Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

2024.2.9 海宝直人コンサート「ATTENTION PLEASE!2」ソワレ公演:ヤン・バルジャンをもう一度

<セットリスト>

第一部

♪Live in Living Color(「Catch Me If You Can」より)

♪世界の頂上で~奇跡求めて(「ノートルダムの鐘」より)

♪「ウィキッド」メドレー

 ~エメラルドシティ

 ~魔法使いと私

 ~人生を踊りあかせ

♪彼を帰して(「レ・ミゼラブル」より/ヤン・ジュンモソロ)

♪君の夢の中で(「フランケンシュタイン」より)

♪Tomorrow(「アニー」より)

♪You can’t stop the beat!(「ヘアスプレー」より)

♪陽ざしの中へ(「ノートルダムの鐘」より)

♪Light(「next to normal」より)

 

第二部

♪That’s Life

 

【ゲスト:ヤン・ジュンモ】

♪Anthem(「CHESS」より)

♪Dance My Esmeralda(「ノートルダム・ド・パリ」より)

 

【チャレンジコーナー】

誰も寝てはならぬ(「トゥーランドット」より)

 

♪ディズニーメドレー

♪まだ見ぬ世界へ(「リトル・マーメイド」より)

♪Final B(「RENT」より)

ベートーヴェン・デー(「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」より)

 

【アンコール】

♪December '63(「ジャージー・ボーイズ」より)


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「ATTENTION PLEASE!」第一弾に続き、ヤン・ジュンモさんのゲスト回でした。この回は申し込んだ後にゲストが誰か判明したのですが、申し込んでおいて本当に良かったー!!!!!!

 

以下、雑感です。

 

・この日の1部は♪魔法使いと私♪がめちゃくちゃ良くて…!市川公演の時は、まだ「どう歌うか」があまり定まってなさそうでしたが、この回は本当に良かったなぁエルファバの嬉しさと、少しの不安とドキドキが歌声から伝わってきました。

 

・シートベルトモチーフのベルト、垂れ下がる方向が変わってた気が!?アメリカ航路のときは身体の右側に垂らしていた記憶があるのですが、この日は左側に垂らしてました。

 

・航路限定曲は、「フランケンシュタイン」の♪君の夢の中で♪と「ノートルダムの鐘」の♪陽ざしの中へ♪でした。

 

♪君の夢の中で♪は、いつぞやのソロコンでも「リクエストが多かったので、DVDで『フランケンシュタイン』を見て歌うことにしました」って歌ってた気が…。未見作品なので曲もわからず、あまり印象には残りませんでした。いつか観なきゃな…「フランケンシュタイン」…(遠い目)

 

・♪陽ざしの中へ♪はすっっっごく久々に生で聴いた気がします。♪気の向くまま 歩きたい♪の歌い方と表情が切実すぎて泣く(情緒不安定)カジモドはもうやらないのかなぁ。

 

・停電パートの客席降りは、舞台上手側のボックス席から登場。なぜか誰も座ってなくて(そもそもクリエの座席表には存在しないらしいですねあの席)「誰もいないじゃん」と席に座ったりしてフリーダムな海宝機長でした。

 

・機長のチャレンジコーナーは、クルーの田中さんと一緒にオペラ歌唱に挑戦。当たり前ですが田中さんが【ガチのオペラ歌手】なので、海宝さんは完璧なオペラ歌唱には聴こえなかったのが正直なところではありますが、それでも短期間であのレベルに持っていけるの、もはや才能でしかない(真顔)

 

ちなみにチャレンジコーナー前、田中さんがえみみさんからのリクエストで♪にんげんっていいな♪をオペラ歌唱&マイク無しで歌ってくれたんですが、♪おしりを出した子1等賞♪って歌っても死ぬほどクラシカルに聴こえたので、オペラすげぇってなりました(小並感)

 

・1部のジュンモさんソロ曲が♪彼を帰して♪だったので、2017年レミゼの亡霊を7年やってる私が成仏しかけました(真顔)

 

前回はみんなで♪One Day More♪を歌ってくれて、ジュンモさんソロ歌唱曲は♪時が来た♪だったので…。

 

ジュンモさんの♪彼を帰して♪、♪神よ〜我が主よ〜♪で泣きました(早)7年前に聴いた歌声と何一つ変わってなくて、なんなら日本語歌唱上手くなってないですか…!?やっぱり次回のレミゼ出るんじゃないですか!?!?いやもう出よう!?!?!?(圧)

 

・なぜ軍服ルックで♪まだ見ぬ世界へ♪を歌わないんですか…!色違うけど結婚式の時のエリック王子みたいなのに…!!

