Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

2024.8.2 ミュージカル「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」マチネ公演:輝くダイヤモンドのように

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橋本ジドラー以外、違うキャストの回&スケジュールの都合がつくところ!と日程を決めたら、前回から3日しか空かなかった…。というわけで、怒涛のMR!週間でした。

 

ちなみに翌日に急遽「オペラ座の怪人」を観劇したので、久々の2日連続観劇でもありました。

 

昨年の望海サティーン&井上クリスチャン回は、2幕終盤で中断した回だったため(あれはあれで貴重でしたが)今回は中断もなく、無事に全編通して楽しめて良かったです。

 

2回観て思ったこと。

ティーン役のお二人が大変素晴らしかった…!

 

キャスト別感想でも書きますが、特に望海サティーンの役作りが段違いで良くなってたと思います。初演も良かったけど、さらに完成度を高めてきたなという印象でした。

 

現帝劇でMR!を観るのはこれで最後か…と思うとなんだか名残惜しくて、終演後はちょっとだけその場に残り、あの独特な雰囲気を堪能してました。日本で上演してくれて本当にありがとう…(拝)


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前回と今回で、ボヘミアンズトリオはまるっきり別々のキャストでの組み合わせでした。前回の甲斐×上川×中河内、今回の井上×上野×中井の組み合わせがすごくしっくり来たなぁ…。

 

それぞれ年齢が近い…のでしょうか?甲斐クリスチャン組はやんちゃ&わんぱくなトリオで、井上クリスチャン組は少し大人びた、でも熱いトリオで、色がはっきりと違っていました。どちらのトリオも素敵!


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以下、キャスト別感想です。

 

上野ロートレック、中井サンティアゴ、加賀ニニもそれぞれ素晴らしかったけど、感想メモできるほどしっかり見られなかったので、それ以外のプリンシパルキャストの感想を残しております。

 

【サティーン:望海風斗さん】

色気えぐっ!?!?!?!?!?!?

 

いや、初演の時もセクシーなお姉さまではありましたが、どちらかというと平原サティーンの方がセクシーさはあったような気がしたので…。

 

視線の投げ方や身体の使い方(特に公爵への絡み方)、表情の作り方がとんでもなく色っぽくて、サティーンがメインではない(けどそこにいる)場面で、ついつい望海サティーンに目が釘付けになってしまいました…。

 

特に♪So Exciting!♪と♪Sympathy for the Duke♪での、公爵とのコミュニケーションの取り方が「これ真っ昼間から見ていいやつじゃないです!!!!!!!!!!!!ごちそうさまでした!!!!!!!!!!!」でした(?)伊礼公爵との歌と芝居でのやり取りが、あまりにもエr……セクシー………(自重)

 

・色気が格段にアップしたことにより、初演では井上クリスチャンとは最初から対等に恋愛していた印象でしたが、今回は(井上クリスチャンのお坊ちゃん感が増したこともあり)1幕の出会いのシーンは完全にクリスチャンを手玉に取っていて、今回の関係性の方が圧倒的に好きでした…!私も来世は望海サティーンに振り回されたい(真顔)

 

・初演でこのペアを観たときは、井上クリスチャンのラストの芝居に泣かされましたが、今回は望海サティーンのラストの芝居に泣かされました…(涙)

 

自らの命を絶とうとするクリスチャンに向かって、サティーンが♪Come What May♪を歌い始めるんですが、いきなり歌い出すのではなく最初の♪あーいしてるー♪は「愛してる!」って、とっさに出た叫びみたいになってたのがめちゃくちゃ刺さりました…。

 

その後の亡くなるまでのセリフも、本気で泣きながらクリスチャンに語りかけるので、こちらももらい泣きしました。

 

【クリスチャン:井上芳雄さん】

・今回は他舞台の稽古もないですし(真顔)、よりクリスチャンにしっかり向き合えたのか、45歳という年齢をものともせず、さらに若々しいクリスチャンになってました。

 

芳雄さんのすごいところは、あえて「若々しい芝居」をしなくても、声のトーンや表情や仕草を操ることで、「井上芳雄」そのままなのに、しっかり「クリスチャン」になるところ。初演も今回も、歌うとやっぱり貫禄あるなぁってなるんですが、お芝居はとにかくいい意味で青さを感じました。

 

・甲斐クリスチャンは初演でわかりやすく闇落ちしていて、再演ではそれが少し控えめになってた印象でしたが、井上クリスチャンはまるっきり逆で、闇落ちの「落ち方」がより鮮やかでわかりやすくなってました。

 

♪Chandelier♪で打ちのめされ、♪El Tango de Roxanne♪でその嘆きを解き放ち、サティーンに振られた後の♪Crazy Rolling♪ではまさしく狂気に堕ちていくかのような、嘆きから怒りに変わる感情の流れをものすごくスムーズに、かつドラマティックに魅せていて、今回はそこが一番印象的でした。

 

特に♪Crazy Rolling♪では、冒頭の♪覚えてる…覚えてる…♪から最初のサビまで(=舞台奥で歌ってる部分まで)は、圧倒的に「嘆き」の感情を多めに表してるんですが、その後の2番(?)Aメロからは徐々に「怒り」の感情が強くなっていき、♪どうやって君を連れ去ろうか♪や♪暗闇ごと呑み込めばいい♪(だっけ?)とか、ところどころ唸り声のような、聞いたことのない歌声になっていて本当に怖かったです。人間としての感情を手放し、獣にまで堕ちてしまったかのような歌声。芳雄さんのあんな声は初めて聴いたので、この人にはまだ引き出しがあるのか…!と驚きもありました。

 

・冒頭でクリスチャンが舞台上手袖から登場するとき、あたりを見まわしながら歩く井上クリスチャンが、ふと象に目を留めた瞬間に視線をすっと落としていて、サティーンとの想い出に満ちた象を見るのは、あの時点でもまだつらいんだな…と、お芝居の細かさに冒頭から感激してました。

 

【ジドラー:橋本さとしさん】

・終演後に近くにいたリピーターらしき方いわく「結構セリフ間違ってた」らしいんですが、全然わからなかったからいいと思います(ダメです)

 

・3日前のソワレよりもテンション高めだった橋本ジドラー。この日もめちゃくちゃ愉快で楽しくて、シリアスなシーンでの芝居はしっかり締めてくれてました。本当にめちゃくちゃハマり役!

