4年ぶりの「ファントム」観劇!
今回はファントム役がWキャストとも変わらなかったので、3階席からでいいかなと2回ともB席を選びました。この日は加藤エリック・城田シャンドン・皆本カルロッタ回でした。
なんか…役者さんは素敵だし楽曲も好きなんですが、ものすごくフラットな目線で観てしまったのは、やはりハコが前回と比べて大きくなったからなのでしょうか…。国際フォーラムのホールC3階席は、【作品を知る】という意味では最適な気はしますが、没頭して楽しむにはだいぶ舞台から遠すぎる気がします。
あと加藤さんってあんなに滑舌悪かったかなぁ…?セリフが早口すぎて何を話してるのかよくわからん…みたいなシーンが多かったのがちょっと残念でした。
観て良かったと思えたのは、真彩クリスティーヌ。真彩さんは、お写真だけ見ると個人的にちょっとビジュアルが苦手かもしれない…と思ってたんですが、歌が本当にうまいと評判だったので気になる存在ではありました。
Wキャストのsaraさんが開幕直前に降板したがために、シングルでクリスティーヌを演じるというとんでもないことを成し遂げている途中でしたが、すでに宝塚版「ファントム」で週10公演とかやり遂げてたらしく、なんならカーテンコールは全キャストの中で1番元気そうでした。笑
セリフの発声が、かなり作った感じの声色なのは気になりましたが、歌は本当に上手くて、最初からエリックのレッスンいらなくない…?って思ってしまうレベルでした。
あとものすごくディズニープリンセスボイス…!しかも近年のディズニープリンセス(アリエルやジャスミン)ではやく、白雪姫やオーロラ姫のようなクラシカルなプリンセスの歌声でした。真彩さんが草原で歌ったら、多分小動物が寄ってくるはず。芯はありつつとっても愛らしい歌声で、真彩さんという役者さんをきちんと知ることができて良かったです!