Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

2021.11.6 劇団四季「オペラ座の怪人」マチネ公演:推しがファントムになりました(祝)

※テンションが上がりすぎて、ものすごい長文駄文を繰り広げてます。ご了承くださいませ。

 

 

 


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2021年10月28日。

 

オペラ座の怪人は来年の1月までか~~結局まだ新しくなった秋劇場1回も行ってないしな~~そろそろ観に行かなきゃな~~」と思うこと、半年くらい経ってしまった私が腰を抜かす大事件が発生しました。

 

清水大星さん、「オペラ座の怪人」にて突如ファントム役デビュー。

 

キャスト変更で突然現れた「オペラ座の怪人清水大星」の文字に、在宅勤務だった私は冗談抜きで「ひぇ!!!!!!!!」と悲鳴を上げ、自分の妄想ではないことを10回くらい確認して(=キャス変ページをリロードしまくる)、その3分後には直近で行ける日のチケットを確保しておりました(爆速)

 

確かに「Bridge〜歌の架け橋〜」の配信を観た時に、♪Music of the Night♪をばっちり歌い上げてましたけども…!!!

 

「清水ファントムありじゃん~~!秋劇場隣だよ~~!!デビューしちゃいなよ~~!!」と言いましたけども…!!!

 

「もし清水ファントムデビューしたら何もかも捨てて駆け付けちゃうよ~~!!」とか言いましたけども(書きましたけども)!!!!!!!

 

まさかこんなにも早く(ていうか年内!?)にファントムデビューとは思わんやろ…!!!!!

 

年齢とか諸々考えたらあと5年は先かと思ってました(真顔)ファントム役やるにしても、先にラウル役を踏んでからと勝手に思ってました(佐野さんコース)一足飛びでファントム…だと…!?

 

というわけで、大混乱の中、4年ぶり2度目の四季オペラ座の怪人、観てまいりました。

 


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(あとから見返したらやたら暗いキャスボが撮れていた)(記憶がない)

 

一応四季の団員さんの中では私の「推し」な清水さんですが、あまりにも会えなさすぎて(誤解を招く表現)、数えてみたらなんと2018年の「ジーザス・クライスト=スーパースター」松戸公演以来、3年ぶりでした。

 

なので、キャス変を見て「ぎゃー!」ってなったはいいものの、いまいち実感がわかなかったので、チケットを取っても当日キャスボで名前を見ても、あんまりピンと来なくて…。「本当に清水さんがファントムやるの…?」と、開演前ずっと「?」ってなってました。

 

でも第一声を聴いた瞬間、「うおおおおおお清水さんの声だああああああ」ってなって、そこから終演までずっと心臓バクバクでした(危)

 

オペラ座自体があまりにも久々すぎて、「こんなシーンあったっけ」みたいになってたので、全体の感想と、清水ファントム中心に感想残しておきます。

 

☆全体の感想

4年前の横浜公演でも思ったんですが、どうにも物語がしっくりきませんでした。アーサー・コピット版の「ファントム」はDVD買っちゃうくらい好きなのに……!!

 

今回観てみて一番好みに合わんな…と思ったのは、何人かが集まってそれぞれてんでバラバラの歌詞を歌うシーン。1幕と2幕でそれぞれ1回ずつあるんですが、さすがに四季役者さんたちでも4、5人でいっぺんに歌われると、一体何を歌ってるのか全くよくわからず、カオスだな…っていうのと、単純にあのシーン長くて退屈だなって感じました。(これは私が清水ファントム目当てで観てるから、というのもあるかもですが)(ファントムが出てくると突如気合いを入れるヲタク←)

 

ただ楽曲自体は好きな曲が多いですし、久々に聴いた生歌生オケの♪Point of No Return♪には死ぬほど興奮しました(やめなさい)

 

オープニングシーンの演出は本当に天才。あれは否が応でもテンションが爆上がりしてしまいます。オークショナー役になって「さぁ!」って合図したい。

 

今回は1階席最後列センターだったのですが、ファントム目当てで観るなら、おそらく2階席の方が良かったんだろうな…。♪All I Ask of You♪の後、ファントムがあんな宙ぶらりんのオブジェに乗ってた記憶が一切なく…(KAATでもあの演出でしたっけ?)