 

・ラストの劇中劇本番、一応劇中劇の役柄を保ちながらセリフを言って、完全に捌ける直前に振り返ってサティーンを見る表情が本当に悲しそうで…(涙)あの一瞬であそこまで伝えられるのすごすぎる…。

 

【デューク公爵:伊礼彼方さん】

今年も最高にイヤな奴でした!!!!!!!!!!!!(※褒めてる)

 

・とにかくハチャメチャにかっこいいのに、それを上回る嫌味な感じと、今年はそこに「恐ろしさ」も感じさせてきた伊礼公爵。

初演でも「なるほど、この人はやろうと思えば自分の欲望のために人を殺すな…」と思ってましたが、今年はその部分がより濃くなってたと思います。

 

というのも、2幕中盤でサティーンに対してクリスチャンと縁を切るよう脅すシーン、望海サティーンが本気で怖がってるようにしか見えなかったので…(というくらい脅しの芝居が怖かったです…)

 

・ということで印象が変わった、というのはあまりなく、初演のキャラづくりのまま、そこを深堀りした印象でした。

 

パワーアップしたポイントで言うと、どうやら初演は楽譜に忠実に歌うことを海外スタッフから言われてたらしいのですが(出典:パンフレットに載っていたサティーン&クリスチャンの対談からの情報)、今回はそれなりに自由に歌ってもOKだったようで、伊礼公爵は特にアレンジを利かせて歌ってました。これがものすごくかっこよくて、正直オリジナル越えてました(※個人感)


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新しい帝劇でも、またMR!が観られますように!私はその頃一体何歳になってるんだろうか!!!!!怖すぎます!!!!!笑

2024.7.30 ミュージカル「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」ソワレ公演:最前列から観た"Rouge"な世界

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MR!2024年公演、開幕から1ヶ月以上経ってやっとMy初日でした。

 

節操のないヲタクなので、開幕直後に観たら確実にチケット買い足しちゃうだろうなぁと思い、「今年のMR!は2回だけ」という初志貫徹を守るべくこの日まで我慢しました。

 

そんな我慢が功を奏したのか(?)なんとこの回はXA列下手側の席!夢にまで見た帝国劇場最前列でした…!


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大体の作品はオケピがあってXA〜XC列はつぶされてるので、観る作品によっては本当の最前列って座れないですし、加えてMR!はかなり珍しい【劇場内の撮影OK】な作品ということで、自席からの眺めを撮ったり舞台を背景に自撮りもできて、すごくいい思い出になりました。

 

MR!、やっぱりめっちゃ楽しかったなー!究極のエンターテイメント作品ですよね。再演はしばらくなさそうですが、絶対定期的に上演してほしいです。あの象さんと風車を眠らせておくのはもったいない…。

 

もともと日本版MR!はかなり芝居の要素が強いらしく、海外の(特にBW版)MR!をみると全然印象が違うらしいのですが(あちらは「泣ける」とかはほぼ無いようです)、今年の日本版は輪をかけて芝居要素強めなMR!になってた気がしました。間近で観たからってこともあると思いますが、1人1人のお芝居が本当に細かったです。


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以下キャスト別感想です。

 

本当に申し訳ないのですが、中河内サンティアゴと藤森ニニに関しては「ダンスがすげぇ」以外の感想が思い当たらず、この2人以外のプリンシパルキャストの感想を残しておきます。


【サティーン:平原綾香さん】
・初演の井上クリスチャンとの回でもそうだったんですが、私は平原さんの芝居にとても弱いみたいです…。今回もそのあまりの迫真のお芝居にめちゃくちゃ泣かされました。

 

特にグッときたのは、公爵に脅されてクリスチャンを無理やり振るシーン。平原サティーンの『一世一代』の嘘の芝居は、わかってても本当にクリスチャンのことを嫌いになってしまったかのように見えました。嘘なのに本気にしか見えなくて、でもクリスチャンの姿が自分の視界から消えた瞬間に表情が苦しそうに歪んで、瞳に涙が溜まっていくのが肉眼でもわかって、辛い気持ちがダイレクトに伝わってきました。

 

その後ちょっと場面は飛ぶんですが、♪Crazy Rolling♪のジドラーとの会話後のサティーンのソロパート。本当に目の前で平原サティーンが歌ってたんですが、苦しそうに鏡を見つめながら血走って潤んだ瞳で必死に歌っていて…。きっともうサティーンの寿命はとっくに尽きてるはずなのに、クリスチャンへの愛だけで命をなんとか燃やしている、そんな姿を目の当たりにしたらこちらの涙も止まらなくなってしまいました。

 

・初演で気づいてなかっただけかもしれませんが、病魔が徐々にサティーンの身体をむしばんでいく過程が、いたるシーンでなんとなく感じられてるのが「今年の芝居細かくなってるなぁ」と思った理由の一つでした。

 

みんなで芝居の稽古をしているシーンや、公爵とのデートのシーンで、ときどき胸や首元に手を当てて苦しそうな表情をしていて、なんとか発作が出ないように我慢してるんだろうな…という様子が、特に2幕のいろんなシーンで見てとれました。

 

・1幕の華やかなディーバっぷりは相変わらず素敵でしたが、例えば「象の部屋」に一人でいるシーンでは、いい意味で年齢相応のくたびれた雰囲気も醸し出していて、サティーンのセリフにある通り、公爵という貰い手を逃したら彼女はこのまま歌えなくなって踊れなくなって静かにフェードアウトしていくんだろう、というオーラを感じられたのも、ある意味しんどかったです。

 

・♪Chandelier♪で緑の妖精に扮した平原サティーン、色素薄目なカラコンをつけてることもあって、緑の照明を反射した瞳が本当に「この世の者ではない」オーラを醸し出していました。これも舞台に近いからこそ見えたんだろうなぁ。

 

・カーテンコールでは、甲斐さんがキスをぶん投げるのをマネして、舞台の前方まで走って客席に向かってキスをぶん投げたら、上から「MOULIN ROUGE」の電飾が下りてきたので慌てて逃げててかわいかったですw

 

【クリスチャン:甲斐翔真さん】
・初演のプレビュー公演ではとにかく突っ走る!で、公演期間終盤ではその勢いがしっかり(いい意味で)調整できていた甲斐クリスチャン。

 

今回は、特に2幕はわかりやすく狂気に落ちるというよりも、青白い炎が静かに燃えてる感じで、お芝居の面でより成長を感じました。狂気に堕ちる=ときどきニヤっと笑う、という初演の芝居も好きなんですが、今回の、表情にはわかりやすく出ないけれど目から光が失われているのも良かったです(良かったです?)

