Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

2022.11.12 ミュージカル「エリザベート」マチネ公演:Un Grande Amore!

2022年7回目の「エリザベート」。


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以下、感想メモ。いつものごとく古川トートメインです。

 

・上山ルキーニが完全に調子を取り戻してました。前回も十分「復活したんだな」と思えましたが、今回さらに良くなってました。

 

帝劇序盤からしばらくは、きっと自分なりにも納得いってなかったと思いますし、観てる側もハラハラしてましたが、この時期に猛スピードで調子を上げてる印象でした。

 

ちなみに座席の位置のせいか、劇中何度も目が合う感じがあったんですが、あれは気のせい…?2019年公演の成河ルキーニ回にも、そんな気持ちになる回がありましたが…。

 

*この感想を残した数日後の上山さんのツイートで、「ルキーニはお客さんと目を合わせて対話できるキャラクターなので」みたいなつぶやきがありました。ということは、あれは多分気のせいではないんだなぁ。

 

・♪我ら息絶えし者ども♪で亡霊たちを呼び起こした後、自分の首に両手を当てて「あれ、俺首つって死んだよな…?でもまだ動いてるな…?」みたいに、不思議そうな表情から徐々に嬉しそうな顔になる上山ルキーニ。完全に亡霊たちの動きを掌握してる感じがすごく好きです。

 

・亡霊となった人たちの動きや、トートダンサーズの動き・表情を観るのにかなり忙しかった♪我ら息絶えし者ども♪、私もとろろ昆布(違)をかぶって亡霊の1人として参加してみたいシーンです(歌えないし踊れない亡霊)

 

・古川トート

♪人のいーのーちーをー うばーぁってぇ~~~♪

♪もてあそぶのさァァァァ つめたく~~♪

私(え、今の何!?めっちゃ怖いんだけど!?)

♪もてあそぶのさァァァァ♪が怖すぎた…今まで聴いたことない声してました…(震)

 

・古川トート、2019年公演のときはルキーニに対してあんまりリアクションしない印象だったんですが、今期めっちゃリアクションしとる!?ルキーニと目が合うとニヤって笑ってました。それに対して、上山ルキーニは会釈したり、たまに帽子を取ってお辞儀したり。

 

・上山ルキは「さぁ……始めよう」って少し間を空けるんですが、私あれすごく好きなんですよ…!こっちの「エリザベートを観る心構え」があの間でできるんです(突然熱弁を振るうヲタク)

 

・わりと前方席で観る1幕冒頭のちゃぴシシィ、かわいすぎて全世界がとろけるやつ…!顔が小さいし首が長い(今さら)

 

・原マックスの「パパは親戚づきあいがペストみたいに嫌いなんだぁ!」の後のちゃぴシシィの反応、毎回ちょっとずつ違ってて、でもそれが絶妙に「かわいい」だけじゃなくて「まじそれな~~~~~」みたいな反応なので思わず笑っちゃいますw

 

・♪きま~~ぐ~~れ~~に♪でカバンを後ろ手に持ってパパを見上げ、♪のぞ~~む~~ま~ま♪で仕方なさそうにパパにカバンを返すちゃぴシシィの表情かわいすぎて絶対毎回観てしまうかわいい(アデュー私の語彙力)

 

・♪愛と死の輪舞♪、ちゃぴシシィの「私を帰して!!!!!」を聞いた古川トートが、「何言ってんだこいつ」って顔してからシシィの顔見て恋に落ちる表情なら覚えてます←

 

・どうやら古川さんがどこかしら身体を痛めたらしく(?)♪愛と死の輪舞♪で大きな演出変更が発生しておりました。

 

♪愛と死の輪舞♪後、眠らせた(=生き返らせた)シシィを、本来であればトートがお姫様抱っこしてベッドに寝かせますが、今回は曲が終わった後にトートが右手で合図を出すと、トートダンサーズが3人ほど出てきてシシィを運んだりベッドを出してきたり。初見の人は一切気づかないであろう、わりと自然な演出ではありましたが、見慣れた人にとっては「どうしたん!?」な演出でした。

 

・♪確かにそこにいるわ あなた♪でシシィの方を振り向くと、ちょうど照明で目に光が入って、「死」なのに恋する気持ちで生き生きして見える古川トート。

 

・♪誰かは知らない でも覚えてる♪で、トートの方に手を伸ばすちゃぴシシィと、唇を撫でたその手をシシィに伸ばすトートがシンクロしてて、「その投げキスは受け取っちゃダメなやつやシシィ…!」って思ってしまったし、そのあとベッドに寝たちゃぴシシィが超ときめいてる顔してて「そいつは恋しちゃダメなやつやシシィ…!」って思ってしまった件。

 

