<セットリスト>
♪バンザイ~好きでよかった~(ウルフルズ)
♪カブトムシ(aiko)
♪ドライフラワー(優里)
♪Waving Through A Window(「Dear Evan Hansen」より/加藤和樹ソロ)
♪映画みたいに(「四月は君の嘘」より)
♪最後のダンス(「エリザベート」より)
♪明日への階段(「ルドルフ・ザ・ラストキス」より)
♪Go the Distance(「ヘラクレス」より)
♪We Can Do It(「プロデューサーズ」より)
♪こんな夜が俺は好き(「ジャック・ザ・リッパー」より)
♪ありのままの私(「ラ・カージュ・オ・フォール」より)
【アンコール】
2022年の観劇…ではなくて劇場納め?エンタメ納め??は、木村達成さん初のソロコンサートでした。
デビュー10周年を記念して開催されたこのコンサート。意外と(!?)芸歴長いんですね!?
2019年の「ロミオ&ジュリエット」で、「理由はよくわかんないけど、私この人の芝居が好き」とビビビっと来て以来、こっそり推し続けてる方です。
初のソロコンだけあって、どんなセットリストで来るんだろうとか、MCどんな感じなんだろうって思ってましたが、「ゴーイング・マイウェイな自由人、木村達成」が存分に感じられる楽しいコンサートでした。
今回初のソロコンだからなのか、それとも意外と口下手さんなのか、MCが思ったよりも少なかったような。ゲストのかずっきーさん(加藤和樹さん)の方がたくさんお話されていた気がしました。
曲間でもあまり話さず、一曲歌い終わったら「次の曲は~」と進めて歌っちゃう感じでした。MCはもう少し場慣れしてからかな?
登場~前半の衣装とヘアメイクが私の好みドストライクすぎて鼻血を出しかけました(真顔)白シャツを第2ボタンまで開けて腕まくりして、ボトムスは少しダボッとした黒いパンツ。髪の毛は前髪真ん中分けっぽくして、左サイドをちょっと目元にかかるくらいに下ろしてるんです…!スタイリングが天才すぎて拝んじゃう(五体投地)
予想はしてましたが、セットリストは達成さんお得意の昭和歌謡曲が多め。以前やっていたファンクラブ向けの配信でも昭和歌謡ばっかり歌ってたような。正直ちょっと全体的にまだ「カラオケ」の域を出ないかしら…と思いつつ、「まぁ初のソロコンだからなぁ」とも思いつつ楽しみました。
ちなみに達成さん、歌いながら動くとなぜか下手側ばかりに寄っていってたのが気になったので、そのへんも今後に生かされると良きかなと。
個人的に印象的だった楽曲と感想メモです。
イントロで叫びかけて叫ばなかった私、超偉い(ドヤ顔)大好きな曲なので達成さんバージョンを聴けて嬉しかったです!原キーからちょこっと低めになってたので、次回は原キーで頑張ってほしい(むちゃぶり)ところで失恋ソングなのに、満員御礼な客席を見渡して終始にこにこしてた達成さんがかわいかった話します?????
達成さんは私の親世代と仲良くなれそうです。選曲が完全に昭和なので。平成5年生まれのはずなんだけどなぁ…。
達成さんはチェッカーズが好きらしく、ちっちゃな頃は悪ガキではなく良いガキで、15で不良と呼ばれたことはないそうです。
(曲終わりのMCより。笑)
この曲も大好き…!過去のファンクラブ配信イベントでも歌ってたので、達成さんもお気に入りなのかもしれないです。よく男性アーティストがカバーしてるイメージ。
スタンドマイクを出してくれたのはありがたかったんですが、そこまでするならハットも出してくれ~~~~~!あの衣装に似合うかわかんないけどかぶってくれ~~~~~!でもスタンドマイクだけでも十分セクシー達成さんでした。
こういうコンサートで歌ってるかずっきーさん、もしや2020年の帝劇コン以来では…?しかも今回はJ-popだったので、「B’zか…?」ってなってしまいました。かずっきーさんの歌声、稲葉さんにちょいちょい似てるんだよな…。
曲の間奏で雰囲気にひたっているかずっきーさんと、間奏で舞台袖(下手側)から出てきてペンライトふりふりしてた達成さん。早く着替えてくださいw
♪Waving Through A Window♪(「Dear Evan Hansen」より/加藤和樹ソロ)
窓の向こうで手を振るどころか、窓ガラスぶち破ってきそうなかずっきーさんエヴァン。
♪映画みたいに♪(「四月は君の嘘」より)
曲の最後の方で突如むせ始めた達成さん。「だ、だいじょうぶ…?」と思っていたら曲終わりに「気管によだれが入った!!!!!!!」って…、笑
♪最後のダンス♪(「エリザベート」より)
コンサート中盤でサプライズ披露された(?)芳雄さんからのビデオレターの流れから、「今日は芳雄さんがやったキャラクターから一曲」ということで、なんと達成さんトートが爆誕…!しかも♪最後のダンス♪…!
