気がついたらこの時期は毎週観劇していて、この時は6週目に突入しておりました。すっかりミュージカルにハマったなぁ…。
再びジャパニーズ・フォーシーズンズの美しきハーモニーを堪能してきました！！
前回観劇したのが８日前。
たった８日しか経っていないのに、今回の方が圧倒的に良かったです。前回はみんな本調子じゃなかったのかな…？と疑ってしまうレベルで違いましたが、座席の違いもあるかな…？今回は劇場のちょうど真ん中あたりで、音が綺麗に飛んでくる場所だったのが功を奏したのか…。
それと前回と今回の間に、映画版を見たので、観る私自身の理解が深まっていたことも、前回より良く感じた要素の１つかもしれません。
以下印象的だったこと。
・この日２回目観劇の私ですらわかるレベルの、中川フランキーと中河内トミーのおふざけアドリブ。笑
ぱっと見は真面目にお芝居してるんですが、お互いにどんなアドリブをかましてくるのか、腹の内を探りあってる様子が面白かったです。笑
・トミーが昔働いていたボーリング場を４人で訪ねるシーン。トミーがボーリング場の人に「お前！昔ズルしてたやつだな！？」的なことを言われるんですが、それを聞いた中河内トミー、何を思ったかのどを手で軽く叩きながら「一度も来たことありませぇぇぇん」（宇宙人ボイス）って言っててw完全に人を舐め切った態度すぎるwトミーは人間的にアレですが、中河内さんが演じるとどうにも可愛らしくて憎めないです（途方もなくかっこいいですし←）
・今回は座席の位置的に、トミー登場シーンがものすごく近くて、カメラに向かってキメ顔してる中河内トミーをほんっとうに目の前で見られました。途方もなくかっこいい…（２回目）ちなみに初回で気になった喋り方ですが、この日は比較的聞きやすかったです。私の耳が慣れたのかな…？
・トミーとボブのキャラが、水と油すぎて面白かったです。笑
刑務所に入れられてビビるボブを、トミーなりに元気づけようとして、♪Big Man in Town♪の替え歌をフランキーの声真似で歌ったり（そしてボブに怒られる）、♪Walk Like A Man♪の意味が分からず「男のように歩けって女かよっ！！！！！」というおバカなつっこみをしたり（そしてボブがフランキーに「ねぇこれ何の確認～！？」ってふにゃふにゃ声で泣きつく）
・前回も素晴らしかった海宝ボブの♪Cry For Me♪、もはや鳥肌が立つのを通り越して骨がぞわぁぁぁってしました。誰かの歌を聴いてあの感覚になったのは初めてでした。スーパー爽やかな顔で、劇場の天井が崩れ落ちそうな声量出すのすごくないですか？？？声帯どうなっちゃってるんですか？？？？？
最初は（ホントに今歌うの？？）みたいに、深呼吸をしてからそろそろーっと歌い始めるのに、フランキー＆ニック＆トミーが順番に入っていって、どんどんテンションが上がっていき（それに伴い声量も爆発していって）、客席のボルテージもボブのテンションに引っ張られてどんどん高揚していくのを肌で感じました。
・♪December, 1963♪は、事後のドヤ顔と無駄にいい声でめっちゃ笑ってしまう…w
・今回1番引き込まれたのは、トミーの借金が明らかになって4人で話し合うシーン。緊迫感がすごすぎて、気づいたらなぜか歯を食いしばって見ていたようで、2幕最後は歯がちょっと痛くなってました…。笑
特に福井ニックのお芝居に圧倒されました。前回に比べたら今回の方が怒りの度合いが格段に上がっていて、ずっとずっと我慢を重ねてきたニックの気持ちが痛いほど伝わってきました。福井ニックの熱演に引っ張られたのか、中川フランキーの演技も熱量を増していて、トミーに対する当たりがかなり強くなってたし、中河内トミーもそれに対してめちゃめちゃ反発してました。前回はフランキーに「座れ」って言われて素直に座ってたのに、今回はてこでも動かず立ったまんま、むしろフランキーに詰め寄って行ってました。役者さん同士のお芝居の相乗効果が生まれる瞬間を、初めて目の当たりにした気がします。
・♪Stay♪はフランキー、ボブ、ニックで歌いますが、深刻そうな表情のフランキーとボブに対して、ニックはどこか解放されて晴れ晴れとしたような表情なのがすごく悲しかった…。
・中川フランキーもお芝居が前回にも増して良かったですし、何より前回あまり惹かれなかった歌声が、今回少し好きになれました…！
・♪Can’t Take My Eyes Off of You♪を、１人でぽつんと歌って喝采を浴びるフランキーはやっぱりどこかさみしそうで、哀愁が漂っててなんとも言えない気分になります。ミラーボールやらホーンセクションのせいで、余計彼の孤独が際立って見えた気がします。
好きすぎてネイルしてみました。
セルフなのであまりうまくないけど、結構気に入ってます♡
