Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

2019.02.27 ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」:ラブストーリー苦手な人間が、あろうことかロミジュリにハマった日

 

*もとになった観劇レポ、なんと驚異の1万字越え。ということで頑張って削りましたが、意味もなくやたら長いので、読むのはおすすめしません。大した感想書いてないし。

 

 

 

これまでずっと、ラブストーリーは比較的苦手な部類に入っておりまして、この演目も「誘われたから」&「生田絵梨花ちゃんのジュリエットが観られるから」という、めちゃくちゃ単純な理由で観に行きました。

演目自体にはあまり興味が湧かず、むしろロミジュリは、物語として魅力を感じたことがありませんでした。

 

 


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観劇後。

 

 

 

\ロミジュリはいいぞ!!!!!!!/

(絶叫)(東京国際フォーラム前の広場にて)

 

想像以上に楽しかった…めっちゃ良かった…なんで…(なんで?)

今回公演期間が短くて本当に良かった。仮に東京公演が2ヶ月あったとして、開幕直後とかに観劇していたら、おそらく毎日でも当日券を求めて並んでいたことでしょう。

 

でも実を言うと、事前に制作発表の歌唱動画や元となったフランス語版の動画を見て、(これ、もしかしたら私すごく好きな演目かもしれない…)と予感して、さらに先の日程のチケットを追加で購入していたのです。さすが、自分のことは自分が1番わかっているものですね。

 

欲を言えば、初演・再演も見てみたかったな~!メンバー見たら、今まさにミュージカル界で活躍されている方ばかり出演していたようで、調べてみてびっくりしました。

 

とにかく食わず嫌いはいかんなぁ…とつくづく感じました。

 

 

<全体を通した感想> 

演出が摩訶不思議。

終始脳内に「?」マークが飛び交っていたくらいには不思議な世界観でした。原作(?)だと、遠く離れた人とのコミュニケーション手段が手紙のみなので、その行き違いで悲劇が起こりますが、このミュージカルでは、ジュリエット(とおそらくティボルト)以外の若者たちはみんなスマホを持ってる設定でした。ずいぶんしっかりした通信手段があるのね!?!?!?!?

 

クライマックスのすごく悲しい場面でも、ジュリエットが息絶えたロミオに向かって

「神父様からのメール、読んでなかったのね!?」

とか叫ぶので、思わず吹き出しかけました…w

ロミオは肝心な場面でスマホ失くすし(まあこの展開がないと物語が成立しないんですけど)、そのせいでジュリエットが自殺したと勘違いしてました。スマホがありながらそれはないだろう…という、なんとも間抜けな展開に。

 

だからと言って全部が全部近代化(?)してるわけでもなさそうで、そもそも家同士の争いとか現代ではそうそう聞かないですし、キャピュレット家は「いとことの結婚禁止!」っていう謎の掟がありますし、そのわりにジュリエットママとティボルトは不倫してますし(あの設定いる??????)

ロミオは一応お城に住んでるようですし(城壁云々みたいな台詞があったような気が)、なんで中途半端にスマホだけ取り入れてみたんだろうか????(素朴な疑問)

 

私は事前にこういう変な演出があることを知ってはいたので、内心ツッコミつつ見るのは楽しかったんですが、由緒正しきロミジュリを期待して来た人は、わりと前半で卒倒しそうなやつでした。

 

プロジェクションマッピングはおおむね効果的で、個人的には好きでしたが、ベンヴォーリオのソロ曲の時、背景にロミオ、マキュ、ベンのほのぼの写真を映すのはやめたほうがいいと思います!!!!!!(笑った)

 

「死」の存在を、観客だけに可視化してるのはめちゃくちゃ良かったです。「死」の存在があるおかげ(?)で、2人の悲恋がどれほど一瞬で燃え上がって散っていったかが際立つような気がしました。

 

