Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

映画「パディントン」:世界中の人がパディントンならば

パディントン

監督:ポール・キング

出演:ベン・ウィショー(声)、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンスジュリー・ウォルターズジム・ブロードベントニコール・キッドマン、ピーター・キャパルディ、マット・ルーカス、他

 

<あらすじ>

ペルーで生まれたパディントン(声:ベン・ウィショー)は、憧れの街ロンドンにやってくる。赤い帽子に青いコートを羽織り、誰に対しても紳士的に接するパディントンは、ひょんなことからブラウン家に引き取られるが…。

 

<感想>

子供向けながら、ストーリーも映像も大人がきちんと楽しめるクオリティの作品でした。自分がもし小さい頃に見てたら、きっと何度も繰り返し見る作品になっただろうなぁとも思いました。DVD買ってもいいかもな…。

 

人も町並みも素敵なロンドンに憧れてやってきたパディントン。今のロンドンでは、人々はやさしさを忘れて困ってる人に見向きもせず、混沌とした街になっています。

そんな中、サリー・ホーキンス演じるブラウン家のママだけは、困っているパディントンに手を差し伸べる。どう考えても喋るクマなんて怪しすぎるけど(ブラウン家のパパの反応が1番一般的な気がします。笑)、困っているんだから何かしてあげなきゃ!って行動するママさんがとても素敵でした。

 

パディントンも常に「紳士的であれ」をモットーに行動していて、その精神を忘れかけていたロンドンの人たちに逆に影響を与えていくのが面白かったです。

 

心がほかほかする良い映画でした!