Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

映画「ムーラン」(2020年):アニメーション版の良さをそぎ落としてしまうなんて

映画「ムーラン」(2020年)

監督:ニキ・カーロ

出演:リウ・イーフェイジェット・リードニー・イェンコン・リー、ジェイソン・スコット・リー、ロザリンド・チャオ、ウトカルシュ・アンベードカル、ツィ・マー、ロン・ユアン、他

 

<あらすじ>

愛する父の身代わりとなり、男性と偽って兵士となったムーランは、家の守り神である“不死鳥”に見守られながら、厳しい訓練と努力を重ね、驚くべき戦闘能力を開花させていく。闘いの日々の果てに、彼女を待ち受ける運命とは?そして、“本当の自分”と“偽りの自分”の間で葛藤する彼女が最後に下す決断とは…?

https://filmarks.com/movies/70750

 

 

<感想>

 

どうしてこうなった…!?(絶望)

 

1998年に公開された、ディズニー映画「ムーラン」を実写化した今作。

アクションや雄大な自然を背景にした映像はなかなか良かったのですが、アニメーション映画の良さを根こそぎ引っこ抜いてしまった残念な実写でした。

 

ミュージカル要素は、他のディズニー作品に比べると元から少なめでしたが、それでも皆無になるなんて…。素敵な曲が多いのに…。

 

さらに(実写にするのは難しいだろうけど)アニメーション版でかなり魅力的だった、ムーランの家の守り神の龍・ムーシューがいないため、コメディ要素もなくなっていました。

 

これから「リトルマーメイド」も実写になるそうで…ちょっと心配です…。