後述しますが、大貫さんの「死」がほんっっっっっとに素晴らしかったです。音もなくいつの間にかぬるっと舞台後方に立ってたりするのですごく怖くて、でも「死」って生きてる人間だったら誰でもあれくらい近い距離にいつもいるんだろうなって思えました。突飛な演出が多い中で、唯一とても納得のいくものでした。

 

ちなみにオリジナルのフランス版だと、女性が「死」を演じているそうですし、宝塚版は「愛」も登場するそうな。なるほど、例えば「死」が女性だったら、ロミオをめぐってジュリエットと取り合うみたいな構図になって、それはそれで面白いかもなぁ(昼ドラみたいになりそうw)

 

ロミジュリのお話が苦手な私でも、比較的すっと世界観に入り込めたのは、もしかしたらミュージカルだったからなのかもしれません。佐藤健&石原さとみの舞台版を映像で見たことがあるのですが、とにかくセリフが聞いてられないくらいクサかった&ダサかった(とはいえ原作に忠実だった)のを、ミュージカル版は歌にしちゃうため、あまり気になりませんでした。

 

あと本っっっ当にどうでもいいんですけど、幕が開いてる間はずっといい匂いがしてました。あれだけの美男美女が集まると勝手にいい匂いが生成されるんですかね…(謎)

 


f:id:der_letzte_tanz:20201228213925j:image ↑幕間に撮影したけど興奮のあまりピンぼけしてることにすら気づけなかった残念写真。

 

 

以下、キャスト別感想です。すさまじく長いです。

 

【ロミオ:古川雄大さん】

「農協のく〇野郎」が「イタリア良家の貴公子」に華麗なる転身を遂げていた

………というのも、古川さんを初めて見たのが、ドラマ「下町ロケット」続編だったんですが、古川さんは見るからに器のちっちゃそ~~な悪役を演じられていました。

そしてよりによって、私が好きな「殿村さん」という、人の好いおじさんキャラをいじめる役柄だったので、ドラマ放映中は毎週顔を見るだけで「そのニヤけた顔面殴ったろか???」とテレビに向かってキレてましたw

 

そんな経緯もあって、ロミジュリで見ることが決まった時には、「え……あの人がロミオなのか……そうか……役者さんに罪はないけど複雑……」と思ってました。笑

 

ところがいざ見てみたら、ビジュアルとキャラクターがドラマとは程遠いこともあり、お顔が小さくて容姿端麗(なんてことはドラマ放映中一切思わなかったので本当にすごいと思います)、背がすらっと高く、手足も長くてスタイル抜群、くしゃくしゃ笑顔がとってもキュートなロミオでした。歌も踊りもお芝居も好印象で、むしろなんであんな役で「下町ロケット」に出たんですかね???????(永遠の謎)

 

・当時31歳なのに、干支一周くらい離れたロミオ(18歳設定)を演じられるのはなかなかすごいことでは…?オーバー30には見えない爽やかさと少年っぽさが出ていて、見た目は大人びててかっこいいんですが、行動やら表情やらがちょいちょい可愛らしく、一粒で二度美味しいロミオでした(語彙力の限界)

 

・「ヴェローナ中の女の子を泣かせた」って肩書きの説得力よ…。ただし古川ロミオの場合、あちこちに手を出して泣かせるんじゃなくて、仮に女の子に告白されたらストレートに「ありがと。気持ちだけ受け取っておくね」とか微笑みつつ受け流して泣かせるパターンだと思う(※勝手なイメージです)

 

・両親だけでなく、モンタギュー家全体から大事にされて生きてきた、温室育ちロミオの印象でした。だからジュリエットに出会うまでは、自分から愛する感情は知らなかっただろうし、ティボルトを刺し殺すまでは「憎しみ」という感情が自分にも芽生えることを知らなかったんだろうな…。

 

・見た目以上に天真爛漫な印象の古川ロミオでしたが、♪僕は怖い♪の「死」との踊りがあまりにもシンクロしすぎていて、彼が根底に持っている一種の暗さに「死」が惹きつけられたんじゃないかなぁと思いました。大貫さんの「死」とのダンスの相性がいいのか、美しく幻想的で恐ろしいシーンに仕上がっていました。