 

・1幕は、ひょっとしたら初演よりもわかりやすくサティーンに恋してたかも?サティーンと初めてのキスを交わした後、サティーンが自分の勘違いに気づくんですが、クリスチャンに向かって「あんた誰!?」って聞いたら、「人って、芝居なのにこんなにも『好き好き大好き』って顔ができるんか」ってくらいのデレデレの極致みたいな表情で、「ぼく?ぼくはクリスチャン♡」って答えてて笑いましたwあの強烈なデレデレ顔、一生忘れない気がします。笑

 

・♪Elephant Love Medley♪では、平原サティーンの仕草や表情を、甲斐クリスチャンがマネする流れがあったんですが、平原サティーンが歌いながら手でハートマークを作って投げキスをしたら、甲斐クリスチャンがそれをそのまんま(自分が歌うパートなのに)強引にマネしてて、平原サティーンが歌いながら思わず吹き出してましたw


・クリスチャン堪能席だったので、細かく楽しめて最高でした。

 

まずは冒頭、クリスチャンが舞台上手側からゆっくりとこちらに歩いてくる場面。もはや舞台袖から歩いてくる姿から見えてました。甲斐クリスチャンが登場して歓声があがって湧きあがる会場に、思わずちょっと口角上がっちゃってるのも見えましたし、目の前で立ち止まって少し間を取ってからスッと「MOULIN ROUGE」の電飾看板を持ち上げる一連の流れも死角なしで見えました。

 

2幕冒頭は、いわゆる「初恋シート」付近に座ってたので、多分XC列あたりの人に「(あなたの初恋は)どうだった?」とにこやかに聞いてるのも目の前で見られました。

 

その後の♪Backstage Romance♪、ダンサーさんたちのかっこいいダンスを間近で堪能するぞ!って思ってたのに、甲斐クリスチャンがずーーーっと目の前(=舞台下手袖)に立って楽しそうにしてたので、結局ダンサーさん全然見られなかったですw

 

♪TOXIC♪をでかい声でノリノリで歌ってたり、指2本で自分の目を指して誰かに「見てるよ」みたいなジェスチャーしてるなと思って彼の視線の先を見たら、平原サティーンが舞台上手の端っこに立ってて「舞台の端と端でいちゃこらすな!!!!!!!!!!」って私の中のノブさんが叫んでました(突然の千鳥)

 

・もし私に絵心があったら絶対絵に書き起こしてるんですが、♪El Tango de Roxanne♪で公爵の回想セリフがリフレインする部分、虚ろな目をした甲斐クリスチャンが舞台下手側に歩いて来て、大サビ直前で半身だけターンして客席に背を向けるんですが、その瞬間のロングコートの裾のはためき方が「ロングコートのはためかせ方のお手本」みたいな、本当に美しいはためき方で私はなぜかそこに異様なほど感動していました(謎)あのほんの1秒程度の光景、あまりに美しかったので生涯忘れないと思います。

 

ちなみに♪Crazy Rolling♪冒頭の甲斐クリスチャン、最前列からは姿が1ミクロンも見えず、♪覚えてる…覚えてる…♪って声が虚無の向こう側から聞こえてきてちょっとおもしろかったですw

 

・公爵が選んだ「馬鹿げた服」を着たサティーンを見る甲斐クリスチャンの芝居が細かかったのも印象的でした。

 

ティーンのことは見ていたいのに、公爵が「彼女は私のもの」と主張するような服を彼女が着ているのは見たくない、とサティーンの方に視線を向けるけどたまらず目をそらす…そのうちにどんどんとフラストレーションが溜まっていって、芝居と現実があやふやになっていく流れがわかりやすかったです。

 

・♪El Tango de Roxanne♪、歌唱キーは低いままでちょっと残念だな~と思ってましたが、去年2回観て2回とも遭遇しなかったOPT UPバージョンを聴けたので私大優勝でした(♪あーいしてーーる↑↑↑↑↑↑↑)

 

【ハロルド・ジドラー:橋本さとしさん】
・去年は4回中1回しか橋本ジドラーを観ることができず、個人的には橋本ジドラー派だったので、今年は2回とも橋本ジドラー回を選びました。

 

もーーーうやっぱり最高に素敵!わりと自由人なので、多分ちょいちょいセリフとか間違えてるっぽいんですが…。笑

 

コミカルとシリアスの演じ方のメリハリがとても利いてて、本当にハマり役だと思います。あとやっぱり歌うめぇ(って思ってたら「ラブ・ネバー・ダイ」のファントム役に選ばれてたので、そりゃ歌うまいわけだなと思うなど)


・橋本ジドラー\ケツをだせー!/

お尻をぷりっと突き出す甲斐クリスチャン

橋本ジドラー\いらっしゃいませー!/


毎回律儀に変えてるんだろうな…w


・劇中劇のセリフをロートレックに相談するシーン、ロートレックに「どっちでもいい」みたいなこと言われてほっぺぷく~~ってしてた橋本ジドラーかわいすぎません?


・橋本ジドラー、サティーンに公爵とやり直してこいって言葉では伝えてるのに、言ってるときの表情があまりにもつらそうで…。本当はそんなこと言いたくないのにって顔してました…。


・ジドラーの台詞、「サティーン、口紅もう少し…」が「サティーン、ルージュもう少し…」に変わってました。タイトルと英語に合わせたのかな?(英語だとbit more rouge,yes?ってセリフだったような)あとルージュの方が響きがおしゃれですね(?)

 

【トゥルーズ・ロートレック:上川一哉さん】
・上川ロートレックは初演とあんまり印象が変わらなかったです。サティーンとクリスチャンを見つめる目が寂しげなのがいいよなぁ。

 

【デューク公爵:Kさん】
・K公爵は、初演だと器の小さな成金みたいな印象だったんですが(ひどすぎる)、今回は「あ、この人もしかしたらクリスチャンと同じく貧乏青年からのし上がった人なのかな」と思えました。なんか泥臭さを感じるというか…今は洗練されてるんですが、なんか苦労してそうなオーラも感じました。実は結構無理して「お金持ち」を演じてそうだったな…。

2024.7.9 Yuta Furukawa 15th Anniversary Live Tour ~Delicious Birthday~:祝★古川雄大37歳

 
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古川雄大さん37歳の誕生日をお祝いしてきました!

 

当日にお祝いできたのは個人的には5年ぶり。ハマりたての頃に運よく「エリザベート」の古川さん誕生日公演を観劇した以来でした。

 

各都市公演とは違い、東京ガーデンシアターはキャパが6,000(!?)とかで、私は相変わらず2階席(バルコニー1)だったので、広くなった分ちょっと楽しめなくなるかなぁと思ってたんですが、全然そんなことなかったしむしろ東京が一番楽しかったかもしれない(手のひら返し)

 

グッズ買いすぎましたし(でもどれも実用的だからいいんだ…)ガチャなんて3公演で14回もやっちゃいましたし(これは完全に計算外…でもちゃんと種類としては全グッズ出たからいいんだ…)お祭り感たっぷりで、ぼっち参戦でもめちゃくちゃ楽しかったです!

 

以下、感想メモです。

 

・古川さんの登場の仕方が、三郷と同じになってた…!床下からぴょーんと飛び出して着地してからの「う~ん、Delicious」でにっこりポーズ!

 

今回は会場がでかすぎたので、ステージ両脇にでかいモニターがあったんですが、そこにドアップで映し出される古川さんのちょっとぎこちないDeliciousポーズと表情がかわいかったです!

