Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

2021.12.26 KERA CROSS第4弾「SLAPSTICKS」マチネ公演:命をかけて生まれる極上の笑い

観劇のない期間に突入しておりますので、なるべくブログ更新をがんばりたい所存…!

1日1投稿していた2020年が懐かしいです…よくやってたな私…(自画自賛

 

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木村達成さん目当てで観た「SLAPSTICKS」、まずは1010シアター公演。初めて聞く劇場でしたが、これで「せんじゅシアター」って読むらしいです。おしゃれかよ(真顔)

 

そしてこの作品を観る少し前、私はついに木村達成さんのFCに加入したのでした。誰か個人のFCに入るのって人生2回目…?(ちなみに人生初は福山雅治さんのモバイルFCだった気がします)そして達成さんFCに加入後、初めて取ったチケットがこの作品でした。

 

座席は10列目のドセンター。ものすご~~~~~く観やすい席でした。この作品は年またぎで上演された作品で、翌年のシアタークリエ公演は2列目(実質最前列)が取れていたため、初見はやや引きの目線で、全体を観られて良かったです。

 

全体的な感想。

いまいち何を伝えたい作品なのかが正直わからず、終始ぼんやりした印象でした。一応コメディではあるので、くすくす笑えるシーンはちょくちょく出てくるんですが、劇中で起こる事件が結構生々しいのと(しかも実際に起こった事件らしい…)、後半の主役のビリーが見る悪夢みたいなシーンが個人的にきつかったです。

 

木村ビリーはすごくはまり役。ころころ変わる表情も、相手のセリフにリアクションする仕草や動きも全部かわいらしかったです。達成さんご自身になんとな~く「弟っぽさ」を(私は)感じるので、こういう愛嬌のある役柄がすごく似合うなと思いました。

 

物語のキーパーソンとなるわりと重要な役を、お笑い芸人「はんにゃ」の金田さんが演じてることにびっくり。劇中で笑いを取るシーンもありましたが、どちらかというとシリアスなシーンでのお芝居が印象に残りました。あの役者陣に紛れても「芸人感」がなく、全く違和感がありませんでした。

 

正直1回観たくらいじゃつかめない作品でした。ストプレは本当に難しいなぁ…。