Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

映画「記憶にございません!」:最近の世情を見てると笑えない

映画「記憶にございません!」

 

監督:三谷幸喜

出演:中井貴一ディーン・フジオカ石田ゆり子草刈正雄佐藤浩市小池栄子斉藤由貴木村佳乃、吉田羊、山口崇、他

 

<あらすじ>

第172代内閣総理大臣・黒田(中井貴一)は、そのあまりの横暴ぶりから、支持率2%台の【史上最悪の総理大臣】のレッテルを貼られていた。

ある日、演説中に何者かに石を投げられ、その石が頭に直撃、そのまま記憶を失ってしまう。黒田が記憶喪失になったことは、彼の秘書官3人のみが知っている。

秘書官の1人・番場(小池栄子)は、記憶喪失を支持率アップのチャンスと捉え、もう一度政治に真剣に向き合うよう、黒田にアドバイスする。

黒田は番場の言うとおり、政治家として生まれ変わろうとするが、タブロイド紙の記者や愛人への対応、外国の大統領の接待など、数々の問題が黒田に襲いかかる…。

 

<感想>

コンセプトが面白そうだったので、結構期待して見てみたのですが、「盛り上がりそうで盛り上がらない」という調子で終始進んでいき、終わってみたら「あれ、意外と面白くなかった…?」でした。

 

序盤でもう少し黒田総理の「クズっぷり」を見せた方が良かったんじゃないかな…。始まってわりとすぐに記憶をなくしちゃうので、記憶をなくす前と後のギャップをあまり感じられませんでした。

(テレビで放送されていたのを見たので、もしかしたらカットされてたんですかね…?)

 

しかし、ここ最近のあれやこれやを見ていると、現総理も一度記憶をなくs…(以下略)