 

・公演中、モニターに曲名とリリース年と歌詞載せてくれて大変ありがたかったんですが、ずっと凝視してたわけじゃないのに全編通して多分10個くらい歌詞に誤字脱字見つけたので、そこはWチェックとか入れてくれよ…と思ってしまいました…。笑

 

・アリーナのセンターに花道があったのも、これまでの公演とは違うところでした。なるべく客席との距離を縮めるべく頑張ってくれて嬉しいなぁ…。

 

・♪燃えよ太陽♪のラストの振りつけ好きだな~~~語彙力なくてどんな振りか説明できないんですけどね…(真顔)

 

・あと多分♪燃えよ太陽♪のときだったんですが、古川さんがセンターステージで歌ってる時に歌詞を思いっきり間違えて「歌詞間違えた!でもいいでしょ!」って開き直ってましたw

 

・♪Summer Time♪、♪僕が~き~みを~幸せにします♪の「きみ」の部分で客席に向かって手を広げてて「いつのまにそんなアイドル仕草を覚えたんですか」(リプライズ)ってニヤニヤしてました(ニヤニヤ)

 

・♪アナタノトリコ♪は何回聴いても「…すき!!!!!!!!!!」ってなっちゃいます(語彙力ゼロ)メロディーも歌詞も全部ツボ。そこにプラスしてダンスがあったので最強楽曲になってしまった…。

 

・♪I’m a dreamer♪がなくなって♪Wonderful Days♪に飛んでたので「あ、バースデー仕様なのかぁ」と思ってたんですが、この後結局4曲追加されてたので、東京公演だけちょっと長かった…のかな…?

 

・♪Je m’appelle Lupin♪、このでかい会場で客席降りするのかな…と思ってたら、真下の客席扉から出てきたようでした。

 

イントロ部分でダンサーさんが出てきたときに、岡崎さん(かな?)が新聞を持っててモニターに映ったんですが、古川さんの写真と共に「解凍(怪盗)紳士あらわる!」って書いてあって、その直後に客席にいる古川さんがキメ顔しながらソフトクリームのおもちゃを持ってて爆笑しましたw

 

・♪愛と死の輪舞♪のどこかでオペラグラス越しにめちゃくちゃ目が合いましたありがとうございました(?)古川さんのライブは、絶対1回は「なんか目が合ってるな~~~~」モーメントがあるので、向こうはそのつもりがなくとも、こちらの満足度は勝手に高くなってます!!!!!!!!!

 

・♪最後のダンス♪のシャウト部分、やっぱり音声さんにマイク切られちゃってて…………。でもあの爆音演奏の中でもちゃんと古川さんの生声シャウトが聴こえてきたので、あれはあれで良かったです(?)

 

・♪最後のダンス♪の後、♪僕こそ音楽♪のイントロが流れた瞬間に会場がめちゃくちゃ湧きました。

 

三郷公演のとき「え、ヴォルフガング歌ってほしい?それはもうちょい先まで待ってて」っておっしゃってたので、本公演まで披露されないかと思ってたらまさかのここで…!

 

そして古川さんが歌う♪僕こそ音楽♪、またさらに進化してて本当にびっくりしました。もうこの楽曲に関しては、完全に自分のものにしてると思います。とっても自由自在に歌いこなしてました。

 

・♪qp♪のイントロ、通常版だとギターのメロディが前面に出てるんですが、今回のライブではピアノの裏メロが前面に出て聴こえてて、かっこいいけどちょっと切ない雰囲気もあったのがすっごく好みでした。あの音源がブルーレイで残るのも最高に嬉しい…!

 

・もうひとつ♪qp♪、今回こそ最後の歌詞間違えずに歌ってくれるかな…って思いながら聴いてたんですが、♪今 僕が証明する♪と歌いながらモニターを凝視した古川さんが発した次の言葉が♪q~~p~~理想の世界~♪だったので、心の中で盛大にずっこけましたwこれ大阪公演はどうだったのか知りたいんですが、こんな歌詞ミス気にしてるヲタク他にいないだろうからなぁ…(個人的に好きな歌詞の内容の着地の仕方?だから私はこだわってるだけです←)理想の世界にすべく、ぜひ次回のライブでもダンスしながら歌ってください!!!!!!!!!!!!

 

・♪どうなってんの?♪の歌詞、モニターに映ったおかげでやっと何歌ってるか理解できましたwちなみにこの日、物販で30歳記念ライブのDVDを購入したら、この曲がセットリストに入ってて歌詞カードもついてたので良かったです(万歳)

 

・♪Baby♪は他会場と変わらず客席降りしてて、結構まんべんなく回ってたからめちゃくちゃ大変そうでした…2階席の民(たみ)は上から眺めるのみでしたけど…。

 

・古川さんが「みんなにプレゼントがある」と、新曲♪Delicious♪を披露してくれました…!2年ぶりの新曲!!!!!アーティスト・古川雄大の楽曲大好き民の私、大勝利です!!!!!!!!(全力でガッツポーズ)

 

古川さん自身もおっしゃってた通り「ちょっと大人の色気があるメロディ」でおしゃれな雰囲気の楽曲でした。

 

あとイントロだったかな…?あれ、なんかこのメロディ聞き覚えある…?ライブの中で演奏されてなかったっけ?って思ってたら、「♪Wonderful day♪から♪Je m’appelle Lupin♪の間にバンドが演奏してたので、実は三郷公演からみんな新曲聴いてたんだよ~!」と古川さん。サプライズの仕込みうますぎん…!?

 

・新曲を歌った流れでいきなり♪POISON♪のイントロが流れてまたまたびっくり。いきなりすぎて何事かと思いましたが、そういえば研音イベントで♪POISON♪歌ってましたね。私は同イベントで歌っていた♪LA LA LA LOVE SONG♪のカバーを永遠に待ってる民です(真顔)

 

・バースデーサプライズについて。入場時に配られたチラシ類と一緒に「サプライズについて」の流れを書いた紙も入っていて、その流れに沿って客席側から古川さんにサプライズを仕掛けました。

 

グッズコーナーで古川さんから、今回のグッズのデザイナーが誰かを発表

古川さんの甥っ子・るいくんがバースデーメッセージを描いたボードを持って登場する

そのタイミングでバンドがバースデーソングを演奏する

会場全員でバースデーソングを歌う

るいくんの合図で\おめでとう/コール&銀テープが発射される

 

という、段取りが大変しっかりしたサプライズでしたwこういうの初めて参加したかも…。

 

古川さんは「どこかでサプライズが来るだろう」と予期してたみたいですが、やたら統率がとれたサプライズにびっくりして挙動不審になってましたw

 

まずは甥っ子くんに「え、お前リハのときあんなガチガチで緊張してたのに?」みたいなことを聞き、客席には「みんないつ打ち合わせしたの?」って聞いてました。笑

 

