確か「ふるかわし」は「古川氏」じゃないんですよね、韓国語で「し」が「〜さん」になるんだったような。

 

・愛「ふるかわしぜんぜんしゃべってくれないんだもん!!!!!!」

古「エリザベートの時は自分の役に必死で…」

愛「まぁ私もそうでしたけど…」

お互いに「今トート/シシィを見たら気持ち的にダメな気がする」と思っていたらしく、裏では相手と目を合わせないようにしてたそうです。そういえばいつぞやの芳雄さんのラジオwith花總さんの回にて、「ちゃぴちゃんと古川くんは全然目合わせてくれないよね!?」ってお話されてたんですが、そういうことだったんですね(レジェンド2人が慣れすぎ&強すぎるのでは疑惑)

 

・2022年の「エリザベート」のお稽古ではこうやって挨拶しようね!ってグータッチする2人がかわいすぎて溶けました。

 

・古「娘役トップになったのって何歳だったの?」

愛「20歳です」

古「え、すごいね!?」

愛「いやいや娘役は早いんですよ〜」

ちゃぴさん、古川さんが褒めるたびに「いやいやいやいやもうやめてくださいいいい」って言いながら中腰になるの面白すぎましたw

 

・古「(客席と)ちょっと距離遠いですね!?近くに行きましょう!」

愛「え!?そんな前行っていいんですか!?」

古「(舞台上手に歩きながら)みなさ~ん愛希れいかさんですよ〜」

愛「わ〜こんにちは〜」

古「昨日ね、いっくん(育三郎さん)にこうやるといいよ!って教えてもらったの」

愛「いっくん、さすがですね」

舞台を上手から下手までお散歩する2人が可愛い…上手ブロックまで来てくれてめっちゃ近かったです…輝きがえぐい…。

 

・ちゃぴさんは優しいというお話から。

古「俺の肩が外れたときもさぁ、真っ先に駆けつけてくれたじゃん!?『大丈夫ですか!?冷やすものください!』とか言ってくれて」

愛「あれびっっっくりしましたよ!?いきなり『あ゛っ』(肩を抑えて膝から崩れ落ちるポーズ)って言うから…!」

古「ジャケット着ただけで外れたのよ俺の肩」(肩を抑えて膝から崩れ落ちるポーズ)

笑い事じゃないんですが、2人の再現ポーズが面白すぎて笑いましたw古川さんの肩はよく外れるらしいんですが大丈夫なの…??????

 

・古「休みの日何してんの?」

愛「うーん、寝てますねぇ」

古「引きこもりかぁ」

愛「あ、でも最近猫飼い始めて…!」

古「猫…!いいねぇ~でも俺ペットは飼わない主義なんだよね…。ほら、俺より絶対先に死んじゃうじゃん…………」(テンション低)

 

古「(ちゃぴさんの猫は)男の子?女の子?」

愛「男の子です!」

古「じゃあさ、俺女の子飼うから、ちゃぴちゃんの猫とお見合いさせよ!」

愛「え゛?あ、はい…!」

お花様回もそうでしたが、ヅカOGさん相手にまぁまぁとんでもないこと言い出すのなんでですかw

 

・今度はダンスで共演したいね!とおっしゃっていましたが、そうだよなんでこの2人でダンスナンバーを歌わない…!?(今さら)

 

・歌唱曲は

♪私が踊るとき♪(エリザベート

♪あなたを見つめると(スカーレット・ピンパーネル)*ちゃぴさんソロ曲

♪エメ(ロミオ&ジュリエット)

 

・エリザもロミジュリも予想の範囲内ではありましたが、古川ロミオとちゃぴさんジュリエットは貴重…!とはいえ、ちゃぴさんジュリエットはおそらくハチャメチャに強いので、ロミオの手を取ってヴェローナから脱走しそうでしたが…。

 

・ちゃぴさんソロ曲は存じ上げなかったんですが、この日古川さんがスカピンの歌を歌うから、そこに合わせて自分が歌ったことのないスカピンの歌を選んだそうです。なんという心遣い…!

 

・本編最後の♪私たちは泣かない♪、古川さんが自分とお客さんの関係性を「マリーとフェルセンみたいに、離れ離れになっても絆は結ばれてるから…」みたいに言い出して、「キャラじゃないこと言うの照れる」と勝手に照れてました。笑

 

・で、そんなことを言ってたわりに、最後の最後、「皆さん今日はおいしいもの食べて、ゆっくりお風呂に浸かって、ちょっと早めにベッドに…あ、布団でもいいんですけど(笑)入ってくださいね。そして夢でお会いしましょう☆」と締めてたので、にこにこしてしまいました。笑