最新の観劇記録まで追いついたぞ…!!!!!!(ゼーハー)
昨日と今日、怒涛のごとくスマホをポチポチしておりました。別にブログ更新を強制されてるわけではないので(それはそう)来年に持ち越しても良かったんですが、ここまで来たら…と謎に張り切ってました(謎)
※比較的ネガティブな感想なので、この作品が好きな方はここでUターン推奨です。

ずっと気になっていたものの、結局観劇する機会がないまま10年が経過した「デスノート」。やっと観劇してきました…!
原作マンガは半分くらい読んだ記憶があるのと、実写映画版は面白くて2、3回見た記憶はあるんですが、どんな展開だったかはおぼろげな感じ。今回観て「あれ、こんな終わり方だったっけ…?」ってなったので、映画版を見返してみようかな…。
全体の印象
結論から書くと、全然ハマりませんでした。
原作ファンがどう思ってるかはさておき、個人的には実写映画版の方が面白かったです。ミュージカル版は頭脳戦をあんまり描けていないような…?確かにたったの2時間50分(休憩込み)であの量の物語を伝えきるのは難しいとは思うのですが…。歌が入ることで流れがどうしても止まってしまう印象があり、もっとすぱすぱと速い展開で見せた方が良い気がしたので、ストレートプレイでもいいんじゃないかと思いました。
でも初演から何度か再演を重ねているということは人気があるからだと思いますし、日本発のミュージカル作品という意味ではかなり先駆け的な作品かと思います。今回もお客さんの中にちらほら外国の方がいらっしゃってたり、字幕投影用のゴーグル(?)貸し出しもしていたようなので、国内のみならず海外ファンをも取り込むコンテンツとして、しっかり育っている印象でした。
(そういえばウエストエンドでコンサート版が上演されたんでしたっけ…?)
楽曲
ワイルドホーン節が効いていて全体的に好みではあったんですが、ちょっと似たり寄ったりな曲が多かったです。同じ作曲家だから仕方ない部分もありますが「四月は君の嘘」に登場する楽曲に似たものもあって(特にアンサンブルキャストさんが歌う曲)いまいち印象に残りませんでした。
唯一知っていた♪ヤツの中へ♪は、コンサートで聴く方が好きかもしれない…。なにせテニスの試合をするお芝居をしながら歌わなくてはいけないので、どうしても【歌唱】としてはコンサートの方がクオリティが上がるような…。
キャスト
初演・再演を観てないのでなんとも言えないのですが、今回はキャストが少し弱い気がしています。
夜神月役のお二人は、実力はあるんですが「僕が主役です!!!!!」というオーラをあまり感じられないような…。私は渡邉月回を観たんですが、冒頭からしばらく、ソロパートが始まるまで彼がどこにいるのか、アンサンブルキャストさんたちに混ざってしまうと全然わからなくて…。主演という立場が初めてだからか、【主役】というオーラが限りなく薄くて、舞台で演じるのであればもう少し存在感で主張をしてほしかったです(※個人感)
初演の柿澤さんや浦井さん、再演の甲斐さん・村井さんは少なくともあんまりそういうことはなかったのでは…。強いて言えば、村井さんはもしかしたら今回のWライトに近しい雰囲気だったかもしれませんが、村井さんはもはや若手ではない時期にこの役を演じていらっしゃる上に、他作品で相当場数を踏んでるので…。
夜神月:渡邉蒼さん
渡邉月、1幕序盤は歌がちょっと微妙かな…と思いましたが、ノートを手にした月が狂気を帯びていくのと比例して、歌声にも芯が出た印象でした。ビブラートのかけ方が個人的に少し苦手だなと思ったものの、まだ20歳。これからどんどん伸びると思うので、(上から目線感想で申し訳ないですが)歌はもちろん、それ以上に存在感を身につけていってほしいなと感じながらの観劇でした。
L:三浦宏規さん
三浦L、個人的にはこの作品で一番好きでした。映画版の松山ケンイチLの要素も取り入れつつ、地味に身体能力の高さも見せていました。イスにさりげなくひらっと飛び乗ってましたが、あれきっとまぁまぁ難易度高そうな動きですよね。
独特のメイクが似合ってるのも、あのビジュアルがあるからこそ。歌も声量が上がって聴きやすくなってました。2021年のレミゼで観たときはあんなに頼りなさげだったのに…大きくなって…(三浦さんを観るときは完全にばあやの気分でいます)
死神リューク:浦井健治さん
浦井リューク、浦井さんのあまりよくない部分が出ていたように感じるのは私だけでしょうか?「ファンレター」でも思ったんですが、1人だけ演技が暴走してる印象を受けることがあり、今回もその傾向が多分に出ていた印象でした。
あの声で歌ったり芝居することを徹底してるのは本当にすごいと思うんですが、歌も芝居も「何を言ってるか/歌ってるかわからない」部分が比較的あって、ただでさえブリリアホールは音響が悪いので、そのあたりも少し考慮してほしかったです…。
死神レム:濱田めぐみさん
濱田レム、歌は素晴らしかったんですが、なんであんなにささやき声でお芝居してたんだろう?レムってそんなキャラでしたっけ。もちろんちゃんと客席に届く声量で話すシーンもありましたが、個人的にはあんまり「いいな」とは思えなかったです。
あとこれは濱田さんのせいではないですが、レムがミサになんでそこまでの愛着を持つのか、今回のミサの魅力がいまいち伝わらなかったので終始「?」でした。
その他のキャストについて
プリンシパルキャスト女子のお二人。申し訳ないのですが、なんでキャスティングされたのか正直わからんな…というパフォーマンスでした。もっと良い歌とお芝居ができる若手役者さんはいると思うのですが…。
特にミサはソロパートも多いのに、なんであんなにミュージカル慣れしてない方を選んだのか…。アイドルだから仕方ないよね、というのはもう通用しないはず。というのも「SIX」の鈴木愛理ちゃんや、「四月は君の嘘」の宮本佳林ちゃんは良かったので…。唯月ミサの時代に観ておけばと後悔しております。
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この先再演があっても、気になるキャストがいなかったらもう観ない作品になりそうです。