それに対して客席は\Fuuuuu/の歓声でごまかすという展開にw「\Fuuuuu/じゃないのよ!開演前に打ち合わせたの?」って再度聞き直す古川さん、\Fuuuuu/を返す客席wなぜか\Fuuuuu/を返す古川さんwめちゃくちゃ笑いましたw

 

それにしても甥っ子くん、めちゃくちゃしっかりしててびっくりしました。小学校6年生らしいんですが、6,000人を前に全くものおじすることなく、「雄大おじさん」とほっこり&面白いやり取りを見せてくれました。大きなケーキを前にして古川さんより先に食べようとして、「おまえ何先に食べようとしてるんだよ!?」っておじさんに怒られてましたw

 

古川さんが甥っ子くん(たち)を溺愛してるのは知ってましたが、るいくんが舞台袖に退場するときに「今度Switchの新しいソフト買ってあげる!」って言ってて、本当にただの「親戚のおじさん」で笑いましたw

 

・♪Love me♪でセンターステージに立った古川さん、こっち向いてるな~と思ったので周りのファンの方々と一緒にペンライトを\わ~~〜/って振ったら、古川さんも\わ~~〜/って手を振ってくれたので、チケット代の元はあそこで取れました!!!!!!!!!

 

・アンコール1曲目の♪指先、手♪の後、「実は水面下で進んでたサプライズがもう1個あって…」とおっしゃるので何事かと思ってたら、なんと「新曲がもう1曲ある」と。バンドメンバーとスタッフ2名以外には一切知らされていない極秘の新曲だったらしく、今回のツアーを通して古川さんが感じたことを曲にした♪君がいるから♪という楽曲でした。

 

歌詞がめちゃくちゃ沁みる楽曲で…。ファンのみならず、周りで支えてくれる人たちに向けた内容で、すごく愛が詰まった曲に感じました。もちろんサプライズなのでモニターには歌詞が映りませんでしたが、だからこそしっかり古川さんの歌声を集中して聴けました。ライブ後、FC会員向けに歌詞を載せてくれたのも嬉しかったな…何度か読み返してしみじみしておりました…。

 

・♪Starting Days♪の前、言葉をぽつりぽつりと選びながら自分の気持ちを伝えてくれたのと、目をちょっと赤くしながら一筋だけ涙を流して歌ってた表情と、「これから40歳までにまた新しい景色を観たいと思っているので、あと3年………いや、一生ついてきてください」という真剣な言葉が、どれも印象的でした。

 

・わりと幼少期からヲタク気質な人間なので、これまでさまざまな人やモノにハマってはいましたが、古川さんの舞台やライブなぜか遠征しちゃったり、普段は買わない雑誌もぽつぽつ買っちゃったり、グッズもわりと買っちゃったりするの、自分でもすごく不思議だなと思ってました。が、今回のライブを観て自分の中で腹落ちした気がします。

言語化すると長くなりそうだからしないんですけど…)

 

見れば見るほど沼の底にひきずられていく人。こうなったら一生………はちょっと約束できませんが(いきなり慎重になるヲタク)、なるべく細く長くでも応援していきたいなと思ったライブでした。

 

37歳の古川雄大に幸あれ!

 

 

あ、ちなみにMCのネタは「新しいギターを御茶ノ水に買いに行った話」と「高校の頃、憧れられたくて応援団をやったけど、そのせいで高校時代全然モテなくなった話」でした(省略)

2024.6.30 Yuta Furukawa 15th Anniversary Live Tour ~Delicious~長野公演:Stay Green

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古川雄大さんライブツアーin長野に行ってきました!今年上半期だけで2回も長野に行くなんて(そして観光を一切せずにとんぼ返りするなんて)思ってもみなかったなぁ。

 

結構意外だったんですが、どうやら凱旋ライブは初めて?だったようです(違ってたらごめんなさい!)客席の半数以上は私のように県外からのファンだったと思いますが、地元の方もたくさんいらっしゃるんだろうなという雰囲気でした。「おかえり~」という歓声が飛び交っていて、「LUPIN」長野公演でも思いましたが凱旋公演っていいよなぁ…空気感があたたかいんですよね。

 

今回のライブを観るのは2回目ということもあり、よりじっくりと"Delicious"なライブを楽しめたと思います。セットリストの曲ごとに感想メモしておきます。

 

1. SUNDAY

・古川さんの登場の仕方が、三郷とは違ってたなそういえば。三郷では、セットの下からぎゅいん!って飛び出して着地&ポーズしてましたが、長野では舞台後ろにある階段を駆け上がってきて(この間、客席からはその導線があまり見えないようなライティングになってたはず)そのままポーズしてました。「う~ん、Delicious」でほっぺたに人差し指当ててにっこりするの、かわいすぎて反則です…!

 

・SUNDAYはずっとライブ終盤の楽曲のイメージがあったので、最初に持ってこられると「最初からクライマックス…!?」って仮面ラ◎ダー電王になってしまいます(唐突)(一応古川さん関係あるのでね、電王)

 

2. 燃えよ太陽

・この曲のために買ったタオル、早速出番です(そしてここ以外全く使いませんでしたw)隣の席の人に当てないようにひっそりと振り回しました…。

 

・この曲は音源(CD)持ってないんですよね…1回ラジオで流れたんですが、間違えてその回の録音データ消しちゃったので聴けない…。熱血なイメージのタイトルとは裏腹な、爽やかなメロディーラインですよね。音源ください(どさくさ)

 

3. Summer Time

・この後のMCで発覚するんですが、古川さんが振りつけたのはこの曲らしいです。あれ、そんなガシガシ踊るやつ担当じゃなかったんですね…!?

 

歌詞に合わせたユニークな動きがいっぱいあるなぁとは思ってましたが…なるほど、ご本人振りつけなのですね。

 

♪僕だ~け 取り残~~して~~ゆく~~~♪という歌詞で、ダンサーさんが古川さんを置いて舞台袖に捌けていく流れを三郷公演で観て、思わず笑ったんですが、言われてみたらあのシュールな空気感は古川さんっぽいかも…w

 

・そいえば♪まとめる〜と 君が好き♪で、客席センターに向かって指でばきゅんポーズしてたの、いつのまにそんなアイドル仕草を覚えたんですか(真顔)

 

・三郷公演のときもやってましたが、手に持ってるタオルを客席にぶん投げてて、あ、そういうファンサする人なんだって発見でした(?)

 

4. アナタノトリコ

・この曲のイントロでのダンスが、まぁ〜〜〜〜〜〜キレッキレでかっこよかったんですよ〜〜〜〜〜!

 

・♪催眠術♪で、左手で顔おおう振りつけ好きです(細かすぎるツボ)

 

5. Catch Me

・曲中盤のカウントダウンのところ、ちゃんと数字に合わせた振りになってるの良きですね(もうちょっとましな感想ないんか???)

