<セットリスト>
第一部
♪Live in Living Color(「Catch Me If You Can」より)
♪世界の頂上で~奇跡求めて(「ノートルダムの鐘」より)
♪「ウィキッド」メドレー
~エメラルドシティ
~魔法使いと私
~人生を踊りあかせ
♪サラへ(「ダンス・オブ・ヴァンパイア」より/相葉裕樹ソロ)
♪Higher(「アリージャンス」より)
♪Tomorrow(「アニー」より)
♪You can’t stop the beat!(「ヘアスプレー」より)
♪普通の人生(「マタ・ハリ」より/内海啓貴ソロ)
♪神よ何故(「ミス・サイゴン」より)
♪Light(「next to normal」より)
第二部
♪That’s Life
【ゲスト:相葉裕樹】
♪ABC Cafe~民衆の歌(「レ・ミゼラブル」より)
【ゲスト:内海啓貴】
♪闇が広がる(「エリザベート」より)
【スペシャル楽曲】
♪俺のペテルブルク(「アナスタシア」より)
♪甘き死よ来たれ(「新世紀エヴァンゲリオン」より)
♪ディズニーメドレー
♪まだ見ぬ世界へ(「リトル・マーメイド」より)
♪Final B(「RENT」より)
♪ベートーヴェン・デー(「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」より)
【アンコール】
♪December '63(「ジャージー・ボーイズ」より)
アテプリ第2弾!!!!!
待ってました!!!!!
今回も第一弾と変わらずシアタークリエでの開催がメインだったので、チケット激戦なのは変わりませんでした(完)
ただし市川公演(千葉)&大阪公演と上演される場所が増えたぶん、開催期間も日程も増えたので、前回よりは多少ましだったんだと思います。私も2022年末にようやくFCに入ったので、全部で6公演確保できました。
(そのうち1公演は木下晴香ちゃん事務所FC枠でしたけど)
基本的なコンセプトと構成は変わらず
・曲目が入れ替わった(当たり前)
・機長のチャレンジコーナーができた
・ダンス要員の新人クルー2名加入
・バンドメンバーが増えた
ということで、パワーアップして帰ってきたというのが適当な表現でしょうか。第1弾から変わっていない部分に安心感もあり、「そういう流れにしたのか!」な部分もあり。
正直1部は若干間延びした感もありましたが、2部はあっという間でした。それでも終了予定時刻を20分ほどオーバーしていたのは、アテプリ第一弾の初日と全く一緒だったな…w
<1部感想>
・1曲目変わらんのかーい!と突っ込みつつ、この曲はアテプリのテーマ曲という認識でいいのかな?仮に第3弾があっても、またこの曲から始まりそうです。ちなみに振り付けも変わってなかった気がします。
・♪世界の頂上へ♪と♪奇跡求めて♪のマッシュアップ天才すぎん??????同作品内の全く別の曲を混ぜて、コンサートのテーマに合うようにするって、なかなかの神業なのでは?
・アテプリ第一弾は、1部の固定楽曲(メドレー)が「RENT」だったので、当時RENT未見だった私はいまいち盛り上がれなかったんですが、今回は「ウィキッド」だったのでめちゃくちゃ嬉しかったです。
・翌日の「ウィキッド」東京公演千穐楽のチケットを持っていた私:最高の予習じゃん(大の字)
あえて♪Defying Gravity♪を抜いて♪魔法使いと私♪入れてきたの最高では…!海宝さんverを聞いた翌日に(劇団四季の)三井さんverで聴けるとか、贅沢にも程がある!!!!!!!!!!!!!!!(大声)
海宝さんが歌う「ウィキッド」の楽曲は結構聴いてるので、あとは♪闇に生きる♪を歌ってほしいんですが、あれコンサートで歌うとしたらどういう感じで歌うんだろう。冒頭の\フィエロぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ/はカットして歌うのかな。
(あ、あえての♪ポピュラー♪でもいいんですよ)(あたしってかわいいからー!って可愛く叫ぶ海宝グリンダ…見たいような見たくないような…)
・♪人生を踊りあかせ♪、絶対フィエロやったことあるやん…みたいな表情と仕草がさすがでした。あんな人、学校におったら大変や…(真顔)
・イントロではなく、冒頭の「ブランコ」という歌詞で「あ、アリージャンスか」と特定するヲタクは私です(挙手)
「アリージャンス」はね…良い作品だとは思うんですが正直全然ハマらなくて…。
・1部中盤で会場内全体が真っ暗に。クルーが客席降りしながら、ペンライトをつけるよう指示。なんでも海宝機長が行方不明なので、みんなで\海宝機長―!/と呼びかけようとのこと。
