久々のドラマ感想記事。7月クールで放映され、先日最終回を迎えた「石子と羽男」です。
今クールはこのドラマ一本に絞って見てました。「初恋の悪魔」もなかなか面白いそうで、見なかったことを今さら後悔してます(遅)
さて「石子と羽男」、見ようと思った決め手は「そんなコトで訴えます?」という、法律がより身近に感じられそうなサブタイトルだったことと、プロデュースと演出が「アンナチュラル」「MIU404」の新井さん&塚原さんコンビだったから。出演者にはあまり重きを置いてませんでした。
世間的な評価は非常に高いようですが、結論から言うと、私はあんまりハマれませんでした。
中村倫也さん演じる羽根岡と、有村架純さん演じる石田硝子のコンビは、軽快なやり取りがとても楽しく、最後まで恋愛の「れ」の字も出てこなかったあの関係性は個人的に好みでした。
そして毎話「今の世の中で問題になっていること」を取り上げているのも、ドラマの中の世界と自分の世界が地続きであることを認識させられて、ただエンターテイメントとして消化するのではなく、考えさせられるような内容もありました。
でもなんでだろう。
全然ハマらなかった(きっぱり)
楽しみなドラマって、私の場合、その曜日になるとわくわくそわそわするんですけど、このドラマにはそれが全くなかったです。なんなら見るの忘れそうになることも何度かあったくらい。
リーガルドラマだけど法廷でのシーンはさほどなかったこと、羽根岡先生の特殊能力(フォトグラフィックメモリー)が結構チートでは?ということ、赤楚衛二さん演じる大庭くんはいいキャラだったけど………(モヤモヤ)などなど。微妙に気になる部分が、最後まで心の隅に引っかかっていました。
最終回もなんだか駆け足だったな…。田中哲司さんは思わせぶりに出てきてあんな終わり方かい…としか思えなかったですし。
続編を匂わせる終わり方でしたが、個人的には今回で完結ということにしておきます。