 

6. 君の隣で

・なぜかこの曲ではちゃめちゃぐっと来てしまい、ちょっと泣きました。

 

サビの高音部を、顔くしゃくしゃにしながら歌い上げる古川さんの表情と歌声と、ダンサーさん2人のダンスから伝わる切ない感情がとんでもなくマッチしていて、歌詞にあるような片想い経験ゼロの私でも泣けました←

 

 

・♪今君の隣で 笑ってる人が 僕のようであってほしい♪が良すぎる…(しみじみ)

 

・古川さんがMCで「自分で作詞作曲した中でも1番好きな…いや、全部好きなんだけど、その中でも特に好きな曲なので歌いたかった」っておっしゃっていて、いや私もこの曲めちゃくちゃ好きなんです仲間ですねってなりました(やめなさい)

 

ちなみに古川さん、「結構久々に歌うんですけど、生で聞いたことあるって人どれくらいいますか?」って客席に挙手させてたんですが、多分お客さんそれぞれ記憶をたどっていて(ピンポイントでその1曲を聞いたことあるかって、思い出すの意外と難しいような…w)あんまり反応がなく、「あ、じゃあ今日生で聞くの初めてって人は?」で私は挙手したんですがやっぱり反応が微妙だったみたいで、最終的に「あ、どっちでもいいよって人??」って挙手させてて笑いましたw

 

さすがに誰も挙手しなかったので、「いなくてよかった」ってニコニコしててやっぱり笑いましたw

 

7. I’m a dreamer

・ギターを弾く古川さんの手を、ひたすらオペラグラスでガン見する変態ヲタク←

 

8. Wonderful Days

・これも初めて生で聴いたかも?(もちろん三郷でも歌ってましたが)その前に歌ってたときは、配信でのFCライブだったような…。新参者ファンなので、この曲をCDで聴くたびに「あの女性は一体誰なんだろう」と疑問に思ってます(CD聴いた人ならわかるはず)

 

9. Je m’appelle Lupin

・ライブverのこの曲の始まり方、アレンジかっこよすぎて本編にも採用してほしい(今更すぎる)

 

・三郷では終始面食らってたんですが、今回はちゃんと掛け声やりました!\誰っ!にもっ!しばられずにっっっ!!!!!/笑

 

10. 白いバラのような君

・三郷公演のときも思ったんですが、♪今まで愛した~どんな女より~♪でめちゃくちゃ客席見てくるの面白すぎませんかw

 

・どこの歌詞だったか忘れましたが、オペラグラス越しにしばらく目が合ってるな~~~~ってなりましたありがとうございました(?)私2階席だったけど!!!!!!

 

・ご丁寧に白い花びらが撒かれてましたが、曲が終わった後、暗転してる間にスタッフさんがでかいモップで花びら回収してましたw

 

 

11. 愛と死の輪舞

・……あれ……………記憶にない……(真顔)

 

12. 最後のダンス

・やっぱり♪愛と死の輪舞♪からのつなぎのソロダンスが最高にかっこいい…!

 

三郷で観たときは「トートが舞ってるみたい~」って思ったんですが、結構音ハメっぽい振りつけだったので今回の印象は「マイケル・ジャクソン!?」でした。全然違うやんけ(セルフツッコミ)

 

・踊りながら歌うとちょっと声量が落ちるのは仕方ないのかな…。あと終盤のシャウトみたいな歌い方のとき、なんで音響さんマイク切っちゃったんですか!?!?!?!?

 

13. qp

・あれ、この曲ハンドマイク使ってたっけ?(記憶ゼロ)これもイントロの振りつけがめちゃくちゃかっこよかったなぁぁ~~~~~~!!!!!!

 

・そして前回も今回も、最後にある♪pq 理想の世界~♪が♪qp 理想の世界~♪になってたので、理想の世界になってませんでした(真顔)

 

14. どうなってんの?

・多分この曲はヘッドマイクだったような…(記憶………………)そして相変わらず歌詞が全然聴き取れなくて困ってますw

 

15. Baby

・私、♪Baby♪の手拍子が苦手ヲタクでございます(=手拍子したくないっていう意味ではなく、リズム感皆無なのであのリズムで手拍子できないのですw)

 

・これもわりと♪Summer Time♪っぽく、歌詞に合わせた振りつけになっててかわいいしかっこよかったです(語彙力とは)

 

・客席降りは三郷よりは見えたかな…。1階席後方のセンターブロックに、カップルかご夫婦で来てる2人組がいて、男性が通路側に座ってたんですが、古川さんがその男性にハイタッチしてて、2人で\きゃーー!!!/って大騒ぎしてて笑いましたw

 

16. Love Me

・古川さん「僕自身もそうなんだけど、僕のファンの方もわりかしおとなしめな方が多いので、もっと自己主張してもいいんだよ!ってことで…」

私(あ、古川さんはもっと自己主張してもいいと思うけど、ファンはおとなしめでいかせていただけると陰キャは助かりますので………)

 

・この曲も好きです。「誰かを愛する」ラブソングはあるけど、「自分を愛してあげよう」ラブソングは、今でこそわりとありそうですが、リリースされた当時は結構珍しかったのでは?

 

ENC.1 Stay Green

・この曲のイントロが流れた瞬間、「あれ、三郷のときアンコール1曲目なんだったっけ…」とド忘れして、己の記憶力のなさに焦った人(挙手)(♪指先、手♪でした)

 

・生まれ故郷でこの曲歌うのめちゃくちゃいいなぁ…生で聴いたのも初めてだし嬉しいなぁ…ってしみじみ聴きながら、曲の終盤の♪いつか僕もそうやって あなたと同じ気持ちで~♪あたりからどうも古川さんの様子がおかしくて。2階席から見てても、みるみるうちに顔が赤く染まっていくのがわかり「へ????????」と思ってオペグラ覗いたら……もう歌えなくなるレベルでぽろぽろと涙を流していらっしゃいました………。

 

感動するとかもらい泣きするよりも先に、「古川さんが人前(しかもあろうことかファンの前)で泣いてる」という事実に大変な衝撃を受けてしまい、「え……??????」と、驚きのあまりしばらく固まりました。

 

作品の中で、役として涙を流す古川さんは何回も拝見してますが、お芝居として感情をばーっとあふれさせるのは得意(?)な一方、きっと人前で素の自分として泣く、というのはまずないんだろうなぁと何となく思っていたので、その勝手な固定概念を根底からひっくり返されて本当にびっくりしました

 

歌い終わってすぐ気持ちを立て直したようで、恥ずかしそうに「いやぁ俺もおっさんになったなぁ。年齢を重ねるごとに涙もろくなっちゃって」と照れ笑いしつつ、きちんとしたパフォーマンスにならなかったことを申し訳なく思ったのか、2回くらい「大変失礼いたしました」って謝られてましたが、ファンの前でパーソナルな感情を出してくれてこちらとしては(変な言い方だけど)ちょっと嬉しかったです。

 

・ご両親に対して「産んでくれてありがとう」と、ぼそっと、でもはっきりと感謝を伝えていて、そんなところもかっこいいなぁと思いました。普通はあんな大勢の前で伝えるのって恥ずかしいはず…。「(両親がいつまでも生きているわけではないし)時間があまりないので…」ともおっしゃっていて、個人的にちょっとグサッときました。私もそのへんちゃんと言葉にしなきゃなぁ…。

 

・ちなみにこの曲、20歳のときに書いたとか!?どんだけ親孝行な息子さんなんですか!?!?!?

