「ブラックパンサー」
監督:ライアン・クーグラー
出演:チャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ、マーティン・フリーマン、ダニエル・カルーヤ、レティーシャ・ライト、ウィンストン・デューク、アンジェラ・バセット、フォレスト・ウィテカー、アンディ・サーキス、他
<あらすじ>
アフリカのとある場所に潜む王国・ワカンダ。
人知れずひっそりと存在するその王国では、実は超最先端の技術が発達しており、その技術は世界に知られないよう隠されてきた。
しかしある日、アメリカを訪問中に爆破テロに巻き込まれたティ・チャカ王(ジョン・カニ)が亡くなってしまい、王の息子であるティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)がその座を突然受け継ぐことになる。
先代と同じように、ワカンダが持つ素晴らしい技術を、自国を守るために隠そうと決意するティ・チャラだったが、国外からワカンダの技術を狙う武器商人が現れ…。
<感想>
映画開始直後〜40分くらいまでの私
「うーん、まぁ面白くなくはないけどねぇ…」(ちょっと退屈してきた)
鑑賞直後の私
\\\ワカンダフォーエバァァァー!!!!!///
※
久々に初見で「こりゃ~面白い…!」って素直に思えたマーベル映画でした。この当時、MCU作品をちょっと斜に構えて素直に見られてなかったところもあったので(なんでやねん)(好きな女の子に優しくできない小学生男子みたいな感じ)
「ブラックパンサー」で私が感じた唯一の欠点は、
超最先端テクノロジー×アフリカンカルチャーの融合がとにかく素敵。ディズニーランドに今すぐワカンダエリア作ってほしいです。日本のディズニーリゾートじゃ10000%可能性がないので、海外ディズニーにもしできたら絶対に行く。
ただ楽しいだけじゃなくて、難しいテーマも盛り込まれていました。
以下ネタバレになりますが、要するに「
さて、新しく王となったティ・チャラは、歴代の王たちのポリシーを守るのか、
最後にティ・チャラが下した決断は、
悪役(と言えるのかなぁ)
ワカンダ女性陣も本当に全員めちゃくちゃ素敵でした…!!
そして大好きなマーティン・フリーマンが、捜査官エヴェレット・ロス役でなんとMCUデビュー!!彼はこういったブロックバスター作品にはあまり出演しない印象だったので、「ブラックパンサー」に出演すると知ったときはかなりびっくりしました。屈強なワカンダ王国の人々にまぎれた姿は、さながらハリネズミのようでした。笑
最後に……主人公ティ・チャラ/ブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマン。私が彼を初めて見たのは、アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンを描いた映画「42 〜世界を変えた男〜」でした。とにかくすごく心に響くお芝居をされる方だ…と、当時すごく感銘を受けました。
「ブラックパンサー」でのお芝居もまた素晴らしかったですし、年齢を重ねたらきっともっと素敵な役者さんになるだろうと思っていたので、本当に残念です…。
「ブラックパンサー」続編はどうやって描かれるのかな。楽しみのような、チャドウィック不在なのが悲しいような、複雑な気持ちで観ることになりそうです。