「ロカビリー☆ジャック」初観劇。
海宝さんがご出演!ということでチケットを確保しましたが、正直内容には全く興味が持てず、事前にちょっとだけ聴けた楽曲にも特に惹かれなかったので、期待値を地面ぎりぎりまで下げて観に行きました(超失礼)
期待値を下げたからか、予想していたよりは面白かったですが、初見でツボにハマる…とまではいきませんでした。海宝さんの歌とキャラは好きでした。
笑いどころは私のツボからあまり外れていなくて、安心して(?)素直にくすくす笑えました。脚本が結構ぶっ飛んでましたが、コメディですし許容範囲かなぁ…と(何様のつもりなんでしょうか←)
ただ終盤はあまりにドタバタ展開すぎて、\無罪~♪/とか\有罪~♪/とか歌い出した時は若干虚無感を覚えました…。
以下、全体的な感想です。
いくつかの楽曲は、作曲を斉藤和義さんが手がけたとのことで、良い意味でミュージカルっぽくない楽曲(?)が多かった気がします。特に好きだったのは、平野サマンサが歌ってた♪ジャックに愛は歌えない♪(振り付けも曲も歌い方もかっこよかった!)と、海宝ビルが歌っていた♪I'm proud of you~My superstar~♪ってやつ(タイトル不明)
セットと衣装はとにかくカラフルで可愛くて、アメコミのようでした。特に女性キャラクターの衣装が鮮やかで、ちょっと仰々しいまでのデザインと形が多く、とても素敵でした!昆ルーシーのアイドルワンピースめっちゃ可愛かったなーっ!
そして何と言っても、海宝ビルが前代未聞レベルでかんわいい!!!!!!
あんなに表情筋使ってる海宝さん、アラジン以来では…??ビルはこれまでに見たことないようなヘタレキャラで、何かにつけて床にゴロゴロ転がされてました。笑
でもジャックへの愛と忠誠心は誰にも負けないし、誰よりもジャックの才能を信じているところが健気で良かったです。2幕の終盤は、海宝ビルがアクションを起こすたびに爆笑。あそこまでコメディセンス抜群とは思わず、また新たな才能の開花を感じました。間の取り方やセリフの言い方が完璧…!
そして登場した瞬間から目が離せなかった、吉野圭吾さんが演じる悪魔。笑
吉野悪魔はキャラが濃すぎ&存在感ありすぎで、終盤は出てくるだけで吹き出してました。♪無罪~♪とか歌ってる時に、上裸だからって踊りながら自然な流れで乳首を隠さないでください…w(笑いすぎて涙目でしたw)
吉野さんは今回初めて拝見したのですが、初めて見たのがこの作品で良かったのだろうか…(遠い目)
年の瀬に何も考えず\ひゃっはー!/と楽しめる作品でした。