2020年にはできなかった「アナスタシア」マチソワ観劇が叶いました。嬉しすぎてあたし〜舞い上がり〜そ〜う〜♪(突然のアナ雪)
久々のわかーニャ&海宝ディミトリ回でした。
はるーニャ&海宝ディミトリは、2人ともどことなく秘めた上品さがあるので、粗野な生活をしてても気品がありますね…ってなるんですけど(それこそ市場で出会ったアラジンとジャスミンみたい。2人とも媒体は違えど本役やってるので…)わかーニャ&海宝ディミは「いやこの2人は恋に落ちんだろ…!?」ってなります。笑
なんというか…どこまでもプラトニックな方の「愛」に感じるんですよね。お兄ちゃん(海宝ディミ)が4つくらい離れたかわいい弟(わかーニャ)とじゃれてるみたいな印象が強くて…(妹じゃなくて弟)
物語としての着地点がどうしても男女の愛になるのは仕方ないとして、このペアであればその愛が生まれる前の、1幕でのお芝居が個人的には好みです。
♪Learn to Do It♪のダンスシーンがめちゃくちゃ面白くて…。首を横にぶんぶんふりながら「無理無理無理」って言いつつぎこちなく踊る海宝ディミを、「はぁ!?」みたいな表情で下から見上げるわかーニャ。ディミトリの足を蹴飛ばしたわかーニャが、「しっしっしっw」って笑ってて爆笑しました。なんか「トムとジェリー」みたい。笑
♪My Petersburg♪でも、はるーニャはディミトリの言葉を聞いて「へぇ、そうだったんだ!」「何それ~」という感じの、女の子の反応なんですが、わかーニャは「おぅ、そんなことがあったんか」みたいな、わりと笑顔は少なめで、まるで男友達の武勇伝を真剣に聞く少年のようでした。
海宝ディミトリがやる♪ロシアのネズミは~♪という歌詞に合わせた、指をアーニャの肩にちょこちょこと這わせる動きも、わかーニャは眉間にしわを寄せて「何~?」みたいな顔してました。笑
はるーニャよりもお芝居が(わざとらしいとかではなく)派手なわかーニャなので、海宝ディミトリは若干引き算しながらお芝居してるように感じました。歌もわかーニャに合わせて少しだけ引き算してたかな?
全体的にはやや疲れが見え隠れする回でした。しょっぱなから麻実マリア皇太后のセリフが一部飛んだらしく、同じことを2回繰り返してたり、禅さんヴラドは♪Everything to Win♪の途中ではけるときにコケかけてました。
観られて良かったと思う一方で、このまま東京公演が無事に終わりますように…と願わずにいられない回でもありました。