 

あとカルロッタの声をカエルに変えちゃうシーンは、舞台の上の方でファントムが演技をしているのをすっかり忘れておりまして。今回は清水ファントムの声しか聞こえなかったです。楽しそうな声だったのでお顔も拝見したかったよ…(自業自得)

 

以下、キャスト別感想。

 

オペラ座の怪人清水大星さん】

・ファン歴浅いしご活躍を全然観られてない私が言うのもなんだか…ですが、感無量、という一言に尽きます。

 

・清水さんは、元々パイロットを目指してたけれど、視力がクリアできずに断念。数学の先生になろうとしてたところ、たまたま「オペラ座の怪人」を見てこの世界に飛び込んだそうなので…。自分の人生のターニングポイントになった作品でタイトルロールを演じるって、本当にかっこいいと思いますし、数学の先生にならないでくれてありがとうございます(五体投地)(窪田正孝さんが車の整備士にならず、役者の道を選んでくれて良かったのと同じレベルの最善の選択では)

 

・ちなみに自分用の観劇ノートにはこのあと「この勢いで『美女と野獣』でビーストもやらん?やろう??」って書いてあったのですが、それが現実になるのはまた数ヶ月後の話。

 

・前置きが長すぎました。そんな清水ファントムの印象ですが「めっちゃ若いなぁ」(当たり前)

 

・ラウルに対して「この若造め…!」みたいに歌うシーンがありましたが、調べてみたらラウル役の加藤さんと清水さんはほぼ同い年のようでした。自分も若造なんよ(CV:ノブ)

 

・4年前に観たのが佐野ファントムだったので、ファントムってなんとなーーく「40~50代くらいのおじ様」というイメージでしたが、清水ファントムはお肌つるっつるで身体もがしっとしてて、メイクでだいぶお肌が白くなってましたが、地下で育ったにしてはわりと健康的?あと眉毛が鋭角!!!!!!!って感じでした(謎)年齢を考えると、イメージとして一番近いのは、映画のジェラルド・バトラーのファントムでしょうか。もしくはラミン・カリムルーさんのファントムとか…?

 

・ラストシーンの印象が、4年前とは全っっ然違ったことに驚きました。佐野ファントムは、クリスを最後まで引き留めようとして『I love you』と言ってたように感じたのですが(そしてそのイメージがずっとあったんですが)、清水ファントムは全てを諦めた上で、せめて自分の想いをまっすぐに伝えようとして『I love you』と言ってる気がしました。

 

ベールを握って悲しそうに歌ってはいたものの、自分の気持ちにしっかり決着をつけられていたように見えたので、あの後もきっとどこかでクリスティーヌの幸せを願いつつ生きてるんじゃないかな…。「ノートルダムの鐘」のフィーバスの時も思いましたが、やっぱりなんとなく前向きな役作りに感じました。

 

・あの♪I love you〜♪というフレーズ、完璧に♪All I Ask of You♪のラウルのパクリなので、さんざんライバル視して殺そうとしてた男の愛の告白の言葉を借りてまで愛を伝えたかったのか…と思うと、ちょっとかわいそうにも思えました。

 

・1幕でクリスに仮面はがされた時のブチ切れ演技がめっちゃ怖かった…。1か所だけクリスに向かって吐く呪いの言葉が涙声になったり、かと思ったらクリスの方にずるずるはいつくばってるのホラーすぎたし、かと思ったら「ぴえん」みたいな感じでちっちゃく丸まってしくしく泣いてたり。感情が秒で変わるので見てるこっちは置いてけぼりでした(真顔)まぁこれファントム役共通でしょうけども…。

 

・♪Music of the Night♪とか♪Point of No Return♪でクリスを撫でまわす手がアカンやつでした(動揺)直視していいのかわからんくて無駄にオペグラぶんぶん振ってた記憶しかない(動揺)

 

ていうか!!!!!!!!!!!!!♪Phantom of the Opera♪と

Point of No Return♪を!!!!!!!!!

清水さんが!!!!!!!!!!!!!!!

歌っている!!!!!!!!!!!!!!!

(という事実にただただうろたえてた人←)(興奮のあまりほぼ記憶飛んだ←)

 

・清水ファントムのかっこいい高笑いをアラームにセットしたい。古川トートは見習ってください(唐突)

 

・クリスにキスされた時の顔、あんなメイクでも目がまん丸になっててなんかかわいかったです(そんなシーンではない←)

 

・「お前たち2人に宣戦布告だぁ!」って、そもそもセリフ自体が面白すぎて笑いそうになってしまった件。あんなセリフあったっけ…。笑

 

・♪PoNR♪でクリスティーヌの相手役に成り代わるためにファントムは黒装束を着てるんですが、清水さんの背が高いからなのか、首元と口元が最初からほんのり見えてて、「最初からクリスにバレるやん」って思ってました。笑

 

