Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

映画「レディ・プレイヤー1」:アバターで生きる未来

レディ・プレイヤー1

監督:スティーブン・スピルバーグ

出演:タイ・シェリダン、オリヴィア・クック、ベン・メンデルソーン、リナ・ウェイス、T・J・ミラーサイモン・ペッグマーク・ライランス、他

 

(あらすじ)

27年後の世界。

人類は現実世界を捨て、特殊なゴーグルを着けてVRの世界「オアシス」に生きていた。

ある日、今は亡きオアシスの創設者であるジェームズ・ハリデー(マーク・ライランス)の遺言が突然発表される。ハリデーはオアシスの中に3つの鍵を隠しており、それら全てを手にした人に莫大な資産と、オアシスの所有権を与えると言い残していた。

それから5年、誰も鍵を見つけることができないままだったが、スラム街に住むパーシヴァル(タイ・シェリダン)は、ひょんなことからハリデーが隠した鍵の1つを見つけて…。

 

(感想)

こちらも今年地上波で放送されていたような…?上映当時映画館で観たのですが、この日はドライアイの症状がものすごくひどく、終始目がしょぼしょぼ。自分の意志に全く関係なく涙が止まらず、集中力を削がれたまま観賞する羽目になりました。そんな状態でも面白かったので、多分ちゃんと観たら最高に面白いんだろうと思います。

 

私自身、普段ゲームはほとんどやらないので、予告編を見たときは出てくるアバターの顔にあまり親しみを持てませんでした。内容には興味あるけど、アバターのビジュアルで引っかかっちゃうかなぁ…と心配しましたが、見始めてしまえば意外と見慣れました。

 

ただヒロインのアルテミスちゃんは、確実に現実世界の方が可愛かった。アバターでいるときに「本物のあたしを見たら幻滅するよ〜」とかなんとか言ってましたが、実物が出てきた瞬間に(前言撤回してくれないかな…………)と、むしろちょっとイラッとしてしまいました。笑

 

オアシスの世界の掟は、「誰もがなりたい自分になれる」。そのおかげ(?)か、とにかくエンターテイメントに特化していて、出てくるキャラクターや映画のモチーフもさまざまで、内容以外でも童心に帰ってわくわくできました(ガンダム見たことないけど、「俺はガンダムで行く!」のシーンは日本人として胸熱でした)

 

同じ監督が「ペンタゴン・ペーパーズ」を撮ったなんて、とても信じられません。おじいちゃんになっても、こんなにキラキラした映画を撮れるスピルバーグさんはすごい。