ついに観劇のためだけに、飛行機で博多に行くという暴挙に出ました(白目)(しかも日帰り)
「エリザベート」博多座公演は、この日と大千穐楽をダメ元で応募して、絶対行きたい!というよりかはもし当たったら行こうか~〜〜くらいのゆるいノリだったんですが、そういう無欲なときに限ってどっちも当たるのが人生ってやつですよね(何)
この回は「なんとしてもちゃぴシシィと井上トートが観たい!」ということで選んだ回でした。2019年7月30日ソワレのちゃぴシシィ&井上トートによる「エリザベート」が、いまだにMyベスト「エリザベート」で忘れられないヲタクなので、今回もこのペアがどうしても観たくて。
結論から申しますと(by ルキーニ)、井上トート閣下が2019年とはまるっきり変わっていて「へぇ!?!?!?!?」ってなって終わりました(真顔)「何!?芳雄さん今の何ですか?!??!?!?!?」って感じで終始振り回されておりました。ちゃぴシシィ、しゅがさんフランツ、涼風ゾフィー、上山ルキの見納め回でしたが、芳雄さんのせいで(?)それどころではなかったです。
※アクスタ撮影用の背景がわざわざ用意されているという手厚さにびっくり。
初めての博多座は、外見はTwitterで見るあのまんまで(当たり前体操)、内部があそこまですごいと思わなくて面食らいました。
御園座でもお弁当や軽食は販売されてましたが、その3倍はありそうな売場面積+カフェやレストランまで入ってて、おなかもしっかり満たされる劇場でした。
(とはいえ、私はあんまり食欲なくてあんぱんだけ買って幕間に食べたのみ…美味しかったです…)
帝劇はもちろん大好きですが、御園座も博多座も素敵な劇場できた。ちなみに2021年の「モーツァルト!」の時は梅芸に行きましたが、実はあんまり印象にありません。客席にシャンデリアがあって素敵だなと思った記憶のみ…。
以下、井上トートの感想のみです。他キャストの皆様ごめんなさい!!!!!!!!!!
【トート:井上芳雄さん】
・2019年公演は表情をあまり変えずに、ひたすら歌声で感情表現をしてる印象でしたが、今回はそれをほぼ真逆(?)ってくらい変えてきてました。2015年公演で初めてトートを演じたときは感情表現をわかりやすくしていたとどこかで読んだので、「原点回帰」っぽいのかなと思いました。
とはいえ、今回ほとんど稽古らしい稽古もできず、役作りをじっくり考える時間がほぼなかったみたいなので、もう感じるままに演じていたようです。個人的には2019年公演よりも今回の演じ方が好きです。観ていてすっっっごく面白かったので。
・とにかく「芳雄さんなにそれ!?!?」な3時間でしたが、1番「はぁぁ!?」ってなったのは、1幕の♪闇が広がる♪でした。
娘を亡くしたシシィに「あなたを決して許さないわ」と涙ながらに責められるその言葉を、舞台セットにもたれかかって肘ついてニヤニヤしながら聞いてて、挙げ句の果てには上向いてニヤニヤし始めるので人の心がないんか!?と思いました(人じゃないです死です)
・ルキーニへの絡みが、顎の下をふわっと撫でるように触ったり頬に手を添えたりと、謎にエr(略)それに対して上山ルキーニが恍惚とした顔をするので、なんか別の物語が始まるのでは…?と(やめなさい←)
・シシィのことほんとに好きなのかな?ちょっと変わった人間見つけたから遊んでやろうか俺様の暇つぶし相手だくらいにしか思ってないっしょ?みたいなトート閣下でした。遊んでるつもりが2幕ラストにかけて「俺、こいつのこと好きだったんだな………………」ってなる印象。自業自得ですね(真顔)
・♪最後のダンス♪、あまりのかっこよさに心の中で\アンコール!/\アンコール!/って叫んでました。ほんっっっとにかっこいい。粘着質で気持ち悪いけど(おい)何より芳雄さんご自身が超絶楽しそうすぎて良きです。
・井上トートは他トートと比べるとマント長め?なのか、途中指にマントがひっかかってしまい、それをばーーーんと払い除ける仕草もまた素敵でした。
・芳雄さん、ちょっとメイク薄くしました…?眉毛と唇の色が異様に薄くなってた気が(あ、色が消える=塗る量が増えてる=メイクが濃くなったってことになるか)
・結婚式の高笑いシーンはまっすぐ真ん前で、前方を見据える井上トートの目が怖くてかっこよかったです。三白眼ぎみなんですよね。
・♪ママ、何処なの?♪を聴いてる私の心情:子ルド逃げて。超逃げて。あとピストルにセクシー吐息かけないで芳雄さん!!!!!
・♪王座に〜
\ダンッ/(足音)
♪座るんだぁぁぁ!
私(物理的に煽ってる!?)
井上トート、どのシーンでも足音をわざと大きめに踏み鳴らしてたような…。俺は幻想なんかじゃない、いつもお前たち(人間)のそばにいるんだぞって主張してるように感じました。
・体操室シーン、シシィが♪彼が罪を犯したなら 私自由になれる♪って歌っている背後で「がははは!」みたいに楽しそうに笑っとる!?
・井上トートとしゅがーフランツの悪夢、最高of最高(天を仰ぐ我)
あれだけ素晴らしいパフォーマンスを観て、こんな感じの感想しか書けないのが悲しいんですが、【井上芳雄】という役者はやっぱりすごいんだなぁと、つくづく感じた回でした。
生まれ変わった帝劇でもまたトートやってくださいね!!!!!!!!!!!!!