達成さんとトートは、正直あんまり結びつかなくて、これまで想像もしてなかったので(どちらかというとルキーニの方が合ってそうだし面白そう)、20秒くらい「達成さんが……トート…?????」って思考停止してました(固)
初披露だったこともあり、自分の色を出すというよりはしっかり歌うことに集中してそうでしたが、達成さんトートが率いる黄泉の世界では、ミラーボールが回りシャンパンを飲みながら、昭和歌謡曲をトート閣下がひたすら歌いまくってるんだろうな、という印象でした(謎)陽キャなイメージの役者さんが演じるトート閣下も良いですよね(芳雄さんがそんな感じですけど)
♪明日への階段♪(「ルドルフ・ザ・ラストキス」より)
作品自体出演したことがないはずなのに、歌唱のクオリティが異様に高かったです。再演したらルドルフやってください!!!!!!
♪We Can Do It♪(「プロデューサーズ」より)
おふざけ陽キャ達成さんが、このあたりでやっとエンジン作動しておりました。できない~できない~と言いながら床に寝っ転がって足バタバタさせてる達成さん。そんな達成さんを見て「白い衣装なのに寝っ転がるなんて…!」って引いてる司会 兼 デュエット相手の川久保さんwあと私は地味に「プロデューサーズ」再演を希望しています。達成さんレオ観たいよ!
♪こんな夜が俺は好き♪(「ジャック・ザ・リッパー」より)
達成さん&かずっきーさんのデュエット~~~~!!!!!しかもJtR~~~~~!!!!!♪俺はジャックだ♪を歌うかなと思ってましたが、ジャックのソロ曲をデュエットって最高では!?めちゃくちゃかっこよかったです(そもそも曲がバチバチにかっこいいので)
お互いに遠吠えパートやってたのかわいすぎたのと、最後にかずっきーさんがハイトーン決めてたのも最高すぎました。
「再演時はジャックやったら?ダニエルと兼任で」ってむちゃぶりするかずっきーさんに、「えええ~~~~ジャックとダニエルか~~~~(演出の)白井さんに怒られそう~~~」って楽しそうに困ってた達成さん。個人的には達成さんダニエルもう1回観たいのと、松下さんにジャックやってほしい~~~!!!(突然の松下さん)
♪ありのままの私♪(「ラ・カージュ・オ・フォール」より)
「ラ・カージュ・オ・フォール」未見なんですが、「達成さんのためにある楽曲では…?」と思うような歌詞でした。
最後のあいさつでもおっしゃってましたが、「僕は『ミュージカル俳優』と呼ばれることに対して嫌な気持ちになることはないんだけど、今日のコンサートは『役者』として皆さんに言葉を届けているので、その言葉がきちんと届いていたら嬉しいです」といったニュアンスのことを伝えられてて、おそらくカテゴライズというか、型にはめられるのが苦手なんだろうなと感じました。
私も最初に達成さんを「ロミジュリ」で見たときは、確かに歌は上手でしたが、それ以上に芝居やセリフ回しにとても惹かれて、そこにビビッときたからこそここまでこっそり応援し続けているので、ミュージカルだけでなく今後もあらゆる作品に出続けてほしいなと思いました。
そしてそんな「ゴーイング・マイウェイ」な達成さんのことなので、ある日突然「役者飽きた!明日から一般人になる!」ってこの世界を辞めていっても、あんまり驚かないかもしれません。笑
2022年の良き劇場納めになりました!
おまけ:ニーアタックポーズをキメる達成さん。公演の一部が撮影可でした。