すると舞台下手側の客席扉から海宝機長が登場。客電がつくまで「僕は歌うことしかできないから…」というメタ発言をしたあと、アカペラでクルーと一緒に♪Tommorow♪を歌ってました。
市川のホールは広くて、客席の8割方はペンライトを持ってた&席が1階のほぼ最後列だったので、確かにきれいでした。
(が、こういうときに持ってないと「楽しむ気がないやつ」みたいに見えるじゃんと思って、個人的にはペンラが苦手)
(今回は6回も行くので、さすがにクリエで買いましたけど)
(アテプリ3あったら新たにペンラ作らずに使い回しOKにしてほしい)
(というわがまま)
・客電がついたあと、せっかくなのでペンラ使ってもう1曲盛り上がろうぜー!って始まったのが「ヘアスプレー」の♪You can’t stop the beat♪だったので1人で爆笑してました(心の中で)それ1年前に古川雄大が全く同じことやってたよ……。笑
しかし海宝機長は特に振りつけレクチャーはせず、思い思いのままに盛り上がってくれというフリーダムな感じでした(そして自分はノリノリで踊ってました)あと英語歌唱でしたね。
・♪神よ何故♪、あのど迫力歌唱はすごいとは思いつつ、なぜか何度聴いてもいまいちピンとこないんですよね。サイゴン懐かしいなぁくらいのテンションで聴いてました。やっぱり帝劇コンの育三郎さんの歌唱のインパクトが強いんですよね…。
・最後の1曲だけ知らんな…と思ってたんですが、n2nの曲なら聞いたことあるわ(真顔)全然わからんかった(真顔)
<2部感想>
☆相葉さんとのトーク内容(ざっくり)
海「ばっちも千葉出身なんだよね」
相「市川のお隣の船橋出身です」
堀「千葉の魅力教えていただけます?私大阪出身で、ディズニーランドも30年以上行ってなくて…って歳がバレる!」
相「えーーーーっと…」
(なんかかっこいいポーズで悩み始めるばっちさん)
海「すごいかっこいい感じで悩むじゃん」
相「あの…畑が一面にバーっとあって」
海「船橋ってそんな感じだっけ?」
相「船橋って言ってもちょっと外れたところだから…のどか!のどかっていい言葉だね。梨園がいっぱいあったり」
海「名産品だもんね」
相「子供の頃おやつに梨食べてました」
(話の流れは忘れましたが、なぜかスイカゲームの話に)
海「僕はばっちから教えてもらってハマったんですよ」
堀「流行ってるのは聞いてるんですけど、どういうゲームなんです?」
海「じゃあ手短に説明どうぞ!」
相「スイカを作るんですけど」
堀「スイカを???」
(以下説明は略)
海「僕も最初ばっちに聞いたとき、『は?スイカを作る?農業のゲームなの?』ってなったけど、やったらハマった」
相「僕は最近離れちゃって卒業しちゃいました」
海「皆さんもぜひやってみてください」
(トーク終了のチャイム)
相「スイカゲームの話で良かったの?w」
・歌唱はデュエットではなく、男性クルーも交えてのレミゼメドレー!この2人なら歌ってくれるだろうとは思ってましたが、ちゃんと人数集めて再現してくれて最高でした。私の人生初レミゼはこの2人のアンジョルラス&マリウスだったので、そういう意味でも感慨深かったです。
歌唱はスタンドマイクでやる「製作発表スタイル」(byばっちさん)だったんですが、スタンドマイクで歌うのはすごく緊張するという話から、なぜか「ミスチルの桜井さんのスタンドマイクさばき」の話になり。
歌ってる途中で桜井さんのマネやっちゃおうかな…いや真面目にやるねと言いつつ、♪マリウス わかるけど~♪のパートで、突如かっこよくマイクをスタンドから外して歌い始めるばっちさんに会場大爆笑w
(そしてそんな相葉さんに「やりおったな…」みたいな顔をする海宝さんw)
その後海宝さんもはずすつもりだったようなのですが、相葉さんがスタンドにマイクを戻しちゃったので、歌ってる途中なのに「戻すの!?!?!?!?」ってツッコんでて笑いましたw
☆内海さんトーク内容(ざっくり)
海「あきよしが市川に来たよし!」
内「来たよし!」
海「あきよしはこの光景(=ペンラの波)には馴染みがあるでしょ?」
内「そうですね!横浜アリーナとかで見たけど久々です!」
(と言いながらラケットを振る仕草をする内海さんw)
海「あきよしは2020年の『アナスタシア』が初のグランドミュージカルで、その前はテニミュに出てたんだもんね。『アナスタシア』の時も稽古かぶってたよね」
内「そうなんです…テニミュ最後の公演と『アナスタシア』の稽古が被ってて、地方でテニミュやってから稽古行ったりしてました」
海「あきよし見てると親戚のおじさんみたいな気分になるんだよね…大きくなったねぇって」
内「2020年の時、『アナスタシア』最後の稽古で海宝さんに声かけられて泣いちゃったんです」
海「むらむらと3人でさ…よくここまで食らいついてきたねって」
