Der Lezte Tanz

観劇、映画鑑賞、読書のキロク。たまにひとりごと。

映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」:信じれば何にだってなれる

映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」

監督:田中亮
出演:長澤まさみ東出昌大小日向文世小手伸也関水渚ビビアン・スー、白濱亜嵐、古川雄大滝藤賢一三浦春馬江口洋介北大路欣也、他

 

(あらすじ)
世界的な大富豪、レイモンド・フウ(北大路欣也)が亡くなった。彼には長女のブリジット(ビビアン・スー)、長男のクリストファー(古川雄大)、次男のアンドリュー(白濱亜嵐)がいるが、遺言状には「末の子供、ミシェルに全財産を贈与する」と書かれていた。
ダー子(長澤まさみ)はこの噂に乗じて大金をせしめようと、コックリ(関水渚)という少女をミシェルに仕立て上げ、ボクちゃん(東出昌大)やリチャード(小日向文世)と共にフウ家に乗り込むのだが…。

 

(感想)
ドラマ未見。
映画1作目未見。
なんならメインで出ている某俳優さんは、不倫だ離婚だと騒動になるずっと前からものすごく苦手。


なのに見てしまいました。


すべてはフウ家長男・クリストファーを演じる古川雄大さんのため…!!(単純)

 


というわけで、「コンフィデンスマンJP」には1ミクロンの思い入れもない私。物語に入り込めるわけもなく、終始「へぇー」(ポップコーンもしゃもしゃ)みたいなテンションで見てしまいました。俳優さん目当てに見る作品じゃなかったですね…。


正直に言っちゃうと、物語としてそんなに…いや、ほとんど面白いと思えませんでした。

 


今回の脚本を書かれている古沢さんの作品だと、ドラマ「リーガル・ハイ」は大好きなのですが…あれはコミカルな中に考えさせられるセリフがあったり、堺雅人さん&新垣結衣さんの絶妙な掛け合いが楽しかったり、個人的なツボがあったからハマったのかも。

 

こちらの作品、興行収入も良いみたいですし、愛用してる映画アプリ・Filmarksでもやたら点数が高くてびっくり。

私どんでん返しモノダメなのかな〜。

(「ユージュアル・サスペクツ」もハマれなかった人)


あとお楽しみで色々ゲストを入れ込むのは、見てて楽しいけど、本人そのままで出てこられると何だかなぁと興ざめしてしまうのは私だけでしょうか。
某夫人とか。


ダー子さんがコックリちゃんに
「信じれば何にだってなれる」
って伝えるのは良かったです。

まぁ彼女らの目的が詐欺なので、それで本当に良いんか!?とは思ったけど。

 


お目当ての古川雄大さん。
何せ彼のあの彫刻のようなご尊顔を、映画館の大画面で見るのが初めてだったので、演技がどーのこーのと思う前に「顔の圧がすごい」で終わってしまいました(IQ5の感想)

「貧乏人にはこれでもくれてやる」とばかりに、冷めた表情でコインを床にばらまいてる姿は最高でしたが。率先して拾いたい(IQ5の感想)

あとなんで1人だけ青いカラコン入れてたのか知りたいです。姉も弟も、瞳の色は青じゃなかったように見えたので。


物語の顛末よりも、フウ家の長女・ブリジット役のビビアン・スーさんに1番びっくり仰天しました。

私が小学生の頃、ポケビとブラビだったら圧倒的にブラビ派だったので、まさかこんなところで再会するとは(話が通じる方は心の中で私と握手!)
そして当時の美貌が全く失われておらず、というかちゃんと歳とってます??レベルで若々しかったです。45歳だなんて嘘だ…。

 

あと長澤まさみさんは可愛かったけど、「キングダム」のかっこいい長澤まさみさんの前には敵わなかったです(楊端和様〜〜〜!!)

 
かわいいと言えば、物語のキーパーソンとなるコックリちゃん。
途中まで広瀬すずちゃんかと思っていたのですが、洗練された姿になったときに(あれ?なんか違う?)と思い、エンドロールで確認したら関水渚ちゃんという、全くの別人でした。
渚ちゃんめっちゃ可愛かったけど。

これが個人的に1番のどんでん返しでした(やめなさい)