Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

映画「ゲット・アウト」:持つべきものはスマホのフラッシュ機能とTSAの友達

ゲット・アウト

監督:ジョーダン・ピール

出演:ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ、ブラッドリー・ウィットフォードケイレブ・ランドリー・ジョーンズキャサリン・キーナースティーヴン・ルート、ベティー・ガブリエル、ラキース・スタンフィールド、リルレル・ハウリー、他

(あらすじ)

アフリカ系アメリカ人のクリス(ダニエル・カルーヤ)は、ある日白人のガールフレンド・ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招待される。

ローズの実家で歓迎を受けたクリスだったが、奇妙な出来事が続き、あるパーティーで決定的な事件が起こる…。

 

(感想)

*本記事の謎のサブタイトルですが、映画を見ると意味がわかる…はず!

 

この作品の監督であるジョーダン・ピールは、今作が初監督だったとのこと。ものすごく斬新な切り口の作品だったので、今後どんな作品を作り出すのか、楽しみな監督になりました。

 

とはいえ、個人的には手放しで絶賛するほど面白いという感じはしなかったです。ただ私のツボにはまらなかっただけかと思いますが…。


伏線の張り方はお見事だったのと、黒人男性が主人公、そして彼のガールフレンドは白人ということで、人種差別やステレオタイプをストーリーの中に潜ませる上手い脚本でした。クリスがローズの実家で体験する奇妙な出来事には、(納得できるかどうかは別として)しっかりとした真相が明かされて、一応すっきり(?)終わることが出来ます。


ちなみに予告編が結構ホラーっぽかったので、ホラー嫌いな私は見るのをちょっとためらったんですが、演出が不気味なだけで特に幽霊やら化け物は出てきませんでした。笑