映画「ウエスト・サイド・ストーリー」
出演:アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ、デビィット・アルヴァレス、ジョシュ・アンドレ・リベラ、コリー・ストール、リタ・モレノ、マイク・フェスト、他
<あらすじ>
ニューヨークのウエスト・サイドには、夢や自由を求めて世界中から多くの人々が集まっていた。しかし、差別や偏見による社会への不満を 抱えた若者たちは、やがて仲間と集団を作り激しく敵対し合っていく。ある日、“ジェッツ”と呼ばれるチームの元リーダーのトニーは、対立 する“シャークス”のリーダーの妹マリアと出会い、瞬く間に恋に落ちる。この禁断の愛は、多くの人々の運命を変える悲劇の始まりだった...。
https://filmarks.com/movies/81473
<感想>
事前に1961年のオリジナル(?)版を鑑賞。さすがに古さを感じつつも、楽曲の素晴らしさが印象深い作品でした。
そんな往年の名作を、巨匠・スピルバーグ監督がリメイクした今回の映画。細かい設定はところどころ変わっていましたが、予想よりもはるかにオリジナルに沿っていて、一応新作のはずなんですが、懐かしさを感じさせる作りになっていました。スピルバーグ監督からオリジナル版への尊敬の念と愛を、スクリーン越しにびしびし感じました。
一方で1961年版を見ていて、あまり納得のいかなかったシーンや流れがわかりやすい描写になっていた印象もあり、そういった意味では「新しさ」を感じました。
例えば♪America♪の歌唱シーン。
1961年版は、夜に屋上で歌っていたと思いますが、
また設定がきちんと追加されて良かったのは、マリアの許嫁であるチノのキャラクター。1961年版では単に「
1961年版でも今回の映画でも変わらなかったのは、トニー&
個人的に、ベルナルドは1961年版のジョージ・
一方、キャスト陣の中ではやや残念な部分も。
今作でトニーを演じたアンセル・エルゴートは、「ベイビードライバー」などで素敵なお芝居をされていて、
そこを除けば、作品全体として100%楽しめました!いつか舞台でも観てみたいな…。(2020年春にステージアラウンド東京で上演される予定だったのに、全公演中止になってしまったので…)