・実はなかなか自分の中で解釈が定まらなかったしゅがーフランツ。田代フランツほどわかりやすい芝居をしない印象だったんですが、今回舞台に比較的近い席だったこともあり、お芝居結構細かいな…と思いました。

 

♪皇帝の義務♪からゾフィーに対してずっと何か言いたそうな表情をしていて、何度も何度も言い返そうとするんですが、のどまで出かかってやめちゃうんですよね…。

 

ただただゾフィーに従うだけの皇帝ではなく、自分の主張もしたいんだろうなと感じられるフランツ。そしてそれが奇しくも2幕のゾフィー逝去シーンで爆発しちゃうのが哀しすぎました。

 

・何度でも書きますが、バートイシュルのちゃぴシシィは天才です(褒め方のバリエーションが無くなってきたヲタクの戯言)あの衣装着てるちゃぴシシィのブロマイドが欲しい。

 

・上山ルキーニは、シシィの「鹿さん!」で特に反応しないんですが、そのあとシシィと何やらめっちゃ話してる(?)んですよね。とはいえ、やはり全体的に黒羽ルキーニほどリアクションはしていない印象です。

 

・♪あなたがそばにいれば♪は、回を重ねるごとにどんどん♪夜のボート♪がかぶって聴こえてきます(幻聴)幸せなシーンなのに観ててツラくなってしまう…。主旋律の裏で密かに鳴っている♪夜のボート♪の旋律が悲しすぎません!?

 

でも最初からあれだけ主義主張がすれ違ってるのに、なーんであの2人くっついちゃったかなぁ。「自由」というワードを聞いたしゅがーフランツの顔がいちいち堅くなるのがまた…(頭を抱えるヲタク)

 

・シシィの元気な「はい!!!!!」って返事を聞いた古川トート、「やれやれ」って表情で首を横に振る仕草が大好きです。

 

・結婚式が終わって退場するとき、捌けていくシシィに向かってあからさまに高笑いする古川トートめっちゃ性格悪くないですか!?フランツのことはガン無視してるのに!!!!!(=フランツに向けては高笑いしてなかったように見えました)

 

・♪最後のダンス♪、♪二人の愛は見せかけ〜♪を、鼻で笑うかのような半笑いで歌ってシシィを煽る古川トート。そのしっぺ返しが♪私が踊るとき♪で来てますね(真顔)

 

・古川トートがシシィを背後から抱きしめて、肘から肩あたりまで両手でそーーーーっと撫で上げるの気持ち悪うううううううってなるので最高です(想像しただけで背中ぞわわってなる)

 

・膝スライディングで迫りくる古川トートに対して、オフマイクでちゃぴシシィの悲鳴聴こえてきて最高です(謎)

 

ちなみに♪このー!俺さァァァァ!!♪のアレンジと、♪お前は俺と踊るさだめ~~♪は前回と同じくおしゃれなアレンジ。あとはもう要所要所でめちゃくちゃがなってました。

 

・♪最後のダンス♪後、帝劇公演序盤では退場するときに倒れこんでるシシィに対して、マントをふわっと当ててる(?)仕草してたけど、今回は余韻もあんまり残さず帰ってゆく古川トートでした。あれシシィに対するマーキング(???)みたいで結構好きな仕草だったんですけど…。

 

・現実に戻ったちゃぴシシィ、♪みんなが見つめているわ♪の前に、落ち着かなきゃって感じで大きく一息ついてました。思い返せばこの回のちゃぴシシィ、わりと「長めに息をつくこと」が多かった気がします。

 

・今期やたら自由に飛び回っているらしいルキーニの小鳥ちゃん。この回は上山ルキーニが小鳥ちゃんを飛ばす方向を微妙にやらかしてしまい、舞台上手側のおけぴにダイブ。「大丈夫~~~~?」と心配してるんだかしてないんだか、よくわからないテンションの上山ルキーニでした。笑

 

・♪皇后の義務♪でいちいちゾフィーの言うことに反抗するシシィの背後で「これ以上余計なこと言わんでくれ…」みたいにおろおろしてるリヒテンシュタインさん。心中お察しいたします。

 

・♪皇后の義務 学ばなくては 自分を抑えて生きるのだ~♪の後の、ちゃぴシシィの「…フランツ?」の言い方、「正気かあんた」のニュアンスが多分に入ってて好きです(謎の好きポイント)しゅがーフランツの「言って聞かせれば従うだろう」みたいな微妙な圧も…基本的に悪い人じゃないんですが、この母親に育てられたらそういう言い方しかできないんだろうな…と思ってしまいました。

 

・ちゃぴシシィ

「あなたは私を見殺しにするのね!!!!!!!!!!!!!」(激おこ)

私の心の声

「いいぞ!!!!!!!!!!そのまま張り倒せ!!!!!!!!!!!」(ダメです)

 

・♪私だけに♪の歌い終わり、ハプスブルク家のバカでかい紋章に向き直って、宣戦布告するがごとく「はーーーーっ」っと気合のため息をついていたちゃぴシシィ。戦う女への変貌ですね!!!!!!!!!!!