 

ENC.2 Starting Days

・最後は明るく締め!でも三郷・長野でこの曲を改めて聞いて、歌詞がわりと壮絶なことに気づきました。とんでもない覚悟を持ってこの世界に入ったんだろうな…。それを明るいメロディーラインで包んでるのがまた古川さんらしいなと思いました。

 

~MC~

*2年前の名古屋ライブのときはあんなにMCの内容覚えてたのに、2年経って死ぬほど記憶力なくなりうろ覚えの内容しか書けなくなりました…でも頑張って思い出したのでメモしておきます。長いです。

 

・冒頭のMC、なんの流れからか忘れたけど舞台セットの話に。

古「ねぇ、あんなところにイスあったっけ?」

(舞台下手側のイス2脚を指さす古川さん)

客席\あったよ!/

古「そっか!じゃあライブ中のどこかであのイスに座ろうと思います」

と言ったまま、最後まで座ることはありませんでしたw

 

・古「舞台上にはたくさんのお菓子があるんです。飴玉とか…あ、これプレッツェル!三郷公演のとき存在を知らなかったんですけど、ダンサーの岡崎くんに教えてもらいました」

 

古「今日はバンドのメンバーが最高のシェフ、ダンサーが最高のウェイターになってお届けしたいと思います…。そしてプレッツェル!!!!!!!!」

客席(わ~~~~~~!!!!!!!!!!!!)

古「なんでプレッツェルで一番湧くの!?!?!?!?こっち(バンドメンバー)で湧かないとダメじゃん!(ニヤニヤしながら)みんなわかってるねぇ~~~~\そしてプレッツェル!/」

客席(わ~~~~~~!!!!!!!!!!!!)

 

このくだり、5回くらいやりましたwしょっぱなから笑い転げましたw

 

・長野行きの新幹線でのエピソード。

古「長野行くときの新幹線で、ホームで並ぼうとしたらすれ違ったちょっと強面の人と目が合って、『あ、この人どっかで会ったことあるなぁ』と思って、向こうも何となくこっちを認識してるような感じだったけど、その時はそのまま並んだのね。その後『あ、Dr.チョコレートで一緒だった○○さんだ!』って思い出したの。そしたら新幹線乗る号車が一緒で、挨拶しようかどうかすごく悩んで、もしその人が俺の席の前後どちらかに座ったら挨拶しようと思ったのね。そしたら2列前だったから、セーーーフ!ってことでそのまま挨拶しなかったの。え、俺決めたことは曲げないタイプだからね!?前後だったらちゃんと挨拶してたよ!」(大声)

 

古「俺の席6Bだったんだけど、いつも新幹線は窓側の席を取ってもらってるのに今回は通路側の席で…。隣におじさんが座ってて味噌カツ弁当を食べようとしてたんだけど、カツにかける味噌が開かないみたいですんごい思いっきり開けようとしてて、俺白のTシャツに白のバッグだったから、あ、これ味噌飛んで来たら終わるな…挨拶しなかった罰かもしれない…って覚悟してたけど、結局大丈夫だった」

 

古「そしたら前から俺のファンらしき親子が歩いてきて、俺の前の席に座ったの。なんでファンってわかったかって、今回のグッズの蛍光イエローのトートバッグ持ってたから。あれさ、便利だね!多分そのファンの方も、一瞬目が合って「あ」みたいになってたから、後ろの席が俺ってことに気づいたっぽくて。でさ、新幹線の座席って背もたれめちゃくちゃまっすぐじゃない?(と1人で新幹線の座席の角度を再現する古川さんw)だから一言声かけてくれたら全然倒してもらってよかったのに、多分後ろが俺って気づいてたから結局最後まで座席を倒してこなかったの…!俺は俺で「倒していいですよ」アピールしてたし(??)途中で「あの、倒していいですよ」って声かけようとしたけど、倒さない主義の人かもしれないって考えたら声かけられなくて。…ちなみにあの時俺の席の前だったよって方いらっしゃいますか…?……あ、いた!あの親子…で合ってます?姉妹…ではないですよね。あの時後ろの席が俺って気づいてました?あ、やっぱり気づいてたんだ。で、やっぱり気を遣って倒さないでいてくれたんですかね…?そうだったのか~あのもし帰りも後ろに俺がいたら座席倒していいからね?あ、行きの分も合わせてめちゃくちゃ倒してもらって大丈夫です!」

 

良識ありすぎるファンの方……でも私もきっとビビって長野まで息止めたまま背もたれまっすぐのまま固まると思います(真顔)

 

・古「今回の会場になってる長野市芸術館は、昔は市民会館で僕が初めて人前で踊った場所でもあるんです。今は建て替え後だからきれいになってるけど、同じ舞台でこうしてライブができて本当に嬉しいです。地元でのライブだけど、友達とかを呼ぶのはちょっと恥ずかしくてできなくて…でも会場にいるかな?俺の友達だよって人いる?……え、一人もいない!?うそ!!!!」

客席(友達になりたい!)

古「何言ってんの~もうマブダチじゃん」(にっこり)

 

ibe名古屋のときも「友達呼びたくないんだよな~『チケットある?』って聞かれて『ない!来るな!』って言ったんだけどいる?」ってあまのじゃくを発揮していたような…w

 

・古「ミュージカルコーナー、ルパンの時に会場のペンライトが真っ赤になってて!三郷と大阪ではペンライト白のままの人がちらほらいたんだけど、今日は見事に真っ赤でした!さすが長野!三郷と大阪の人が悪いってことじゃないんだよ?『私は白なんで!!!』って貫く姿勢は悪くないと思う」

 

全方面に気を遣う古川雄大

 

・毎回恒例、やや様子のおかしなグッズ紹介コーナー。

古「今回はね、タオルとアクスタです。アクスタは5、6年前から出してるかな?毎回買ってくれてる人は多分学習机が埋まるくらいにはなってるんじゃない?職場のデスクもいっぱいになってるかもね。アクスタを毎回買っていただくと、僕との歴史がこの先も10年とか15年刻んでいけるのでぜひ。ちなみにアクスタ買ったよ~って人?あ、ほとんどかな。まだ買ってない人は多分1つもアクスタ持ってないんだよね?違う人のアクスタ持ってるとかじゃないですよね??(圧)俺意外と桜夜(from恋と弾丸)みたいなところあるからね!?!?!?!?独占欲強いんだから!!!!!嫉妬しますからね!!!!!(圧)」