内「なぜか海宝さんも泣いてた」
海「今回デュエットで『エリザベート』の♪闇が広がる♪を歌うんですけど、これはあきよしから『歌いましょう!』って言われて」
内「何歌おうかなって『アナスタシア』のとき考えてたら、むらむらに『闇が広がるとかいいんじゃなぁい?』って言われたのと、海宝さんのトートが見たくて…!」
♪闇が広がる♪歌唱後
堀「あの、これお願いなんですけど、私が『どうしよう、私生きていけない!』って言ったら『死ねばいい!』って言ってもらえません?」
海「え?罵詈雑言じゃん?」
堀「そういうシーンがあるんです!ちょっと間を空けて言ってください」
堀「あ゛ぁぁぁ生活費で馬券を買ってしまったぁぁぁどうしよう私生きていけない〜」
海「……死ねばいい…?」(半疑問形)
堀「な ん か ち が う」
・というわけで、海宝トートが爆誕しました(全力ガッツポーズ)
曲名が発表された瞬間、リアルに(嬉しい)悲鳴を上げました。内海さんありがとう感謝永遠に(五体投地)
勝手なイメージではありますが、そもそも「エリザベート」に(というかウィーンミュージカル全般に)さして興味のなさそうな海宝さんが、この作品の楽曲を自らチョイスして歌うということはほぼなさそうなので、本当に本当に提案してくれてありがとう(再度五体投地)
思えばアテプリ第一弾で海宝ヴォルフと海宝ロミオが爆誕し、翌月のグレコンでは古川ユダと古川クリス(from ミス・サイゴン)が爆誕し、2024年は海宝トートが爆誕したので、私のヲタ願望が続々叶えられております。あとは海宝さんの♪最後のダンス♪と古川さんの♪自慢の息子♪(fromアラジン)が聴けたら私のヲタク人生完遂なので…。どっちが先になるかな(勝手に期待)
・コンサートとはいえ、ちゃんと「トートとルドルフ」っぽく歌ってくれたの最高すぎません…?真っ黒なスーツに身を包んだ海宝さんの、内海さんを見つめる視線の「質感」が、それまでとは少し違ってたのと、弱々しい感じからトートに煽られて強さを増していく内海さん。もはや本公演でした(幻覚)
今の東宝エリザの演出では、正直海宝トート観たくないんですけど(ド直球)(あのビジュが似合うとは思えないので)、真っ白スーツに身を包んだウィーン版のトート閣下だったらめちゃくちゃ観たいです。
ただやっぱり「死」ではないんだよなあ…。圧倒的に生命力高そうだし、健全(?)で真面目(??)な感じなので…。内海ルドルフは…もう今すぐにでもルドルフやろう!!!!!!!!!!!
ちなみにサビ部分のハモりは、どちらも内海ルドルフが上パート、海宝トートは下パートでした。
・「死ねばいい」トークの後、「お母さんにそういうこと言っちゃダメって言われたでしょ!?」「みんな生きようね」と言っていた海宝さん。たとえセリフであってもそういうこと言いたくないって、今の時代珍しいレベルの健全な35歳…と思ってましたが、思えばここ数年、彼と共演した人(もしくはする予定だった人)が何人か本当にトート閣下に連れていかれてしまったことを考えると、これはあまり笑えない内容だったんだろうなとも思ったり。そもそも東宝版「エリザベート」にはそのセリフがないので、話を振った堀川さんがもう少し説明したほうが良かったのでは…と。
・市川のみのスペシャル歌唱!ということで、【ロシアのねずみたち】による♪俺のペテルブルク♪が聴けました。こちらも製作発表スタイルということで3人で歌い継いでました。
とにかく内海さんの歌がびっくりするレベルでうまくなっていて、当時は最後のロングトーンは海宝さんが担当してたんですが、今回は内海さんが担当していて、全く問題なく高音を響かせておりました。1人の役者さんの成長が目に見えてわかる嬉しさを(勝手に)感じました。
・この日の機長チャレンジコーナーは、ピアノ弾き語り。
…って、あれ、以前ソロコンで♪Vienna♪弾き語りしてたのに(真顔)
「Muder for Two」をきっかけにピアノを猛特訓したらしく、今回弾き語りに挑戦しようと思ったそうです。ちなみにこの回で弾き語りしてたのは「新世紀エヴァンゲリオン」の劇場版の劇中歌らしく、全然わからなかったので特に感想はないです(素直すぎる感想)
・機長がお着替えしてる間にクルーたちが歌うディズニーメドレーが鬼編曲でした。このコンサート用の編曲ではなく、元々あるメドレーだったようですが、それにしてもすごかったです。Dヲタとして「何の曲が入ってるか、全部聴き取ったろ!」と謎に気合が入る時間でもありました(謎)あれを歌いこなすクルーのみなさん、さすが海宝機長のクルーやってるだけありますね…。
ということで、全体的に(予想はしてましたが)大満足なアテプリ2初日公演でした!