 

・これ今回じゃなくて前回だった気がするんですが(しかも古川トートか山崎トートか忘れたんですが)、デブレツィンでフランツとシシィがお手振りしながら階段を下りてくるとき、シシィとトートの目が合って、トートがシシィに向かって人差し指を指してたんですよね…「覚えてろよ」みたいな感じで…。うん、山崎トートだった気がする(急に記憶が蘇るヲタク)

 

・古川トートが♪闇が広がる♪を歌い進めるうちに、悲しみからか、それとも怒りからか、全身ぶるぶる震えてたちゃぴシシィ。そのまま♪俺の腕の中で お前は震えた♪になるので、トートさんそれは喜びで震えてるんじゃないっすよと訂正したくなりました。

 

・革命家の1人(エルマー)が擬人化したトートと握手する場面、2019年公演の植原エルマーは古川トートのときだけ「??」って顔してましたが、今回の佐々木エルマーは両トートとも「??」って顔してましたね。

 

・西田少年ルドルフの声量えぐすぎません?どんだけハリがあるんだ!?って毎回びっくりしてます。

 

ちなみに2019年公演の大橋少年ルドルフが本当に幼くてかわいらしくて好きだったんですが、なんと現在は劇団四季の「バケモノの子」の子役メインキャストとして出演されているそう。成長したなぁ…!

 

・♪ミルク♪の女性アンサンブルさんたちって、曲始まる前あんなに息絶え絶えみたいな感じでしたっけ?2019年公演の映像も今から売りませんか?(圧)

 

・♪ミルク♪は、上山ルキーニだと民衆と同じ目線に立って「一緒に王室ひっくり返そうぜ!」ってノリで、黒羽ルキーニだと嬉々として民衆を扇動してる印象です。

 

・ルキーニがバケツに牛乳を注いで、♪皇后の務め♪のイントロが流れて秋園リヒテンシュタインが出てくると「あー1幕終わるの早いなぁ」って毎回思っちゃいます(パブロフの犬現象)

 

・今期の♪三重唱♪、今のところちゃぴシシィ・山崎トート・しゅがさんフランツの組み合わせが優勝。圧とバランスが好きです。

 

・♪私が踊る時♪、ちゃぴシシィが♪最後のダンス♪のお返しとばかりに、歌い出しの♪勝ったのね♪からドヤ顔で煽りまくってて笑いましたwやたらと「ひとり」というワードを強調して歌ってたようにも聴こえて、♪歩いていけるわ〜♪の後にトートが思わず♪お前には俺が必要なんだ♪と歌ってる…というより説得してる感じでした。

 

・今回の♪ママ何処なの?♪では、少年ルドルフの言葉に表情で1つずつ反応してた古川トート。死を司る者としてもねこちゃんを〇すのは許せなさそうな古川トートなのであった(完)

 

・トートが去った後に彼の姿を探す少年ルドルフと、♪闇が広がる♪でトートの歌声が聴こえてきて、彼の姿を探す立石ルドルフが時間差でシンクロしてました。

 

・精神病院のシーンは、本当に何回見てもどう受け取っていいものか、自分のその時の気持ち次第でどうとでも取れる印象があります。今期は「自分が戦い続けて、勝ち取ったのは孤独だった」と憂うシシィの周りで、彼女の言葉に心を痛めてる人たちの表情にグッと来てます。スターレイさんなんてきっと有能なお付きの人だったんだろうと思うと、シシィももっと心を開けばよかったのになぁと思ってしまいます。

 

・それがいい……………エリザベート……………

\待っていた!!!!!!!!!/(バサァ)

\胸元どころかみぞおち辺りまで全開な古川トートのシャツ/

どう考えてもはだけすぎてて笑いましたw

 

・そろそろシシィに「帰りなさい!!!」って出口を指さされても帰らないパターンもありそうだった古川トート。怒りのあまり、肩で息してるの怖いです…。

 

・パパの亡霊と話すシシィ、パパが何を言っても言い訳のように言葉を返すので、少女時代の夢いっぱいなあの頃と様変わりしてしまってるのも悲しいし、自分の生き方に前向きになれていないのも悲しすぎます。

 

・立石ルドルフ、少しお芝居の方向を変えてきたような?今までは流れに飲まれてトートや周りの大人たちにされるがままな印象でしたが、立石さん自身がルドルフというキャラクターの主導権を少し握れるようになった気がした回でした。相変わらず世間知らずのお坊ちゃま感はありつつ(でもそれが「お飾りの皇太子」感があって良いと思う)、ハプスブルク家の行く末を変えるために何とかしたいという熱量を感じました。特にフランツへの反抗心が強くなってて◎

 

