Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

映画「キングスマン ゴールデン・サークル」:カントリーロォォォォォド♪

キングスマン ゴールデン・サークル」

監督:マシュー・ヴォーン

出演:タロン・エガートンコリン・ファースジュリアン・ムーアマーク・ストロングハル・ベリーエルトン・ジョンチャニング・テイタムジェフ・ブリッジス、他

 

<あらすじ>

 スパイ機関「キングスマン」の拠点が、謎の敵「ゴールデンサークル」によって壊滅状態に。キングスマンの生き残りは、エグジータロン・エガートン)とマーリン(マーク・ストロング)のみになってしまう。2人は、アメリカに拠点を置くスパイ機関「ステイツマン」に助けを求めに行くが、生粋の英国人である「キングスマン」とは全く馬が合わない。文化の違いを乗り越えて、2つの機関は協力してゴールデンサークルを倒すことになるが…。

 

<感想>

2018年、映画館で見た最初の作品でした。


前作はそれなりに面白く見られた「キングスマン」でしたが、SNS上、特にTwitterでは賛辞の嵐が吹き荒れており、まさに「キングスマン」フィーバーが起こっていました。個人的には「確かに面白かったけど、そこまで大騒ぎするほどかな…」と、いまいちブームには乗れずにいました。今作は続編のため、前作のノリをしっかり把握できていたので、こちらの方が面白く感じました。


1作目で「えぇ…」と若干引いた「教会での虐殺シーン」や、「頭ぼかーん!シーン」に比べたら、今作は描写がややマイルドになってました。人間をミンチにして食べるのは…………見ていていい気分ではありませんでしたが、何か他の映画にもあった気がするので、あまり驚きはなかったです(ミンチ機に人が頭から刺さってるフォルムは、映画版「ファーゴ」を思い出しました)


物語は面白かったものの、1点ややモヤッとしたのが「麻薬やドラッグをやった人たちを救う」という部分。確かに、殺人や強盗に比べたら大罪ではないから命くらいは救わなきゃ…っていうのはわかるんですが、一方で麻薬中毒者に恋人を殺されたウイスキーさんの言い分も分かるわけで…何だかなぁ…と。


話はどーしようもないのに、コリン・ファースにマーク・ストロングタロン・エガートンがいるおかげで、かなり見応えのある映画になっています。チャニング・テイタムはいい奴に見せかけてまた黒幕か…?と思いましたが(別作品でそんなことがあったので。笑)、敵のドラッグにやられてほぼ寝てただけという…わぁ……もったいない…。笑


ちなみに私は、今作はつよし(マーク・ストロング)がどストライクでした。スーツ着たマーリンかっこよすぎて拝みたい(念)あとつよしが歌う♪カントリーロード♪最高に渋くてしびれました。アラーム音にしたい。