 

・♪僕は怖い♪ラストの♪怖いいいいいいい↑↑↑↑♪は、声出すのしんどそうだなぁと思ったんですが、むしろその歌い方で心底死を怖がってる感じが出ていました。歌があまりにもうまい人だと「死」に打ち勝っちゃいそうだしな…。

 

・♪バルコニー♪でジュリエットが、♪その名は〜ロミ〜オ〜♪って歌った瞬間、くしゃくしゃな笑顔で\よっっしゃー!!!/ってガッツポーズするの可愛すぎません???

 

・ジュリエットの乳母に約束のバラを渡すシーンで、ポケットからバラを出したら勢いが良すぎたのかお手玉してましたwそんなに慌てなくても乳母逃げないよww

 

・さらに気絶したベンヴォーリオにロミオが人工呼吸を施そうとして、本来であれば口がつく前にベンヴォーリオが起き上がってどっきりでした~!!!的展開になるはずが、タイミングをお互いに見誤ったのか、ロミオが勢い余ってそのままベンヴォーリオにちゅーしておりました。まだジュリエットともちゅーしてないのに何やってんの!?!?!?!?笑

 

その後お互い口元に手を当てながら、「ちゅーしちゃったねー!?!?」ってあわあわしてる古川ロミオ&木村ベンヴォーリオが可愛いかったです…(合掌)ちなみに観劇時は知らなかったのですが、このお2人、この後の「エリザベート」にてトート役とルドルフ役だったため、このハプニングが「エリザベートのリハ?」ってSNS上で言われてて笑いましたw

 

・仮面舞踏会のシーン、パリス伯爵から逃げるジュリエットが「助けてー><!」みたいにロミオにひしっと抱きつくんですが、「???」って顔をしつつ一応受け止めちゃう古川ロミオと、いくちゃんジュリエットとの身長差に乾杯したい。

 

・比較的通路近くの席だったのですが、2幕スタートのシーンで通路を歩いてきた古川ロミオが、通路で一旦立ち止まったときの、後ろ姿のシルエットがものすごい印象的で、なぜかずっと記憶に残っています。近くで見ても頭がものすごく小さくて、手足がびっくりするくらい長細くて、通り過ぎたあとはほのかにいい香りがしたのも良き思い出です。

 

・ティボルトを刺殺したとき、ヴェローナを追放されたとき、仮死状態のジュリエットを見たとき、ものすごい勢いで泣いてて、これは1公演演じたら相当疲れるんだろうな…と。舞台上であんなにぼろぼろ泣く人、ジーニーとお別れする時の北村アラジンくらいでは???(突然の劇団四季

 

・ひばりのシーンは、いくちゃんジュリエットに負けず劣らず細かったので心配になりました…もっと食べなさい……(乳母目線)

 

・死ぬときの体勢すごいしんどそう(どうでもいい)

 

・カーテンコールでは、みんなが日替わりで踊るコーナー??にて、いくちゃんの背中をそっと押してセンターに立たせてあげたり、ノールックで後ろにすたすた~っと下がるいくちゃんの背中を「これ以上は下がれないよ〜」って感じでそっと受け止めるのとかもう!!!!!めちゃくちゃ王子様じゃないですか!!!!!!!!(後日大野さん回も見たら、同じようなことやってたのでロミオ役デフォルトなんだと思いますが)

 

・ちなみにいくちゃんとは兄妹役とかのほうが似合いそうな気がしました。温厚で内気な兄と、その兄を振り回すパワフルな妹とか。

 

・観劇後に早速古川さんのインスタをフォローしたんですが、4月の大阪公演中に大量のみたらし団子の写真を投稿して、「糖質に執着しすぎて、最近は写真見ただけで頭が回転するようになった」とか不思議ちゃんなキャプションをつけてて、爆笑したのち一気に大好きになりました(チョロい)

 

 

【ジュリエット:生田絵梨花ちゃん】

可愛いは!!!!!!正義だ!!!!!!!