 

・♪ベートーヴェン・デイ♪終わりで一旦舞台袖にはけるとき、海宝さんが「あ、俺指揮棒持ってるやん…!」みたいな顔して、客席に向かって指揮棒で拍手を煽り、笑っていいとも!タモリさん形式で拍手を締め、満足気にはけていったのが面白かったですw

 

☆ヤン・ジュンモさんとのトーク内容(ざっくり)

※会話というよりインタビュー形式だったので、お話されてた内容を簡単にメモしました!

 

・日本のレミゼのオーディションを受けたのは、かれこれ10年も前。実は全く力が発揮できずダメダメだったので、東宝のプロデューサーさんたちは「この人をバルジャン役にするかどうか」を迷っているように見えた。

 

・1部で♪彼を帰して♪を歌った時は、直人のマリウスがどんな風に寝ていたか、思い出しながら歌ってた。

(と言いながら、机に突っ伏して寝る海宝マリウスのポーズを真似するジュンモさんw)

(未だに覚えててくれて嬉しいですと海宝さん)

 

・最初はミュージカルではなくオペラ歌手になるつもりだった。オペラに興味を持ったのは、幼い頃から教会に行って歌うことが普通だったから。韓国で歌の仕事に就いてる人は、おそらく9割が教会に行ってる人だと思う。

 

・自分のターニングポイントと感じる作品は2つ。1つは20代で出演し「スウィーニー・トッド」。自分の名が知られるきっかけになったから。

もうひとつは「レ・ミゼラブル」。それまでやってきた歌と芝居の概念を覆されたから。

ちなみに日本でしばらくレミゼに出たあと、韓国でもレミゼに出演したけど、日本語の歌とセリフが染みついてたから、韓国語で演じるのがとても大変だった…!

 

・(天井をちらちら見るジュンモさん)

まだあの音(=トーク終了を告げるチャイム)鳴らない?喋ってても大丈夫ですか?あの音優しくていいと思う。韓国だと舞台袖で関係者が時計指さして急き立ててくるからw

(ぜひ韓国にこのシステム持って帰ってください!by海宝さん)

 

・韓国での舞台出演が続いててリフレッシュしたいときに、直人がこうして呼んでくれる。1人のミュージカル俳優が、これだけ長い期間コンサートを開催するのは本当にすごいこと。

 

・日本にはまだ仕事でしか来たことがないし、今回の来日では大好きな吉野家一風堂を食べられてない!食べたいのに!

 

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・デュエット曲は「Chess」の♪Anthem♪でした。声の厚みがものすごい2人が一緒に歌うと、本来目に見えないはずの「音」が物理的にこっちに向かってくる感じで凄まじい迫力でした。なんならマイク無しでもいけたのでは…?

 

・ジュンモさんの2部ソロ曲は、「ノートルダム・ド・パリ」の♪Dance my Esmeralda♪という楽曲。本編では、亡くなったエスメラルダを前にカジモドがこの歌を歌うそうです。

 

全編韓国語で歌ってるのにものすごく感情が伝わってくる歌い方でした。伝わる歌に言語は関係ないんだな…。

 

歌い終わってすぐ舞台袖にはけようとしたジュンモさんに「何帰ろうとしてるんすか!?」って慌てて引き戻す海宝さんに笑いましたw

 

ちなみに翌日、ちゃっかり配信も観ることができました!万里生さんゲスト回、めちゃくちゃ楽しかったです!♪二人の男♪歌ってほしいな〜って思ってたら、本当に♪二人の男♪を歌ってくれたので、出先のタ◯ーズコーヒーで奇声発しました(不審者)

 

田代ラドゥーが、ちゃんと海宝アルマンのスーツの匂いをダイソンの吸引力並の強さで嗅いでから歌い始めてて大爆笑w曲中盤の田代ラドゥーの高笑いがもはや本編で、さらに大爆笑でしたww