Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

2019.04.05 劇団四季「アラジン」:やっぱりハッピーエンドじゃなきゃ!

 

2019年初の四季観劇

&通算21回目のアグラバー訪問

&3年連続のバースデー観劇。

 

2019年は四季演目以外をいろいろ観てみよう~と思ってたら、4か月間全く四季作品を観ないまま時が過ぎていきました…。

 

この頃劇団四季では「パリのアメリカ人」という新作ミュージカルが開幕していたんですが、これがあらすじを読んでも宣伝動画を見ても、びっくりするくらい興味が湧かなくて…。宮田愛さんが新たな役に挑戦されている、というのを聞いて、その新役を見たい気持ちはあったんですが、結局1度も観ずに終わりました。

 

というわけで、久々の四季作品でしたが、セリフは聞きやすいですし、歌はどなたが歌っても安心して聴けますし、やはり常設劇場があってロングランで日々公演をこなしているカンパニーは一味違うな……と改めて感じました。

 

(ただ本音を言うと、もし北村アラジンがこの週に抜けていたら、私はきっとロミジュリ大阪公演に弾丸遠征していたと思います。笑)

(私の財布を救った北村アラジン)

 

「アラジン」を久々に観た感想としては…

 

\\\\\\やっぱりハッピーエンドじゃなきゃ!!//////

 

アラジンが苦悩する場面はあれど、観劇中も終演後も、あれほどの多幸感に包まれる演目って素晴らしいな~と、改めて感じました!

 


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以下、簡単なキャスト別感想。

 

【アラジン:北村優さん】

・北村アラジン、きっかり1年ぶりに拝見しました。元々カッコよくてキラキラしたアラジンでしたが、今回はキラキラ度と表情の豊かさがさらに増していました!まぶしいぞ、北村アラジン…!!1幕はコミカルな表情が多く、思わず笑っちゃうようなお芝居もされていますが、2幕ラストでジャファーと対峙する場面では真剣な表情がかっこよすぎるアラジンになっていました。あまりのギャップに思わず釘付けになってしまった…。ルックス、歌、お芝居のバランスがすごく良いと思います◎

 

・歌も「キャッツ」で鍛えられたのか、1年前よりレベルアップしてました!

 

・北村アラジンの好きなポイントは色々ありますが、1番はやっぱり♪自慢の息子♪のリプライズ。以前も書いたと思いますが、北村アラジンだとあの歌が、ジャスミンとのこと、ジーニーやマブダチとのことなど、色々困難がある中で「母さんの自慢の息子になるために」と決意を新たにするのがものすごく伝わってきます。

 

・牢屋でジーニーの登場にびっくりするカシームに向かって、

「魔法!」「まほう!!」「まほーー!!」「MA・HO・U!!!」

って連呼してて笑いましたw

 

・ところで北村さん、なんと子役時代に「エリザベート」で少年ルドルフ役を演じていたそうな…!!今の北村さんに青年ルドルフ役演じてほしいなぁ…(四季に在籍されている限りは無理ですけども…)

 

 

ジーニー:瀧山久志さん】

・瀧山ジーニーはいつ観ても120%のクオリティを出してくるので安心して観られます。以前アクシデントが起こった時も臨機応変にきっちり冷静に対応されてましたし…。やっぱりリアル魔人なんじゃないかなぁ。

 

 

ジャスミン:岡本瑞恵さん】

・歌はいつも通り素晴らしく、この日はカーテンコールでいつも以上にがんがん踊っていらっしゃいました。アラジンとジャスミンって、カーテンコール最後ではわりと同じ振り付けをしている気がしますが、この日は岡本さん1人でノリノリでした。笑

 

あとこの回は女性アンサンブルが特に素晴らしくて…!

占い師枠の松本菜緒さんのパワフルな歌声を久々に聴けたのと、ジャスミンの侍女枠の相原茜さんの美しさにびっくりでした!