「地に燃えるリコリス2015」を観た数日後、勢いで全部観ちゃった方がいいかな~ということで、早速次の作品をレンタルしました。配信レンタル、めちゃくちゃ便利なんですが、1週間で1600円はなかなかお高い…。
全体的な感想。
んーーー前作(リコリス)よりは好き…かもしれない…??やっぱりお話が面白いのか、そうでもないのか、よく分からないまま終わりました。むしろ前作の方が、事件の展開とその真相についてはしっかりしていたので、物語的にはリコリスが好きです。
今回は犯人のやりたかったことが「???」で、動機も「???」だったので、ただただド変態なおっさんの悪行という理解で良いのか…?とモヤモヤ。彼がなぜファントムハイヴ家にあれほど執着してたのか謎でした。
ちなみにこのド変態おっさん、最近は映像作品でご活躍中の小手伸也さんが演じていて、本当に不気味で気持ち悪かったです。夢に出そうだった…。
キャラクター同士のやり取りはこちらの方が面白かったです。前作から続投してるキャラが出てくると「お!この人知ってる!」ってなりました。笑
あとセットがものすごく豪華で、お金かかってるなぁと。
ところでこれ、大千秋楽を全国の映画館でライブビューイングしたのを円盤化したそうですが、ライブビューイング!?!?そんなにメジャーな作品だったんですね(無知)ということは生放送!?役者さんたちはさぞかし大変でしょうね…トチったら全国の映画館の大画面で自分の失敗が流れるってことか…(震)
以下、雑な感想メモです。
・スコットランドヤード組による前座が長すぎるw10分くらいあって、永遠に本編が始まらないのかと思いました。でもあのコンビ、今回大好きになりました(満面の笑み)
・本編開始1分後の私「またそこから!?」
シエルと悪魔の出会いのシーン、まさかの2回目~~!!シエルの役者さんが変わったからなのか、それとも今回が初見の人にも配慮してなのか。セバスチャンが悪魔から執事に変身して、シエルを朝起こすところまでほぼ同じ流れでしたが(そりゃそうか)、説明的な歌詞やセリフが増えてて、前よりも設定が分かりやすくなってました。それ前作でやってくれたら良かったのに…(小声)
ちなみに楽曲は変わってましたが、個人的にはリコリスの方が好きでした。曲のノリ(?)は大体同じでしたが。
・そういえばシエルの右目は契約した時に何かあったんですかね…???眼帯してるから人に見せられない目になってるとかなのかな、って思ってましたが、眼帯付けてないシーンもあったような…?????
(これは後々原作を読んで解決しました。というか原作読んだら大体解決した←)
・あのインドの知り合いみたいな2人組なんなの…?(疑問ばかりなマンガ&アニメ未読未見マン)
・ぽんこつ使用人トリオが、実は全然ぽんこつじゃなかったシーンに、多分笑うとこじゃないと思いますがめちゃくちゃ笑いましたw
むしろセバスチャン自身があの3人を選んでいたようで。え、ということは、日常のあれやこれや(洗剤の量を激しく間違えたり、庭の草木を除草剤で全部枯らしたり、肉まるごと燃やしたり)は一体…????
完全体(?)でいると、みんな力を発揮しすぎて逆に大変だから、わざとぽんこつになるよう調節(??)してるのか…????
(原作未読勢には謎が多すぎるミュージカル黒執事)
・アバーラインに変なポーズで迫られた古川セバスが、すん…って真顔を保ちながら、一生懸命笑いを堪えてたのに、つい耐えきれず客席に背を向けて肩をぷるぷる震わせて笑い始めて爆笑しましたw
古川さん、笑いの沸点が低いらしいのでかわいそう。笑
ちなみにシエル役の内川くんも耐えられなくなったようで、マントで頑張って顔隠してましたw
・ジョーカーさん、何で京都弁なんだろ。あ、刀狩の張が転生したのかな(突然のるろ剣)(中の人ネタ)
・セバスにお姫さま抱っこされるシエル。
「やめろ!!はなせ!!降ろせ!!!!!」
「やだ」
\\\\やだ////笑
・体調崩したシエルのお世話を一生懸命してるのに、「気持ち悪いにも程がある」だの「虫唾が走る」だの言われるセバス、さすがにかわいそうすぎるのでは。笑
・ビーストをセバスが誘惑するシーンがありましたが、悪魔もそういうこと(?)も出来るんですね…??どうやらこの世界の死神や悪魔は、刺されたらちゃんとケガしたり、最悪死んじゃったり(?)するようですし。死神が死ぬとは(?)
・死神のウィリアム、やたら定時で帰りたがるのがリアルで良いです。笑
・かなり簡易版だけど空中ブランコすごいー!(小並感)
・シエルがめちゃくちゃ冷酷になってた印象だったんですが、悪魔との契約が長くなるとメンタルに影響出るのでしょうか??ドールを殺す命令を、何のためらいもなく下していて怖かった…。
シエル&セバスチャンと他のキャスト感想メモ。
【セバスチャン・ミカエリス:古川雄大さん】
・悪魔っぷりが板に付いてきましたね(!?)
・シエルがだんだん冷酷になっていくのを見て、嬉しそうににんまりするのが怖い。
・というか基本顔が怖い。
・サーカスの入団テストシーンで、結構本気で踊ってましたが、古川さんがあのぐらいガンガン踊る役、もっと見てみたいです。
【シエル・ファントムハイヴ:内川蓮生くん】
・かわいい。
・超かわいい。
・古川さんが溺愛してたらしいですが、そりゃあんな可愛かったら溺愛しますよ(納得)
・前作の福崎シエルも大人びてて好きでしたが、私が勝手にイメージしてたシエルは完全に内川シエルでした。目がくりっとしてるので、目の演技がとても良かったです。
・大千秋楽だったからか、カーテンコールの挨拶で号泣していて、3回目くらいのカーテンコールで古川さんに抱きついて、そのまんまお姫さま抱っこしてもらって捌けていきました。かわいすぎる…(悶絶)
【ジョーカー:三浦涼介さん】
・いつ見てもお人形さんのような整ったお顔ですね…。
・そして突拍子もない衣装やメイクが、違和感なくハマっちゃう特殊能力の持ち主。
・「エリザベート」でも感じましたが、ややお芝居が大げさかなと思う部分があります。ただ今回はマンガ原作のミュージカルですし、周りもキャラクターが濃いのでしっかり馴染んでました。