・やはり対・立石ルドルフだと翻弄してる感じが強くなる古川トート。対・甲斐ルドルフとの「ザ・体育会系」な関係性も好きですが、こちらも良きかと。

 

・♪独立運動♪の古川トート、もはやホラー映画やん!?みたいな表情してました(震)舞台上手でのダンスwithトートダンサーズからの、舞台正面に\ヒャッハー/って走って来るときの顔、テンションが異常。

 

ルドルフを助けようと手を差し伸べるけどルドルフがその手を取れなくて、「ふうん、こいつももうここでおしまいかな?」みたいに首かしげながら急激に冷めていく様子も、その後ルキーニと示し合わせたように独立運動の終わりを告げる銃声をぶっ放し、最高に楽しそうに顔を上に向けて口をでっかく開けて笑うのも、1人の人間が破滅に向かうのを心底楽しんでそうなのが怖すぎました。

 

最後にルドルフに向かって両手広げて待ってるみたいな格好してましたが、あれは「これ以上は逃げられない」という意味だったのか、「もうここで俺のもとに来て死ぬか?」って意味だったのか…。

 

・これまではシシィに手を振りほどかれてその場にうなだれるのみだった立石ルドルフが!!!!!!!なんと!!!!!!!シシィを追いかけようとしてましたよ!!!!!!!!強くなったねぇ!!!!!!(誰)

 

・トートにキスされる前に、観念したかのように両腕をだらんと下げた瞬間、立石ルドの額から大粒の汗が一滴落ちて、それが「ルドルフが生きようとする意思」に見えました。汗が芝居してるの、2019年版の木村ルドルフ以来ですね(懐かしい〜)

 

・ちゃぴシシィ、ルドルフの葬儀シーンで入ってきて、はっとした感じで振り向くやいなや、どう考えても5歳のときのルドルフに話しかけるように腰を低くして、♪ルドルフどこなの?♪って歌い始めてて、観ててツラかったです。シシィの中でルドルフの成長がそこで止まってるなんてあまりに悲しすぎて、思わず涙しました。

(だからこそ、直後のルキーニの♪キッチュ♪リプライズがボディブローのように効きました。♪善良な一般市民はもらい泣きさ!♪)

 

・♪あなたね 息子奪った♪からずっとニヤニヤしてる古川トート見て思い出したんですが、山崎トートはここ、シシィを心底あわれんだ目で見ていて、なんならシシィの頭撫でてたんですよね。

 

・♪悪夢♪が!!!!超絶傑作すぎて!!!!!ナンバーワンは2019年7月30日ソワレ回なのは今も変わりませんが、ナンバーツーはこの回です(断言)古川トート大暴れすぎて怖かったです。

 

この時期の公演では、ルキーニを呼ぶときにもはや歌わず叫ぶようになったとは聞いてましたが、実際に「ルキーニッッッ!!!!早く取りに来いッッッ」(帝劇が揺れるレベルの大絶叫)を聞いて「「「えええええ」」」(呆然)ってなりました。山崎トートみたいにヤスリを舐めあげてたようにも見えましたが、絶叫にビビりすぎて覚えてないです…。

 

そして絶叫に応えるがごとく、上山ルキもしゅがーフランツをとんでもない勢いでふっ飛ばし、トートの下で子供みたいに手を伸ばしてて、その様子を上から見下ろしてる古川トートが満足そうに2回うなずいてたのも怖かったです(語彙力ゼロ)

 

あと初めて気づいたんですが、♪悪夢♪のとき、どこのパートか忘れたけど亡くなった人たち(ゾフィーやルドルフたち)がトートダンサーとまるで「踊ってる」かのようなポーズ取ってる瞬間があり、なるほど、みんな「死」の手を取って踊ってしまった人たちなのかと。

 

・日本語に訳した結果、発生してる意味かもなので、オリジナルの歌詞がどうなってるのかが気になるんですが、♪俺だけが与えられる自由を〜〜鎖を解くのだ〜〜救うのはこれだ!♪って歌ってるトート、「早く自分のことを愛してほしい」という意味とは別に、シシィが苦しんでる姿をこれ以上見たくなかったのかな…と思いました。「救う」って言葉が出るってことは、シシィが苦しんでる(から救ってあげよう)という認識でいるってことですよね多分。

 

・上山ルキの感極まった「ウングランデアモーレ!」を聞いて、上山ルキは自分がシシィとトートのキューピット的役割を果たして満足して死んだように見えました。

 

・この回の古川トート、これまでで一番感情の流れが分かりやすかった気がします。トートってシーンまたぎで出てくるのがほぼ無くて、ポッと出て捌けていくことが多いので、感情をつかむにもポイントごとに拾っていく印象なんですが、この回は出ていない部分のトートの感情の流れもつかめるくらい、各シーンでの感情表現がお見事でした。