Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

ドラマ「カムカムエヴリバディ」:笑って 愛おしい人

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最終回から1か月近く経ってしまいましたが、今更な感想を簡単に残しておこうと思います。

 

ドラマの主軸となっている「3人のヒロイン」や、世代を引き継ぎながら進む物語、その中で描こうとしているテーマは、個人的にとても楽しめましたし、良い作品だなと思っていました。

 

「思っていました」と過去形になっているのは、3人目のヒロイン・ひなた編が始まったころから終盤にかけての「伏線回収」への力の入れっぷりにドン引きしたからです。ミステリードラマであればそれは必須ですが、このドラマに果たしてあそこまでの伏線回収は必要だったのかな…。

 

正直ラスト10回分くらいは「アニーヒラカワ=安子なのか」をあまりにも引っ張るので、見ていてうんざりしてきてしまい、でもせっかくここまで見てきたのだからと最後まで見ましたが…。最終回はいろんな伏線をナレーションですべて語り、ほぼ強制終了のような感じで、余韻が全く感じられませんでした。

 

安子編……は、実はあんまり好きではなかったんですが、るい編は比較的好みだったので(深津絵里さんのお芝居とクリーニング屋のご夫婦のあたたかさに泣かされました)、なんだかなぁ…という印象で終わってしまったのが残念です。

 

とはいえ、世間的にはわりと評判が良かったようなので、私のツボがずれていたのでしょう(自己完結)

 

仕事の状況が変化したため、これにて私の朝ドラ視聴はいったん終了!なんだかんだで初めに見た「エール」が一番楽しかったです!!!!!