・このシーン、佐野ファントムはクリスにぐいぐい迫られると、理性を保とうとしてるのかひたすら膝の上でこぶしをぐーーっと握ってるのが印象的だったんですが、清水ファントムはずっと手を開いたまま宙に浮かせたままにしてて手が迷子になってました。かわいい。

 

・墓場でクリスを連れ去ろうとしてる時に、ラウルが傍らでクリスに呼びかけてるんだけど、ラウルのこと完全無視してましたよね??あと火の玉ぴょこぴょこ出すのが個人的にツボでした。

 

・歌うますぎん!?!?!?(唐突)本当に好きです。声も好き、歌の抑揚の付け方(強弱の付け方?)も好き。音圧でばーんと圧倒されて、油断してると急に色気MAXの歌声になるから気が抜けません(うっとり)

 

・今の清水さんの歌唱力で♪ゲッセマネ♪が聴きたい…!

 

・私自身「オペラ座の怪人」の観劇数があまりにも少ないので何とも言えないですが、歌の技術的なクオリティや安定感は抜群な一方、お芝居が荒削りなのかな?とは思いました。負の感情として「怒り」はすごく出てたし伝わってきたのですが、もうすこし寂しさとか切なさみたいなものがあるとより良くなるのかなぁ…(偉そうな感想)

 

・カーテンコールが5回くらいあった気がするんですが、幕が開くたびにいちいち左サイドにいる久保さんと、右サイドにいる加藤さんそれぞれにペコペコ会釈してから前に出てくるの、ご本人の素が出ているようでした(おそらくめちゃくちゃ真面目な方なんだろうなと勝手に思ってます)

 

・もうなんか一周回って「リトルマーメイド」のシェフ・ルイ役で観たくなりました(謎)この役は未見なのですが、あのぶっ飛びキャラを一体どんなテンションで清水さんが演じてたのか、めっちゃ気になります。

 

・終演後、真っ先に「清水ファントムが観られて良かった。同じ時代に生きてて良かった」って思えたので(壮大すぎる感想)、本当に今まで役者続けてくれてありがとうございます。そして大役でのデビュー、本当におめでとうございました!

 

【クリスティーヌ・ダーエ:久保佳那子さん】

・2017年の「ソング&ダンス65」にて、♪オペラ座の怪人♪を芝ファントム&瀧山ファントムと歌ってたのを聴いて「いいなー!久保クリスティーヌ観てみたいなー!」って思ってたので、今回4年越しに願いが叶って嬉しかったです…!

 

・山本クリスは「夢見るふわふわ乙女」な印象でしたが、久保クリスはもう少し成熟した大人な印象でした。だからラウルに対してしっかり恋愛感情を抱いている一方で、ファントムのことはあくまでの「恩師であり父のような存在」として見ているので、最初からファントムには絶対なびかなそうだなと思ったり。ファントムの仮面の下の素顔を知ったり、彼の人物背景を知ることで、ファントムに対しては「慈しみ」の気持ちが生まれてそうでした。

 

そういう意味では山本クリスの方が、2人の間で揺れている感じは出ていたのかな?と思います。ただ私はクリスのふらふらしたキャラクターがあんまり好きではないので(*完全なる個人感)この時点では久保クリスが好み。

 

・あの劇中オペラ…クリスが少年役で女装して愛人やってるやつ…久保クリスめっちゃかわいかった…。

 

・♪PoNR♪ではあまり色気は感じず、迫ってくるファントムに対しても戯れてる感が強かったです。ベンチに座ってる子供がやるような、足をぶらぶらさせる仕草もしていて、このシーンでは幼さを感じました。ここは私は色気でぐいぐい系の山本クリスが好きかなぁ…(山本クリスは特に、直前までぽやぽや乙女なのが色気たっぷりの小悪魔乙女になる、あのギャップがたまらんのです)

 

・久保クリスは、最後にファントムに指輪を返しに来るシーンで、びっくりするくらい泣いました。清水ファントム渾身の「I love you」を、涙をぽろぽろこぼしながら一生懸命受け止めようとするお芝居が良すぎて、私もちょっと泣きました。

 

【ラウル・シャニュイ子爵:加藤迪さん】

・朴訥としてて、いかにも良家のお坊ちゃまなオーラをめちゃめちゃ感じました。あと多分普段からめっちゃいい人(勝手な想像)

 

・ラウルもキャラクターとしてはあまり共感できないんだよなぁ…。

 

・加藤さんもそのうちファントムやりそう(?)な雰囲気を感じました。声質とか、何となく。

 

個人的に支配人2人がかわいくて好きです(村さん&北澤さん)あとマダム・ジリーがかっこええ…!