Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

ドラマ「アンチヒーロー」:あなたを無罪にして差し上げます

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どんな事件の被告人でも「無罪」にしてしまう弁護士・明墨と、彼の弁護事務所のメンバーや検察をも巻き込んだリーガルサスペンスドラマ。最終回からちょっと時間が空いてしまいましたが、感想をまとめておきます。

 

放映前、「あなたを無罪にして差し上げます」と言い放つ怪しげな長谷川博己さんのCMに興味を持ち、ノーマークでしたが視聴することにしました◎

 

日曜劇場なので、いつものごとく「クセ強キャラ」「テレビドラマとしては大袈裟すぎる芝居」「怒号」のオンパレードになるんだろうと思いましたが、私の想定よりは控えめだったかな…。野村萬斎さんの芝居はちょっとやりすぎで、個人的には「うーん」でしたが。

 

「VIVANT」ほど派手ではなく、それほど話題にもならなかった印象でしたが、わりと楽しめました。

 

過去の自らの過ちを清算するために、殺人犯ですら自らの手駒として使うために「無罪」にする。明墨先生のむちゃくちゃなやり方は、現実的ではないにしろ、冤罪で死刑になってしまう人を救うということは、ここまで執念深くやらないと叶わない、というのは伝わってきました。

 

中盤、いろんな事件と人が絡み合って、先週の内容をすぐ忘れてしまう私の脳みそはかなり混乱したので、じっくり腰を据えて小説版(ノベライズ)とかで読み直したいドラマです。笑