※観劇ノートとして記録はしていたのに、なぜかデータ上には残っていなかったレポ。時系列が前後していますが、まぁいいか。
まだミュージカルにしか興味のない時期だったんですが、劇団四季のストレートプレイなら安心して(?)観ることができそうだし、チケットまだあるのかな…?とサイトをのぞいてみたところ、予定の合う日程の座席がぽつんと1席だけ空いていて、勝手に運命を感じたので観ることにしました。
8年ぶりの再演、コメディ作品で面白そうだし、他演目で見たことがあった三平さんと牧野さんが出演されていたのも気になりました。
あらすじはこちらから。
すっごく面白かったです。
個人的には大爆笑というより、くすくす笑っちゃう感じでした。
この作品は大前提として、「劇中で停電の時は舞台上が明るくなり、劇中で誰かが明かりをつけると舞台上が薄暗くなる」という突飛な設定があります。そのため最初はうすぼんやりした照明で始まってやや戸惑いましたし、停電して一気に明るくなった舞台上では、登場人物たちがあちこちにぶつかりながら「何も見えないじゃない~~~」とか言ってて、その設定に慣れるまでは変な感じでした。意外とあっという間に世界観に入り込めましたが…。
当たり前ですが、みなさんストレートプレイであってもすごく上手い。コメディ作品なので、間の取り方やセリフの言い方次第で面白くなるかそうでなくなるかが決まりそうでした。おそろしや~~。
以下、メモ書き程度のキャスト別感想。
【ブリンズリー:萩原隆匡さん】
今回初めて拝見しましたが、笑いを取るお芝居がめちゃくちゃ上手…!「アラジン」のジーニー役にもキャスティングされているとのことで、「萩原ジーニーめっちゃ見たいんですけど!?」ってなりました。
【キャロル:三平果歩さん】
「リトルマーメイド」アリエル役で拝見していましたが、そのときに「絶対コメディ作品と相性いいだろうな…」と感じていました。案の定キャロル役がすごいハマってました。劇中でもかわいかったですが、カーテンコールで置いてあった小道具に激突してしまい、照れくさそうに「えへへ♡」と笑いながら捌けていったのが本当にかわいかったです…。
【ハロルド:牧野公昭さん】
極悪非道の魔王様(=ジャファー)の印象だったのに、まさかのオネエキャラ…。笑
ヒロイン・キャロルに匹敵するかわいさでした。
【クレア:高倉恵美さん】
終演後、真っ先にググってしまったくらい気になった俳優さん。めっちゃくちゃ素敵なお姉さまでした…!!顔ちっちゃい!美脚!ベッドの上で暇を持て余したクレアが、寝っ転がりながら足ばたばたさせてたんですが、もうその足がお美しすぎて見とれてしまった…。
ストレートプレイも良いものですな、と思えた作品でした。