 

私(海宝さんのアクスタの方が数が多いなんて言えないなぁ……………)(遠い目)

 

古「今回のタオルは、裏側はちょっとね…安っぽい生地で…って安っぽいじゃない!ごめん!」(舞台下手側につかつかと歩いて行って謝りまくる古川さん)

古「持ってる方は触ってみてほしいんですけど、表面はちょっといい生地になってて…ちょっといい生地って失礼じゃん!?ごめん!」(舞台下手側につかつかと歩いて行って謝りまくる古川さん)

 

・長野のお気に入りのジェラート屋の話。

古「長野には俺が昔から好きなアイス屋Aがあるんですよ。でもいつやってるのか、実際に行ってみないとわからないんです。お店の電話もね、全然つながらないんですよ。5分ずっとかけてんのに(怖)ちょっと前に、たまたま三連休をもらえたからトゥ…アイス屋Aに行こうと思ったら、なんとその3日間休みだったの。で、昔行ったことがある、まぁまぁうまいアイス屋Bがあることを思い出して、そっちに行ったらやってて、そのときアサイーにハマってたからアサイーとヨーグルトの味をダブルにして食べた。美味しかった」

 

古「でね、アイス屋Aはおいしいんだけど、いつ空いてるのかわからないのともう一つちょっと不満があって。コーンがカップに変わっちゃったんですよ…!やっぱりアイスはコーンで食べないとですよね…まあ角四つ食べたらそのままさよなら~ってしちゃうんだけど」

客席(ええええええええええええええええええ)

古「あ、なんかまずいこと言ったかも。いやコーン全部食べるに決まってるじゃん!(大嘘)アイス屋Aにコーン戻してほしいけど、俺なんかもう言えないから、明日明後日で行く人は、『あ、コーンないんですね。コーンが良かったのになぁ』ってアピールしてほしい」(むちゃぶり)

 

古「俺ずっとアイス屋Aが好きだったんだけど、アイス屋Bも良くて…。憧れをずっと追い求めてたけど、気がついたらそばにいてくれたアイス屋Bも愛してしまって…」

私(なんか歌になりそうじゃん?w)

 

・ダンサー紹介のときにわざと岡崎さんを抜かした古川さん。

古「ごめんねいっつもこういういじり方して。本当にねぇ大好きなんですよぉ。(岡崎さんに向かって)らぶゆー!」

ツンデレ古川さん、きゃわでした!

2024.6.19 Yuta Furukawa 15th Anniversary Live Tour ~Delicious~三郷公演:あなたに極上の"Delicious"を

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古川雄大さん、2年ぶりのライブツアー!

 

今回はホールツアーで、全国4か所で実施されました。ということで、三郷・長野・東京の3公演のチケットを確保。やっぱり古川さんのためなら遠征しちゃうんですよね…三郷は自宅からも比較的近かったので全然遠征ではなかったけど…。

 

興奮のあまり記憶が飛び飛びで、詳細なレポは書けないので、セットリストと全体的な感想だけメモしておきます。

 

<セットリスト>

  1. SUNDAY
  2. 燃えよ太陽
  3. Summer Time
  4. アナタノトリコ
  5. Catch Me
  6. 君の隣で
  7. I’m a dreamer
  8. Wonderful Days
  9. Je m’appelle Lupin
  10. 白いバラのような君
  11. 愛と死の輪舞
  12. 最後のダンス
  13. qp
  14. どうなってんの?
  15. Baby
  16. Love Me
  17. 指先、手

ENC. Starting Days

 

 まぁわかってはいましたが、\アーティスト・古川雄大、最高です/の一言でした。

 

正直2階席の音響はあまりよくなくて、♪どうなってんの?♪なんてほとんど歌詞が聴き取れませんでしたが、今回に関しては「目で見て楽しむ」も1つの要素だったので…。

 

 そう、ダンスですよダンス!!!!!!!!!!!!!!(突然興奮し始めるヲタク)

 

2年前のライブでかっこよくダンサブルにアレンジされた♪I♪を聴いたときに、「これ、ヘッドマイクつけて踊りながら歌ってくれたら最高なんだけどなぁ…」とぼんやり思っていたら、今回はそれがセットリスト半分以上の楽曲で叶ってしまい、しかもそれが私の好きな曲ばかりで、ぼっちヲタクは客席でとっても静かに喜びを噛みしめておりました…。

 

加えて、これも前回のライブで思っていた「古川さん、ギター弾きながら歌わないのかなぁ」も今回叶ってしまい、しかも選曲が♪君の隣で♪だったの最高すぎません????????

 

歌詞がとてもせつなくて、その世界観を最大限表現すべく、ダンサーさんが男女ペアで踊ってるのも素敵でした。

 

♪アナタノトリコ♪&♪Baby♪&♪Catch Me♪は、ライブ定番曲なのかな?今回は3曲ともダンスありで歌ってくれたので、最高楽曲がより最高になってしまいましたどうしよう(どうもしない)

 

♪Catch Me♪の振りはあんまり覚えてないんですが(かっこよすぎたことしか記憶になくて…)、♪アナタノトリコ♪は♪今だけは2人きり夢の中で~♪で手をピースにした振りになってたのがかわいかったのと、♪Baby♪はちょっとコミカルさもありつつ、なんかダンサーさん(=岡崎さん)の背中に足かけてオラオラしてるポーズなかったです!?(衝撃で記憶があいまい)

 

2年前のライブにはなかったミュージカルコーナー、今回は復活してました。ちなみにミュージカルコーナーありのライブは初めて観ました。

 

イントロを聴いても、なぜか一瞬ピンとこなかった♪Je m’appelle Lupin♪、ちゃんとマントをつけて客席から登場し、曲の後半ではダンサーさんがつけてるマントをあのピカピカリボンゴンドラに見立ててルパン飛翔シーンを再現しててめちゃくちゃ笑いましたwシュールすぎるw

 

♪愛と死の輪舞♪からの♪最後のダンス♪、ただでさえ最高の流れだというのに、その曲間で古川さんがソロダンスを披露してて、本当に本当にすっごく素敵でした。まるでトートが舞ってるかのような、神秘的な振り付けでした。

 

そこからの♪qp♪~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!(続・突然興奮するヲタク)

 

まだ生で聴いたことがなかったので、歌ってくれるだけでも最高だったのに、まさかのダンスまで!!!!!!!!いいんですか!!!!!!!!!!!(大興奮)

 

しかしどんな振り付けだったか全然覚えていない!!!!!!!!!!!!!!(記憶カムバック)

 

とにもかくにも、とっても"Delicious"な夜でございました!


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