スタジャン、チュールミニスカート、レギンス、スニーカーなんていう微妙な格好でも可愛い(なんなんだろうあの衣装)

 

・演技に関しては「グレコメ」のナターシャの方が好きでした。グレコメの歌の方が難しそうだったんですが、気持ちがきちんと歌に乗ってたのもグレコメだったかなぁ…。

 

・霊廟のシーンで泣いちゃうかも………って身構えてたら、「メール見てないの!?」発言で涙がひっこんじゃったんですが、あれはいくちゃんのせいではないです(断言)

 

・ロミオにキスされそうになって、雰囲気でしちゃいそうになるけど、寸前で「はわわっ!!」って慌てて顔そむけるの可愛い~~~~~~!!ていうか会って2分後くらいにキス仕掛けるロミオなんなんですかね!!!!!!気持ちは!!!!!!気持ちはわかるけども!!!!!!(わかるんかい)

 

・ジュリエット、まさかのキャピュレット家の実子じゃなかった件(ミュージカル版オリジナルらしいですが、それならば別にロミオと一緒になっても問題ないんじゃ…?だってキャピュレット家の子じゃないんでしょ…???)

 

・ひばりシーン、現役アイドルなのに大丈夫なんですかあれ!!!???背中側が腰まで丸出しだった上にちゅっちゅしてたんですけど!?!?びっくりしてオペグラ使うのちょっとためらったよ…(使ったけど←)

 

・もう少し演技でのインパクトがあると良かったかなと個人的には感じました。あまり印象に残る表情がなかったです。ナターシャはすごく良いと思ったんだけどな…キャラがジュリエットよりも合ってたってことなのか…。

 

・♪エメ♪を古川ロミオといくちゃんジュリエットで聴けたのは良かったです!!!!!あの楽曲はイントロだけでがばっと心を掴まれる名曲ですね…短めの同じフレーズを繰り返すだけなのに、何であんなに美しいんだろう。

 

・カーテンコールにて「さすがアイドル」なキレ具合で♪世界の王♪を踊るいくちゃん最高でした。もう今後はジュリエットを演じる予定はないと聞いたので、最後に生で観られて良かったです!

 

 

 

【ベンヴォーリオ:木村達成さん】

 

・古川さん、いくちゃん以外で印象的だったのは?ともし聞かれたら、ベンヴォーリオ役の木村さんが1番印象に残りました。正直「具体的に何が良かったか」を聞かれてもよくわからないんですが、直感ですごくいいなと思えました。ダンス、歌、お芝居と、どれも欠けることなくバランスよくこなしていて、役柄を頭でも身体でもしっかり把握してる印象を受けました。

 

・ロミオがティボルトを刺殺した時の「たとえ世界中を敵に回しても、俺がロミオを守る!!」みたいな必死さと、ロミオが亡くなった後の演技が特に良かったです。「ロミジュリ」には今回初めてキャスティングされたようですが、今後どんな進化をされるのか、成長を見守っていきたい役者さんになりました。

 

 

 

【マーキューシオ:平間壮一さん】

・他の役者さんに比べると頭1つ分小柄だったんですが、それが逆に個性になっていました。ダンスがものすごく上手で、マーキューシオが醸し出すぶっ飛び感もありつつ、仲間想いな優しさも感じたのでお芝居も上手だなぁと。平間さんは今回2回目だったそうなので、その分役柄が板についてたのかもしれないです。

 

 

【ティボルト:廣瀬友祐さん】

 

ティーーーーーボーーーーーールト俺はーーーティボーーーールト♪(熱唱)

映画ファンにしか通じませんが、あの歌なんとなく映画「イントゥ・ザ・ウッズ」でクリス・パインが演じていたシンデレラの王子様を思い出しませんか。(♪Aaaaaaaagonyyyyyyyyyyy♪)(シャツの胸元ぶちぃぃぃぃ!!!!!!)

