2022年2回目の「ジャージーボーイズ」は、メンバーを変えてチームBlackで観劇しました。
※ここからネガティブな感想が続きます。あくまでも個人の感想ですので…!
個人的に結構ショックだったのですが、2018年に初めて再演を観たときに大好きな作品になって、4回とも大興奮して楽しんだはずが、今回は2回観劇してどちらにもそれがありませんでした。
前回は睡眠不足による睡魔に負けて寝ちゃったのかと思ってたんですが、今回は睡眠をばっちりとっていたにも関わらず睡魔に負けました。正直に言ってしまうと、退屈に感じてしまったんですよね………。
4年経って私の感性があの頃と変わってしまったのか、今回のチームがとりわけ私のツボに合わなかったのか、直近でもっと好きな作品(「エリザベート」や「キンキーブーツ」)を観たからなのか。とにかく悲しくなるくらい全然ハマりませんでした。
やっぱり劇場が大きすぎるのと、音響があまりにもよろしくなさすぎるのが大きな理由な気がするんですけども。上演劇場をクリエに戻してくれ(わがまま)
幕間の時点でかなり虚無状態に陥ってたので、キャスト別感想は簡単に。
・シングルキャスト時代も、昼夜公演の合間に泳ぎに行ってたとの話を聞いたことがあるので当時から余裕はあったんだと思いますが、今回はWキャスト体制になったので、さらに余力があるんだろうなという印象でした。
・やっぱり彼の独特な歌いまわしはあまり好みではないんですが(でも前回より全然聴きやすかったです)、お一人だけ圧倒的にうまいので、「彼こそがフランキーである」というのが一目(一聴?)瞭然ですし、この作品ぴったりな役者さんだなと改めて感じました。
【トミー・デヴィート:藤岡正明さん】
・セリフが全っっっっっっ然聞き取れなかったんですが、私が耳鼻科に行くべきですか?(真顔)(ちなみに健康診断の聴力検査は毎年A判定です)
・私の中のトミーは、「ダメ人間だけど愛すべきところもある人」の印象なので、ただ暴力的なだけにしか感じられなかった藤岡トミーはあまり好きになれませんでした。
・歌もあんな感じだったかなぁ?と。日生劇場との相性が良くないとか?帝劇コンでの笹本さんとのデュエットはとても素晴らしかった記憶があるので…。
【ボブ・ゴーディオ:東啓介さん】
・セリフ回しが明瞭でハキハキしてるので、彼のセリフは聞きやすかったですし、歌もうまかったんですが、東さんだからこそのボブ、というのはあまり感じ取ることができませんでした。有澤さんのほうが上手くキャラ付けできてたように思います(※個人感)
【ニック・マッシ:大山真志さん】
・大山さんも東さんと同じく、彼なりのニックがあまりつかめなかったです。チャーミングでかわいらしかったけども…。
次の再演がまた日生劇場、もしくは他の大きな劇場だったら、もう観ないかもしれない…。そのくらいピンとこなかった2022年の「ジャージーボーイズ」でした。