Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

マーベルドラマ感想まとめ

ディズニープラスで配信中の、マーベル関連作品の視聴をぽつぽつと続けていますが、単独で記事を書くまでもないかしら…と思った作品に関して、簡単にまとめてゆきます!

 

「ファルコン&ウィンターソルジャー」

disneyplus.disney.co.jp

 

巷では人気キャラなウィンターソルジャーさんことバッキー・バーンズですが、個人的には「なんでそんなに人気あるんだろう…」と、彼の良さがあんまりわかっていない…。

 

ドラマ自体も、硬派で面白かった記憶はあるけど、具体的に印象に残ったシーンとかは全く覚えていない始末。最終話のファルコンのスピーチの内容は素晴らしかったです。

 

ホークアイ

disneyplus.disney.co.jp

 

ホークアイのドラマのはずなのに、ホークアイよりも新キャラの弓使い、ケイト・ビショップの印象が強め。あとブラックウィドウの「妹」エレーナが素敵すぎる。可もなく不可もなく、平均点くらいで楽しめた作品でした。ホリデーシーズンに合わせたから、ちょっと無難な作りだったのかもしれないな…。

 

「What if...」(シーズン1・シーズン2)

disneyplus.disney.co.jp

 

ドラマではありませんが、2022年5月公開だった「ドクター・ストレンジマルチバース・オブ・マッドネス」を見る前に、このアニメシリーズのシーズン1を見るべき!との情報を得たので視聴しました。

 

現在進行中のMCUの世界をベースに、「もしもあのとき、あのヒーローが○○していたら?」という、「あったかもしれない"IF"の世界」を描いた作品です。

 

実は絵柄があまり好みではない、という理由で見るのを避けていたのですが、そんな理由で見ないのはもったいない!と思えるほど、とても魅力的なシリーズでした。シーズン2は配信されて速攻で全部見たくらいには好きです。

 

1話30分程度、しかも前後のつながりがないので空いた時間でさくっと見られますし、何よりも「IF」のエピソードがどれもすごく面白くて…!中には救いのないしんどいエピソードもあるのですが、一方で完全にネタとして作られたエピソードもあり、全体の緩急もあって見応えがありました。作ろうと思えばいくらでも作れそうなので(笑)長く続いていってほしいです!

 

「ムーンナイト」

disneyplus.disney.co.jp

 

ここまで視聴してきたマーベル関連のドラマは、基本的にMCU映画シリーズに何かしら絡んだ世界観でしたが、今作はその絡みを一切排除した、完全なる単独作品。ヒーローというよりはダークヒーローなので、相手を「悪」と認識すれば、徹底的にぶちのめす残酷さがありました。

 

主人公・スティーブンが「もうひとりの自分」の行動に悩まされるところから始まり、見ている方もスティーブンと同じ立ち場で振り回されるような作風。1話からしばらくは、人格が切り替わるたびにブラックアウト→スティーブンとしての意識を取り戻す→その間何をやってるのか謎、みたいなことが続き、わりと見るのに集中力を要する作品でもありました。

 

ちょっと物語の流れが内面にいきすぎ(???)な気がしましたが(あと正直ムーンナイトのコスチュームは好きじゃないです←)、物語としては面白かったですし、単純にあの終わり方は続きが気になるので、シーズン2も楽しみにしています!

 

「ミズ・マーベル」

マーベルドラマ『ミズ・マーベル』公式サイト|ディズニープラス

 

ヲタクの夢みたいなドラマだったな(ヲタクより)キャプテン・マーベルを「推し」とあがめる女子高生・カマラが、ある日ひょんなことから自らに秘められたパワーを目覚めさせる物語。ヒーローとして目覚めるまでを描いているため、アクションシーンはあまり描かれておらず、「自分探し」的なお話は正直「ムーンナイト」と若干かぶっている部分があったかも?

 

一方で、イスラム教の習慣や生活様式についてとても興味深く描写されており、カマラの両親がパキスタンからアメリカに移住してきた人たちで、カマラは移民二世としてアメリカで生きている、というなかなか複雑な環境に置かれている設定。移民として異国の地で生きる家庭のリアルを垣間見た作品でもありました。

 

全体的にポップな描写が多く、お話も(中盤でパキスタンがたどった歴史が描かれる部分は多少重たかったものの)軽やかに進んでいくので、かなり見やすい作品でした。

 

そういえばアメリカ・チャベスにケイト・ビショップ、カマラ・カーンと、次のアベンジャーズはかなり若い女の子たちが大活躍しそうですね…!どんなチームになるのか、こちらも楽しみです。

 

さてと、次は「シーハルク」を見なくては…。