
私のレミゼ2024-2025が始まった、そんな感じ♪
というわけで、今期のレミゼMy初日を観劇しました。
劇団四季を含めても、再演を繰り返し観てる作品はレミゼが最多かも…?(2017年・2019年・2021年・2024年)あ、キンキー・ブーツも次で4期目を観るので、回数的には同じくらい観てることになりますね。
毎回書いてる気がしますが、レミゼって個人的に「超・絶・お気に入りのミュージカル!」ってわけではないんです。でも絶対に毎回「観て良かった~~~~」ってなるので、私の中では不思議な立ち位置の作品になってます。今期もこの回含めて6回観劇予定ですし…なんかだんだん観る回数増えていってない…?(真顔)
そして何回観ても、バルジャンが天に召されるシーンでボロボロ泣いてしまいます。今回は、マリウスとコゼットが抱きしめ合うのを、2人をそれぞれ心から愛した人たち(バルジャン、ファンテーヌ、エポニーヌ)が優しく見つめながら「誰かを愛することは 神様のおそばにいることだ」と穏やかに歌う姿を観て、涙が止まらなくなりました…。
この日は新キャスト多め&プレビュー公演。というわけで、舞台からの緊張感がじんわりと伝わってきたのと、オーケストラの指揮者さん(なんと四季オペラ座で指揮振ってた方でした!)も、この日が初本番だったようなので、オケとカンパニーの息があまり合ってない感じだったのがちょっと気になりました。それでもそれを補って余りある熱量の高さに圧倒されたのと、新キャスト陣が本当に本当に素晴らしかったです…!
気になったのは音響。今回は2階席後方ドセンター席で観たんですが、「こんなにクリアな音だったっけ?」と思うくらい、舞台のどんよりとした薄暗さとは異なる、硬質な音の響きになってた気がしました。
歌詞がものすごく明瞭に聞き取れるのは良かったんですが、どちらかというと高音が際立つような印象だったので、個人的にはもう少し低音がずどーんと来てほしいなぁと。

以下、簡単なキャスト別感想です。2階席後方からオペラグラスなしで観たため、お芝居というよりは歌声から得た感想のみ書いてます。
【ジャン・バルジャン:吉原光夫さん】
・初めて観た2019年公演では、1幕冒頭の荒々しさがとても印象的だった吉原バルジャン。2021年もそうでしたが、今回はさらに角が取れて、どちらかというと♪独白♪よりも♪彼を帰して♪が映えるバルジャンになったなと感じました。
・コゼットには何も告げず、マリウスだけに真実を伝えて静かに去っていくシーン。コゼットがいるであろう2階の部屋に向かってキスを投げて、とぼとぼと去っていく後ろ姿がなんとも哀愁漂っていて、あの瞬間もうるっときてしまいました…。
【ジャベール:石井一彰さん】
・この回の私の中のMVPです。かなり昔のレミゼにアンサンブルとして出演していらっしゃったそうなのですが、「え、なんでそれ以降出てなかったの?」と不思議なくらい、とっても素晴らしかった石井ジャベール。バルジャンも是非やってみてほしいなと思うくらい、厚みのある歌声があまりにも最高でした。
♪Stars♪を朗々と歌い上げる声が劇場全体を包み込んでるような広がり方をしていて、鳥肌たちました。
・あまり細かいお芝居は見られなかったんですが、声だけ聴いてると「愚直なまでに正義を愛する人」という印象でした。
【ファンテーヌ:木下晴香ちゃん】
・晴香ちゃんがレミゼに出ている…!(感動のまなざし)
・今期はファンテーヌ役を演じるキャストが一斉に若返り、そもそもキャラクター像から一新されているように感じました。
♪夢破れて♪の歌詞に、ファンテーヌが若かったころの自分を振り返って歌うような歌詞がありますが、3人とも若さを振り返るような年齢でもないような…。
あと娼婦になってから蹴飛ばされたり殴られたりするのは、どのファンテーヌでも観るのが耐えられないレベルでつらくなりそうでした。木下ファンテのこのシーン、直視できませんでした…。
・初日ですし、さすがの晴香ちゃんでも堅いな…と感じましたが、これからどんどん役を深めてきそうな兆しがあったので、次回以降観るのが楽しみになりました!
【コゼット:水江萌々子さん】
・現役大学生で、この日初めてプロの役者として舞台に立ったそうです…!とっても初々しいオーラを感じたのはそのせいだったのかな…。
・コゼットならではの高音パートがばっちり出ていて、マリウスに恋する姿もけなげでかわいらしくて、恋心が体の中で爆発してそうなアクティブさもあり、若いっていいなぁ…と(遠い目)
【マリウス:中桐聖弥さん】
・存じ上げない役者さん…と思っていたら、「LUPIN」にアンサンブルとして出演されていたんですね!?「ファンレター」の畑中さんもそうでしたが、「LUPIN」のアンサンブルさんって、とんでもない精鋭たちを集めてたんだと今さら気づきました(遅)
・声質は相葉裕樹さんっぽい…?とっても「陽」な響きが印象的だったので、コゼットとの恋に浮かれる芝居がぴたっとハマってました。
♪カフェソング♪はやや元気が良すぎる感じだったので、もう少し「哀」の表現も欲しいなぁというのが正直なところでした。
【エポニーヌ:ルミーナさん】
・日本人ながら韓国版レミゼでエポニーヌを演じたルミーナさん。今期は逆輸入のような形で日本版レミゼに参入されました。声だけ聴いてるとすごく強そうで、マリウスに腕っぷしで勝てそうな勢いがありました。多分バリケードにいた方がいいの、中桐マリウスよりもルミーナエポだと思う(真顔)
・やはり海外公演を経験されているだけあってか、歌うときの節回しが異質な印象を受けました。日本語で歌ってるのにすごく英語みたいに聴こえるというか…(言語化するのが難しい…)
【アンジョルラス:岩橋大さん】
・2021年公演ではアンサンブルとして出演して、今期はアンジョルラス兼アンサンブルとして出演している岩橋アンジョ。アンサンブルからプリンシパルっていいですよねぇ…。
・とてつもなく歌が安定している、という以外に彼ならではのアンジョをこの回では感じられなかったので、次回以降でお芝居に注目したいです。
【テナルディエ夫妻:駒田一さん・森公美子さん】
・安心安定の大黒柱おふたり。森テナルディエ夫人の滑舌がちょっと怪しかったですが、パワーは全く衰えてませんでした。
【ガブローシュ:大園尭楽さん】
・な、名前が読めない…と調べたら、「たから」と読むそうです。かっこよすぎる…!
・めちゃくちゃ小生意気な大園ガブローシュ(※褒めてる)自分をマリウスやアンジョルラスと同じ「大人」と思ってるけど、学生たちは自分の弟分としてかわいがってそう。わりと王道なガブローシュな印象でした。
ちなみ終演後、地下鉄から帰ろうと劇場内の階段を下りていたら、階下から小林唯さんが駆け上がってきて「アンジョルラスだ…!」ってなったのもいい思い出です(?)