↑ほぼ変わらなかったけど、毎回律儀に撮影してたキャスボ。
あっという間に終わってしまいました（涙）
２週間あまりで４回も見たら飽きちゃうかな～～という不安もありましたが、終演後真っ先にもっとたくさん見たかったなぁ～～～と心から思いました。もはや自由劇場に住みたかった（某怪人のような発想）
ちなみに１つの作品の初日と千秋楽、両方を観られたのは今回が初めてでした。
今回も２階席センターブロック。オペグラを使いつつ全体を見よう！と思いましたが、佐久間ユダが出てくると、ついつい彼にオペグラを向けてしまうという…これはまさか……恋…（真顔）
以下印象的だった場面など、感想を簡単にまとめました。
・役者の皆さんが意識されていたかどうかはわかりませんが、やはり千秋楽だからなのか、全体的にいい意味で力が入っていました。観ている側としても、通算５回目にして「あ、この人物はここでこんな表情をするんだ」「群衆はこの時こんなことを言ってるのか」（オフマイク大きかった気がします）などなど、新たな発見がちらほらありました。
・♪彼らの心は天国に♪の後半にある、♪天国を 夢見すぎたのだーあーあーああ↑♪の佐久間ユダの歌い方が好き（突然の告白）
・ユダが香油のことでマリアを咎めるところから、佐久間ユダを定点観察してました。あからさまではなく、ほんの少しの表情の変化でユダの心の機敏を上手く表現されているように見えました。佐久間さんは表情のお芝居が上手だよなぁ…ジーザスからの言葉にいたく傷ついた表情をするユダを見て、その繊細さが感じられました。
・♪ジーザスは死すべし♪を聴きながら、高井カヤパの重厚なバリトンボイスも、しばらく聴けなくなるのかぁと思うと寂しくなりました。身体にズシンと来るあの低音がクセになる…！
・一方吉賀アンナスは、小悪党っぽさにほんのりイアーゴ（「アラジン」）を感じました。笑 アンナスの歌パート、キーめっちゃ高いですよね…毎回全く外さずに出すワイスさん地味にすごい。
・市場のカオスっぷりに拍車がかかる♪ジーザスの神殿♪、神永ジーザスの激おこっぷりも比例してすんごいシーンになってました。日常生活でイライラすると、＼ﾌｧｧｧｧｧｧ↑↑↑／を真似したくなります…。笑
・＼自分で治せ！！！！！！！！！！／の後に、今までだったらハッとした顔になるだけだった神永ジーザスが、この日はあからさまに「「「「はっ…」」」」」」って声に出してました。神永ジーザスは千秋楽に向かうにつれて人間味が増していったように思えました。
・♪私はイエスがわからない♪は何度も観劇して、聴くたびに好きになっていった楽曲です。カラオケで歌いたいけど難しそう～（そもそもカラオケに入ってるのか…？）
・ジーザスの居場所をカヤパたちに教えた後、♪やったぞユダ〜 さすがだユダ〜♪という天の声（？）が流れると、佐久間ユダは一瞬嬉しそうにすることに気づきました…ジーザスからもただそうやって褒めてほしかったんじゃないのかな…切ない…。
・♪最後の晩餐♪で、ワインとパンで私を思い出してほしいみたいに言ったジーザスが、「思い出すことを私は皆に求めているのか！？」とセルフつっこみ（違）するシーン、なぜか私のJCS一押しシーンの１つです。
・ジーザスとユダの決別は見ててツラくなりますが、一方で神永さんと佐久間さんの歌のぶつけ合いが毎回とても楽しみでした。
神永ジーザスの♪ゆけー すーぐに 去↑↑↑れ↑↑↑♪と、佐久間ユダの♪こんなにならずにす↑んだのーに♪が好き（細かい）
・♪ゲッセマネの園♪、「示してください その叡智を」と問いかけてから少し悲しげな表情になり、「いいだろう 死のう」と決意するまでの、神永ジーザスの歌と演技が素晴らしかったです！！！！！！！！！！！
・ジーザスの逮捕で豹変する群衆を見て、愕然とする佐久間ユダの背中が悲しかった…。
・ユダの自殺で♪私はわからない♪と歌いだした時、マリアと同じような微笑みを浮かべた佐久間ユダにドキッとしました。
♪スーパースター♪の佐久間ユダ、初日はもっとはっちゃけてた気がしたましたが、千秋楽では笑顔も少なめで、十字架を背負うジーザスを見て一瞬ぴたっと動きが止まったのが印象的でした。
・神永ジーザスの最期は本当に圧巻。何度も演じていてしんどくならないのでしょうか…（これは亡くなる役を演じる役者さんに対して常々思うことなのですが）
２週間あまりで観劇できたのは計４公演でしたが、これだけ短期間でもちょっとずつ変化＆進化していくのがわかって、とても興味深かったです。ミュージカルの奥深さをまた１つ知った気がしました！！