 

・登場した瞬間から、異様なレベルのスタイルの良さと、無駄に胸筋見せつけてくる衣装が似合いすぎてて、一周回って思わず笑っちゃったんですが、それにしてもなんであんなに色気むんむんなんでしょうか?????

 

・セクシーを愛し、セクシーに愛されたみたいなティボルトが、ピュアピュアまっしぐらなジュリエット大好き!なのが、なんだかすんごくアンバランスな印象でした。ティボルトは色々な意味で周りより早く大人にならなきゃいけない人で、その期待に応えようと本人も早く大人になってしまったんだなぁ…というのを廣瀬ティボルトからは感じました。ホントはみんなとわちゃわちゃしたりしたかったんだろうな。

 

・ジュリエットとロミオが相思相愛なのを知って嫉妬に狂う2幕冒頭、「ジュリエットの目の前でロミオの心臓抉り出して、その場でジュリエットに愛を告白する」とか言い出して(歌い出して)呆気に取られてしまいました…恋心をここまでこじらせちゃう人います!?!?!?!?

 

・と、ここまで思い返したら何となく、というか確実に劇中で1番かわいそうなキャラクターな気がしてきました。

 

 

【死:大貫勇輔さん】

大貫さんの「死」を見られただけでも、チケットの半額は元取れてます(断言)ほんっっっっっとに素晴らしかった。セリフも歌もないのに、人間ってあんなに饒舌な身体表現ができるものなんですね…。


・「死」のダンスでお話がスタートしますし、最後までわりと頻繁に出てくるので、実質「ロミオ&ジュリエット&死」でした。


・大貫さんの手がものすごく大きいのに、手首から肩にかけては妙に細くて、それがものすごく得体のしれない何かに見えて不気味でした。


・とにかくなんかぬるぬる動く。♪僕は怖い♪の途中なんてマトリックスみたいな動きしてて「CG!?」ってなりました(んなわけない)ホントに気持ち悪くて(褒めてる)不気味で、でも目が離せなくなる魅力もあって、彼がいるのといないのとでは、演目自体の魅力もかなり変わってくるだろうなと感じました。


ロミオとジュリエットが並んで亡くなってる頭上の十字架にもたれて、キリスト像を愛おしそうに撫でてるのも怖かった…。でも最後、2人の愛によって「死」に覆われていたヴェローナが平和への道をたどることになり、「死」はもがき苦しんで死んでました。♪最後に愛は勝つ〜♪………いや「死」が死ぬってなんなんだ!?


・カーテンコールでは大貫さんの隣にいた廣瀬さんが、自分のヘッドマイクを大貫さんに近づけてあげて、「歌いなよ!」みたいに言ったら、真顔でぼそぼそと♪世界の王♪を歌ってましたwその光景を不思議そうに下から覗き込むいくちゃんが天使でした(拝)


【その他】
ヴェローナの大公、ヴェローナのリーダーっぽいのに統率能力なさすぎな件。


・そもそも論なんでキャピュレットとモンタギューってあんなに争ってるんですかね???シェイクスピアに聞いたらわかる???


・すごく気になってしまったこと。ジュリエットのママを演じていた方、歌はすごくうまいのに演技がやや棒読み気味でちょっとびっくりしたんですが、あれは「ジュリエットへの愛なんてそんなに無いですよ」って表現のための、あえての棒読みなのかしら、と疑ってしまうレベルでした…。


・モンタギューの若い子達がロミオを探してやってきたジュリエットの乳母を馬鹿にする(?)シーンはちょっと長すぎるかなと。ああいう息抜きシーンが無いと、重たくなりそうではありますが。


・仮面舞踏会の謎のディスコ感。


・楽曲が全部良すぎるので、多分ハマった理由としてはここが1番大きい気がします。メロディーラインが素敵な曲がたくさんで耳が幸せでした♪