突然ですが、東京ディズニーリゾートのバケーションパッケージに、劇団四季「美女と野獣」舞台裏ツアー付きパッケージというものがありまして。これが結構なお値段なのですが、ディズニーホテルにも泊まってみたいし、もちろん舞台裏ツアーも参加してみたいし、思いきって行ってみるかということでちょっと奮発して行ってきました。
舞台裏ツアー、および出演者によるトークショーは、SNSやブログにレポートを上げることは禁じられていたので詳細は書けませんが、とにかく参加して良かった…!「美女と野獣」のみならず、ミュージカルが好きな方はぜひぜひ体験してみてください。
ということで、「美女と野獣」本編の感想です。
7か月ぶりの「美女と野獣」、この日の座席が過去観た中で一番舞台に近い席だったからか、役者さんの表情が本当によく見えて、物語に没入というよりかは、役者さんのお芝居を堪能した回でした。
ほぼ最上手の7列目でしたが、思ったよりも舞台が近くて、ちょうど舞台に立つ役者さんがまっすぐ前を向いた時の視線と同じ高さくらいの位置でした。
この回、五所ベルがびっくりするくらい良かった…!正直歌もお芝居も、ちょっと強気でわかりやすい平田ベルの方が好みだな~と思ってたんですが、この日の五所ベルは特に歌がめちゃくちゃ調子良かったのか、サントラよりもずっとずっと素敵でした。
お芝居に関しては、平田ベルがかなり極端に振り切る人なので、それに比べるとやっぱりおとなしい印象はありました。でも五所ベルも、表情でのお芝居は比較的大きめなので、特にガストンとの1幕でのやり取りがかわいかったです。ガストンが自分を見てる時の愛想笑いと、見てないときの真顔の切り替えが好き…。
清水ビーストは、対・平田ベルの時よりは幼さが減ってたような?それよりも、なんとかベルとの距離を縮めようと頑張る健気さをすごく感じました。
歌は言わずもがな毎回めちゃくちゃいいんですが(♪滅ぼせよこの身を~~~~~♪のロングトーンは、なんならあと3秒は絶対に伸ばせる)、芝居が~~~~~すっごく良かった~~~~~~~~(大の字)間の取り方がすごい良かった~~~~~~~(ざっくりした感想)
特にビーストから人間に戻ったあと、ポット夫人にハグするシーンがちょうど目の前で、ポット夫人が舞台側を向いてるので清水さんがハグするとこちら側にお顔が向いてて、その満面の笑みがとっても素敵でした。人間に戻れた嬉しさが全面に出ていて、その表情を見るだけで「よ゛か゛っ゛た゛ね゛ぇぇぇぇ」ってなりました。
王子姿はまたさらに洗練されてたので(足長すぎてビビる)、もう今のビジュでエリック王子(fromリトル・マーメイド)かジーザス(fromジーザス・クライスト=スーパースター)やってください!!!(土下座)
私が観た回は今のところ全部金久ガストンなんですけど、ハマりすぎて心配になるレベルのハマり役。まず声がガストンそのものですし(*褒めてる)、あの自前であろう筋肉もガストンそのものですし、絶妙な気持ち悪さもガストンそのものですし(*褒めてる)本当にうまいな…という語彙力ゼロの感想しか出てこない…。
大木ルミエールは相変わらず「客席全員落としにかかってるんか?」ってくらいイケイケどんどんでした(謎)顔が整いすぎているろうそく(謎)
ポット夫人を演じている潮﨑さん、近くで見たらハチャメチャ美人でびっくりでした。
バベットちゃん役の杉野さんの背中の筋肉はこの日ももりもりで美しかったです(小並感)
あとチップ役の子役さんはこの時期にデビューしたばかりだったのか、まだまだ舌っ足らずで超かわいかったです。人間に戻った後にポット夫人の元にとてとて走りながら戻ってくるのがかわいすぎる…。
ちなみに終演後の舞台裏ツアー&トークショーのあとは、そのままディズニーシーへ行き、アンバサダーホテルに宿泊して翌日はディズニーランドで遊び尽くしました!